Twitter最前線2/20 女王陛下からまっとうな意見

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本日も論破祭りでないTwitter最前線です。
妄想族たけさんが、女王陛下に質問しています。

女王陛下から返信を頂き、「男系派は小馬鹿にするが、皇位継承について英国から学ぶべきことが多い」と返す妄想族たけさんに。女王陛下が至極まっとうなツイート

今は男だ女だ。男系だ女系だなんて関係ないんです。何をしてくれたかです!

もうこれ以上の説明が要りますか!

女王陛下のアカウントは、歴史学者の君塚直隆関東学院大学教授が管理されています。
ゴー宣道場師範 倉持麟太郎弁護士のYouTube番組に出た回が印象に残っています

男だ女だ男系女系だが大事なのでなく、何をしてくださっているか。
ここ大事にしてこれからも活動して参ります。

文責 公論サポーターTwitter管理人 ふぇい

2 件のコメント

    妄想族たけ

    2023年2月20日

    取り上げていただき有難うございます。

    追記で毎日新聞の記事を添付させていただきます。こちらは2020年11月25日 小林よしのり氏、高森明勅氏、矢部万紀子氏、君塚直隆氏により参院議員会館で行われた「緊急シンポジウム 皇位の安定継承に向けて」の記事です。(但し、有料記事ですので、一部のみご紹介します。)
    君塚氏による、とても重要なご指摘です。

     今後、皇室に悠仁さましか残らない。結婚による臣籍降下で皇室から女性はいなくなってしまう。英国では、国王の娘である王女は一人だけ王室に残る。エリザベス女王の娘アン王女は英国オリンピック委員会の総裁だから、来年に東京オリンピックがあれば日本に来るでしょう。英国には20人くらいの王族がいて、公務を担っている。日本の場合はそもそも皇族が少ない。どんどんいなくなってしまう。皇女だけではだめだ。私は女性宮家という言葉は嫌い。男でも女でも皇族に生まれたら宮家を創設して、一代限りなんて言っていられない。

     明治天皇までは側室があった。側室がいても皇位継承は大変だった。今の天皇の直系の先祖である江戸時代の光格天皇も、閑院宮(かんいんのみや)家という分家から来た。大正天皇以後は一夫一婦制となった。気がついたら皇室は女性ばかり。男系男子を一夫一婦制で守っていくのは大変だ。

     ヨーロッパはキリスト教だから、王室は一夫一婦制だが、男系男子による継承だった18、19世紀のスペインやオーストリアでは、王位継承戦争になった。その後、オーストリア帝国のハプスブルク家は女帝マリア・テレジアの後、息子のヨーゼフ2世は女系だった。以後は第一次世界大戦で敗れてオーストリア帝国が滅亡するまで、女系で続いた。男系継承が難しいのは、ヨーロッパの歴史が全て物語っている。

     今の時代なら女性か男性かは関係ない。スウェーデンは1979年に、王位継承は第1子を優先すべきだとした。スペインでは男子が優先だが、女性も王位を継げる。

     日本は何で男系男子にこだわるのか。男系男子でなくなった瞬間に、日本の天皇家は世界から軽んじられるのか。それは違うというのを体現しているのは、英国のエリザベス女王だ。英国は中世から女系継承だった。大英帝国を築き上げたビクトリア女王の後、長男のエドワード7世は女系だ。それを継ぐ現在のエリザベス女王は女系女子だが、世界で軽んじられているか。英国で国民統合の役割を果たしている。

     男系男子でなければ日本の天皇家はだめだというのなら、(男系継承が途絶えれば)それで終わりだ。21世紀においては、国民からの支持がなければ王室も皇室もない。男系とか女系とかは関係ない。ベルギーでは愛子さまと同い年のエリザベート王女が王位継承順位1位で、即位すれば国軍の総司令官となる。今は士官学校に通っている。国を守るために必死に戦っている姿を、国民は分かっている。

