変われない政治家と、変わるしかなかったプロ野球監督

仕事で、ここ数年店舗の現場を離れ本部的な立ち位置でしたが、秋ごろから最前線でがっつり働いています。

自分が店長になりたての十数年前と比べると、社会環境が大きく変化していて従来のやり方が通用しなくなっていることをひしひしと感じます。

仕事の現場視点で見ると、現状維持しかしない政治家の働きぶりは違和感でしかありません。
対照的に、変わることができた人の言葉にはとても共感できます。

元プロ野球監督の野村謙二郎氏(亡くなったノムさんとは別人)は、低迷するチームを再建すべく監督として奮闘する日々を回想して「変わるしかなかった」と記しています。

僕は殴り込みのような気持ちでチームにぶつかっていった。(中略)
しかしがむしゃらにやったのはいいが、1年間自分なりのスタイルでやってみて思うような結果は出せなかった。
僕は何かを変えなければいけないと強く感じていた。
これまでと同じやり方を続けていてもチームは強くならないと痛感していた。 (中略)
新しい考え方に慣れるまでは、本当に苦労した。
それは考え方を変えるだけでなく、自分の哲学を曲げることと同じだった。
正確に言えば曲げるわけではないが、現実に合わせていったんフタをするという感覚だった。
そんなふうに僕がこれまでの経験則を捨ててまで新たなやり方をトライしたのは、
何をおいても結果を出したい、チームを強くしたいという気持ちがあったからだ。(中略)
現実の勝利のためには、僕の理想なんてちっぽけなものでしかなかったのだ。

本当に大切なことを維持する(獲得する)ために、枝葉末節を変えていく姿にとても共感できます。

ひるがえって、岸田首相、立憲民主党泉代表に言いたい!
あなた方が現状維持の言い訳として語る「伝統」や「前例」は現実に合っていますか?
あなた達にとって皇室について「現実に勝利する」とは具体的にどういう状態ですか?
そもそもアンタがたに理想なんてあるんですか!?
皇室に興味がないのならば、正直にそう言ってもらいたいです。
そして日本の命運を決める地位から降りていただきたい。
日々、「変わるしかない」現場に立つ身としては、生ぬるい仕事をしている政治家に怒りを禁じえません。

千葉県 まー

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