週刊新潮の記事を読みました。
有識者会議に始まり旧宮家養子案に終わる、完全な謀略記事。交際の噂をでっち上げて、旧宮家養子案をゴリ押そうとする魂胆が見え見えです。
八木秀次が示す「常陸宮家へ養子に入ってからご結婚」という「復帰シナリオ」を、皇室、賀陽家双方のご意向そっちのけで勝手に妄想を膨らませているだけにも関わらず、さも現実味のある話であるかのように吹聴しているのが悪質です。旧宮家の家柄を理由に「常陸宮家へ養子に入る」のは「門地の差別」を禁じる憲法１４条違反となることなど、当然書かれてはいません。
そもそも旧宮家養子案は、愛子さまとの結婚とは全く別の話なのだから、
賀陽家子息との交際の噂をテコに養子案を既成事実化しようとするのは筋違いです。
肝心の愛子さまと子息との交流の話ですが、4ページにわたる記事の中で、相変わらず「匿名の」皇室ジャーナリストによる、以下の伝聞情報だけ。「そうした機会（L.K註：親同士の交流）がきっかけで、賀陽家の兄弟は愛子さまとの交流が始まったと聞いています。とりわけ弟さんは愛子さまと4歳しか違わず、年代が近いこともあってことのほかお話が盛り上がり、最近も御所で面会していたというのです」
先行する週刊女性、女性セブンの焼き直し！
父親であり賀陽家当主である正憲氏（生まれながらの国民です）も含め、当事者への確認取材は、今回もありません。
何よりも、プロフィールや人となりなど、全体を通して長男・次男両方をほとんど一括りに扱っていることが異常です。内心「交際を匂わせられれば、長男でも次男でもどっちでもいい。」と思いながら書いたんでしょう。
これで本当に交際が進んでいると信じる方が無理な話です。
倉山満はここぞとばかりに、報道をデマと断じる双系派を偽善と貶め、
「愛子殿下が仮に「旧皇族の方と結婚したい！」と仰れば承詔必謹、心よりお喜び申し上げるべき。少なくとも報道の段階なら見守ればいい。」
などと自分のブログで書いていますが、愛子さまも賀陽家も何も仰っていませんし、報道に喜び騒ぎ、利用しようとしているのはむしろ倉山ら男系カルトの方なんですけどね。
「静かに見守れ」というのなら、望み通り、交際とはまったく関係なく、
安定的な皇位継承のための議論を進めようじゃないか、
というだけの話です。
安定的な皇位継承を議論する上で、愛子さまの結婚相手が誰であるかは関係ありません。皇室典範の男女差別をなくし、女性・女系天皇、女性宮家を認めればいいだけです。
そして、愛子さまは既にこうした報道が出てくるようなご年齢であり、猶予は全く無いこともよりハッキリしました。
倉山や長島昭久も、旧宮家養子案を実現したいなら、
・皇室が養子を望んでいない
・旧宮家が皇室に入る意思を持っていない
・「門地の差別」を禁じる憲法１４条違反
という３つのハードルをさっさとクリアしよう！
言うまでも無いけど、結婚するのと養子になるのとは全く別問題だからね！
無論、男系にこだわる限り、安定継承には何一つ寄与しませんが。
文責 静岡県 L.K
5 件のコメント
チコリ
2023年3月11日
因みに「～関係者」て八木秀次でしょう？
いいね、100連発！
れいにゃん
2023年3月10日
週刊新潮内で、過去の報道についての情報共有はできているのでしょうか？
今回のは改めて取材した形跡もない噂話を垂れ流したもの。匿名の「関係者」が「～と聞いています」の臆測だけ。新潮さん、男尊女卑を承知で言うけど、井戸端噂話が醍醐味の女性週刊誌をソースに記事作ってないですよね？まさかね？
因みに「～関係者」て八木秀次でしょう？
基礎医学研究者
2023年3月10日
（編集者からの割り込みコメント）興味深く読ませていただきました。いや、まさか週刊新潮にこのような記事が載るとは思いませんでした。週刊新潮は、かつて旧宮家の方々を追跡調査し、しかもここで名前の出てきた賀陽家の当主の方から「めっそうもない！」という談話をとったのではなかったでしょうか？そうだとすると、１８０°異なる論調なので、がっかりですね＿|￣|○（まあ、といいつつだいぶ、ショックアブソーバーができてきましたが）。で、L.Kさんのブログで強調したのですが、こんなほぼ噂話で記事になってしまうということは、皮肉にも「もう時間がない」ということは、実は「ダンケー」の方々もわかっているのではないか？(￣ー￣)ﾆﾔﾘと思った次第です（いくらなんでもドローは、国民の目があって許されない、と思い始めたか？）
チコリ
2023年3月10日
週刊新潮にも！
チコリ
2023年3月10日
冷静に論破ありがとうございます。
読んでるだけでイライラして不愉快で血管がブチギレそうになりました。遅くなりましたが、週刊女性、女性セブンに抗議します！
逆賊中の逆賊！八木(もう呼び捨ててでいいですね？)を論破祭りで木っ端微塵に吹き飛ばしましょう！もう絶対に許せない！