     エリザベス女王を73年にわたって支える夫のエディンバラ公は、ギリシャ王室の生まれで、時代に合った改革をしないといけないと主張している。エディンバラ公の言葉を紹介したい。「ヨーロッパの君主制の多くは、その最も中核に位置する、熱心な支持者たちによってまさに滅ぼされたのである。彼らは最も反動的な人々であり、何の改革や変革も行わずに、ただただ体制を維持しようとする連中だった」

    https://mainichi.jp/articles/20201126/k00/00m/040/458000c

    妄想族たけ

    2023年2月20日

    取り上げていただき有難うございます。

    追記で毎日新聞の記事を添付させていただきます。こちらは2020年11月25日 小林よしのり氏、高森明勅氏、矢部万紀子氏、君塚直隆氏により参院議員会館で行われた「緊急シンポジウム 皇位の安定継承に向けて」の記事です。(但し、有料記事ですので、一部のみご紹介します。)
    君塚氏による、とても重要なご指摘です。

     今後、皇室に悠仁さましか残らない。結婚による臣籍降下で皇室から女性はいなくなってしまう。英国では、国王の娘である王女は一人だけ王室に残る。エリザベス女王の娘アン王女は英国オリンピック委員会の総裁だから、来年に東京オリンピックがあれば日本に来るでしょう。英国には20人くらいの王族がいて、公務を担っている。日本の場合はそもそも皇族が少ない。どんどんいなくなってしまう。皇女だけではだめだ。私は女性宮家という言葉は嫌い。男でも女でも皇族に生まれたら宮家を創設して、一代限りなんて言っていられない。

     明治天皇までは側室があった。側室がいても皇位継承は大変だった。今の天皇の直系の先祖である江戸時代の光格天皇も、閑院宮(かんいんのみや)家という分家から来た。大正天皇以後は一夫一婦制となった。気がついたら皇室は女性ばかり。男系男子を一夫一婦制で守っていくのは大変だ。

     ヨーロッパはキリスト教だから、王室は一夫一婦制だが、男系男子による継承だった18、19世紀のスペインやオーストリアでは、王位継承戦争になった。その後、オーストリア帝国のハプスブルク家は女帝マリア・テレジアの後、息子のヨーゼフ2世は女系だった。以後は第一次世界大戦で敗れてオーストリア帝国が滅亡するまで、女系で続いた。男系継承が難しいのは、ヨーロッパの歴史が全て物語っている。

     今の時代なら女性か男性かは関係ない。スウェーデンは1979年に、王位継承は第1子を優先すべきだとした。スペインでは男子が優先だが、女性も王位を継げる。

     日本は何で男系男子にこだわるのか。男系男子でなくなった瞬間に、日本の天皇家は世界から軽んじられるのか。それは違うというのを体現しているのは、英国のエリザベス女王だ。英国は中世から女系継承だった。大英帝国を築き上げたビクトリア女王の後、長男のエドワード7世は女系だ。それを継ぐ現在のエリザベス女王は女系女子だが、世界で軽んじられているか。英国で国民統合の役割を果たしている。

     男系男子でなければ日本の天皇家はだめだというのなら、(男系継承が途絶えれば)それで終わりだ。21世紀においては、国民からの支持がなければ王室も皇室もない。男系とか女系とかは関係ない。ベルギーでは愛子さまと同い年のエリザベート王女が王位継承順位1位で、即位すれば国軍の総司令官となる。今は士官学校に通っている。国を守るために必死に戦っている姿を、国民は分かっている。

     エリザベス女王を73年にわたって支える夫のエディンバラ公は、ギリシャ王室の生まれで、時代に合った改革をしないといけないと主張している。エディンバラ公の言葉を紹介したい。「ヨーロッパの君主制の多くは、その最も中核に位置する、熱心な支持者たちによってまさに滅ぼされたのである。彼らは最も反動的な人々であり、何の改革や変革も行わずに、ただただ体制を維持しようとする連中だった」

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