【連載】倉山満の新著「決定版 皇室論」を斬る! (その10)

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(編集者より)
私見では、二章に入ってからこの本、タガが外れたような文章になってきているような気がしており、今回も不敬発言のオンパレードに拍車がかかるのか?サトルさんはどうか?では、どうぞ(_ _)>

P93
「御成長~お妃探し~お世継ぎづくり」と、当たり前のことを当たり前に行うのは誰の人生にとっても当たり前ではないのです」

「当たり前」の表現に引っ掛かりをおぼえますが、反応してると先に進みません。

「既に、悠仁殿下のお命を狙う不逞の輩……」
「今は皇族が少なすぎて、皇統保持の危機なのです。」

P95
「お妃探しにしても「皇族相手ならどうせ名誉毀損裁判~」……略……」

基本的には正しい……が、それは愛子さま、佳子さまにもいえること。確かに現行の皇室典範ではそのまま当てはまる。だからこそ、その状況は危険。「皇族相手なら……」も当然だが、「一般人のご結婚相手(候補も含め)なら大丈夫」にはならんよ?倉山。
再三にわたって著書内で「小室圭氏……眞子さまの伴侶」、その取り上げ方……名誉毀損ではないのか?
細かいようだが「お妃」という表現も「底意」を感じる……まあ、これは私の邪推かもしれない。

同頁最後から

「女系天皇容認論者として知られる皇室研究者の高森明勅氏は著書『「女性天皇」の成立』(幻冬舎)の中で、皇族減少にともなう公務の負担軽減策など誰も求めていない、と言い切っています。」高森氏は善意で……略」
「……ごもっともです。そこだけ聞けば、と言うしかありません」
「しかし、皇室においては、お世継ぎづくりが最優先です。ご公務などはお世継ぎづくりの後ではいいのではないでしょうか……」
「……「ご公務が忙しくてお世継ぎが生まれない」など本末転倒です。」
「……いっそ、学校など行かずにいち早くご結婚いただくこと何よりに優先事項ではないでしょうか。」
「もう一つ。「悠仁親王殿下は留学されると良い」という人は、わかってないか偽善者と私は断じます。」

ため息しか出ない。しかも、その後で、

今上陛下が留学され、自由を満喫されたのは、弟君がいらしたから……」と。

ここにも「底意」が見え隠れするんだが……。

つづく。この後は、「有識者会議」の参加者(第一回から)の参加者に絡みだす倉山編になります。

文責 東京都 サトル

7 件のコメント

    チコリ

    2023年3月4日

    「しかし、皇室においては、お世継ぎづくりが最優先です。ご公務などはお世継ぎづくりの後でいいのではないでしょうか……」
    こんな事、よく言えるな。
    このドン引き発言もっと拡散しましょう。
    この人いつの時代の人なの?

    urikani

    2023年3月2日

    サトルさん、苦行を続けていらっしゃること、尊敬しかないです!
    ( ;-; )
    お世継ぎ作りを「当たり前」とか
    学校行かずに結婚しろとか…
    ほんと引きます。
    このおっさんキモ過ぎる…
    (‐д`‐ll)オェ

    (以前のコメントへのご返信も読んでおります。ありがとうございます♪̊̈♪̆̈)

    サトル

    2023年3月2日

    基礎医さん
    いや、それは正解と思ってますよ。
    ずっと。
    だから女性のいう「気持ちが悪い」がまさに……と思っています。
    マウントヒヒかなと。

    基礎医学研究者

    2023年3月2日

    サトルさん
    1言だけ。なるほど~確かに言われてみると、自分もそんな感じがすごくしてきました(# ゚Д゚)。でも、本質は以前、「愛子天皇への道」のブログで三味線さんがいっていた(https://aiko-sama.com/archives/23017)、「しかし、全然関係ないけど、コイツもてんやろーなー」がすべてと、自分は思いますが(失礼ながら、文章だけならまだしも、動画で実像見てしまうと、ますます確信の粋に自分、達しています( ̄ー ̄)ニヤリ)

    サトル

    2023年3月1日

    基礎医さん
    第二章から、タガが(元々あれば……)外れていくのですが、どうも……彼は男系、女系……以前に「女性観」になにか捻れているモノを感じるんですよね。最近の科学成果では、生物学的には性別はグラデーションがあるとのこと。勿論、そのことだけをもって社会的な判断を下すのは様々な社会的な軋轢を生みますが、それよりずっと根本的な「蔑視感」が彼らダンケーにはある気がします。ゲイとレズにも「叩きかたの違い」がある気もしますし。第二章の彼の評価は「女性」には、「同じ陣営(笑)」であっても、根底に「女性への蔑視感」を感じます。もちろん、笹師範に反応する態度にも。

    ゴロンさん
    仰るとうりかと。
    ただ、本当に読んだ?とも思うんですよね。そもそも、「本を読む習慣がある」のかも疑問ですし、内容も論破以前に支離滅裂ですし。(その時になって)まさか「秘書がやったこと(読んだこと)なんで……」とも、釈明に使えないし(嗤)。
    どうすんですかね?

    ゴロン

    2023年2月28日

    サトルさん、お疲れ様です。このブログでつまみ読みするだけでも、キツイです。この本を、なるほど、と読んでいる輩がいるとは信じられないですが、かの国会議員どもは読んでるのでしょうね。世も末です。

    基礎医学研究者

    2023年2月28日

    (編集者からの割り込みコメント)いや、正直、今回は倉山の本性が出てきたような箇所でしたね。特に、95ページの「公務の前に、もっと重要なことはお世継ぎの・・・」。何か江戸時代の大奥にタイムスリップしたような妙な気分になり、そして逆上しました(# ゚Д゚)(お前、絶対「皇族」の方々の人格とか考えていないだろう!」と。で、ここまでいうのならば、世間に堂々と、「みなさまの感覚とは違いますが、皇統を存続させるためには、側室制度も復活させて・・・」と言う覚悟があるのか?ということに、なりますが。少なくとも、責任ある立場の国会議員がこのようなことを遡上に載せるとは、まず思えませんけどね。最後に、やはり思います。「この本は、一体誰に語りかけているのだろうと?」

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