愛子天皇論第10回感想:11.“リアル”とは、“単細胞”的思考のコトデスカ!(基礎医学研究者さん)

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SPA第192章「男野系子のリアルな反撃」を読みました~!
いや、今回は多少意表を突かれました~

まず、印象に残ったこと
・冒頭のシーンで、さりげなく掲げられていた「喫茶D○○ke」がよかったですね~(^_^)
・個人的には店の中でも外でも、誰もマスクをしていないのが、目を惹きましたね(3月13日以降だからでしょうか)!

・今回、小泉元首相と岸田首相、2人の描写は、(作者の)好感度が高い印象を受けました(これは、平成の有識者会議の報告書と、現在の総理への印象を反映しているのでしょうか?)。

つぎに、思ったこと
モブキャラのお二人から、「ダンケー」にも軽度から重度まで、グラデーションがある、ということです(水脈については、ギャク的な描き方はされていますが、自分に言わせると妙にリアル、です( ̄▽ ̄;)。ただ、2人から共通に引き出されるのは、結局「伝統≒男系」という安易な考えにすがる方が楽であり、“思考する”持続性に耐えられない、ということかと。

男野系子が、直系よしりんに説得されかかっているという印象は、今回も変わりません(そして、感情移入できるキャラであるということも)。ただ、この人の場合は、自分の価値観を家族のために根本から崩された結果「ダンケー」になってしまったために、みなぼんさんの言われるように「敗因の分析」はまったく間違っているとは思いますが、「男系継承は絶対!」という執念を発揮して、自分たちに引き付けた論点を持ってくるところが「一筋縄ではいかないところ」、と感じました。

さらに、これまでに展開された直系よしりんの論破を、「理論上のこと」と言い切ってしまわれると、一体論理的な説得など可能なのかどうか!意外に難題のように思えてきました(これは、普段皇室のことを意識していない「なんとなく皇室が存在している」と思っている庶民に対する説明としても、同様の性格を持っているのかもしれません)。

このことは、自分自身も考えなければいけない“問題”とは思いますが、次回の展開にさらに期待です!

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