地盤も皇位も女子が継ぐ時代では?~男系派に待ち受ける罠

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 皆様、「罠の戦争」は観ておられましたか?本作は、政治家の秘書として活躍していた鷲津亨(草彅剛)が息子・泰生(白鳥晴都)の事故を切っ掛けとして政治家の道へ踏み込み、政界の秩序を守るためなら弱者を踏みつけても構わないと考える大物政治家たちを罠に嵌めていくという内容です。

 (以下、ネタバレあり)

 ドラマの終盤では鷲津自身が権力という魔物に取り付かれて変貌し、自分のために動いてくれていた秘書たち(杉野遥亮・小野花梨)や共闘していたジャーナリスト(宮澤エマ)、共に政界の浄化を目指した仲間の政治家・鷹野(小澤征悦)、息子の仇討ちを一緒に戦ってきた妻・可南子(井川遥)とも離反していきます。そんな中、女性を支援するNPO活動のことで妻から相談されても取り合わなかった亨は離婚を切り出され、泰生が「お父さんが変わったのは自分のせいなのかな?」と責任まで感じていることも聞かされて再び覚醒します。そして、自身の金銭スキャンダルを暴いた週刊誌報道に反論すると言って記者会見を開き、その場で幹事長(鶴巻:岸部一徳)や総理・竜崎(高橋克典)の不正を全部ぶちまけようとしますが会見場では途中で制止され、想定済みだったので直ぐに議員会館の自室でネット会見を開いて全てぶちまけました。

 ラストでは元厚労大臣・鴨井(片平なぎさ)の支援を受けて選挙に勝った可南子が空いていた鷲津亨の議席(千葉15区)を獲得し、蛍原(小野)と蛯沢(杉野)も秘書として雇われ、さらに犬飼(本田博太郎)時代から秘書として最強スキルを誇っていた亨も離婚して配偶者ではなくなったので可南子の秘書として採用されました。

 さて、ここまでドラマの紹介を続けてきましたが、言いたいことは一つです。世間一般の家業と同様に政治家の地盤も妻が受け継いで良く、妻が議員として立ち(夫の地盤を継ぐ)、それを夫が支える…という形も神代や古代のヒメヒコ体制から続く我が国の伝統ではないのか?つまり愛子様が天皇として立ち(世襲なので父からの直系継承)、夫(一般人)が皇婿として支えるのは伝統ではないのか?ということです。それを許さない男系派の政治屋や言論人こそが儒教的反日カルト(統一協会)と一蓮托生の罠に嵌められるべき逆賊ではないのか?ということです。可南子と亨との最強タッグのような、愛子様と未来の夫君との最強タッグが組まれる日を私は切望しています。      

文責:京都のS

5 件のコメント

    京都のS

    2023年4月2日

     ただし様、※ありがとうございます。草彅君の戦争シリーズは、キャラの名前に法則があり、「銭の戦争」では苗字に色の名(白石・赤松・青池・紺野…)が付き、「噓の戦争」では苗字に漢数字(一ノ瀬・二科・三瓶・十倉…)が付き、「罠の戦争」では動物の名(鷲津・犬飼・鷹野・熊谷…)が付きました。
     ところで、ここでドラマの話題を出すとurikaniさんが出てくるはずなのに、なんか今回は静かですね~。
     いかん、愛子天皇サイトなのに関係ないコメントでした。では、これで締めましょう。

    鷲津「弱い立場に置かれた皇族方の痛み、想像くらいしてみろよ!」

    ただし

    2023年4月1日

     まず、ドラマの内容に引き込まれました。
     Sさまが、ライジングQ&Aコーナーで、ドラマの話題をあげられ、小林先生が楽しそうに返答されるのを、よく目にします。
     色々なドラマがあるのですね。
     登場人物の名字が皆、ひょっとして空を飛ぶ生き物になっていたのでしょうか。
     男系派は、時代についていけてないことに、改めて気付かせて頂きました。イケてないのでしょうね。

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2023年3月29日

     突撃様、※ありがとうございます。古代の首長は権力者でもありましたから、その地位を女性でも普通に占められた事実こそが日本の国柄ですよね。
     残念ながら劇中では、対外関係(対米従属)やグローバル化改悪、そして選挙を牛耳るカルト(統一協会)のようなセンシティブな問題は仄めかされることすらなく終わりましたが、それでもカタルシスを感じられる場面は用意されており、女性が立って終わるという時宜も得た秀作でした。

    突撃一番

    2023年3月29日

    まさに女性首長が日本列島の約半数を占めていた時代の、「男女双系」的価値観の復活祭みたいなドラマですね!
    愛子さまが天皇となられ、皇室の仲間入りをされたお婿さんとの間に生まれたお子様の「立太子の礼」が実現した時こそ、冊封以前の「オリジナル日本」に回帰した瞬間となるでしょう。
    シナ男系主義からの「独立記念日」と言っても過言ではありませんね。

    京都のSさん、教えていただいてありがとうございます!

    京都のS

    2023年3月29日

     予想しておられた方も居られましょう。Sのドラマシリーズ「罠の戦争」版を(笑)。
     男系派言論人は罠に嵌っていってますが、男系派政治屋はまだまだ健在です。弱者としての皇族方を踏みつける政治屋どもまでを「論破祭」で一掃しましょう。

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