【連載】倉山満の新著「決定版 皇室論」を斬る! (その29)

Post's thumbnail

(編集者より)
サトルさんの冒頭の言及は、ライジングに書かれたときと、本連載が掲載されるタイミングの“ズレ”、を反映しております(;^_^A。ただ、逆にこれはサトルさんの書かれたときの気分が反映され、編集者としては面白かった、ということでございます。さあ、今回は自分に言わせると、「ダンケー」同士の対決(頂上というスケールはない)ということになりますが…では、どうぞ<(_ _)>

なんというタイミングなのか……。倉山が新潮(※3/16号のことです)……正確には「八木秀次」を叩いてる紹介とシンクロしてしまう。

『「警告する権利」「激励する権利」「相談を受ける権利」』
との小見出しで、八木を叩く倉山。

どの口が……ではあります。

P160
「麗澤大学国際学部教授で憲法学を専門とする八木秀次氏は、「皇室の尊さは歴代天皇が神武天皇のY染色体を継承していることにある」との奇説を述べたので有名です。……」
「……それなどは「女帝にY染色体はありましたか?」で終了の議論です。」

そうだな。それはそう思うよ。でも、倉山の言うことも、「血」を信奉してる時点で「似たり寄ったり」だと思うぞ。

「……もっとも皇室に関して、こういう程度の低い議論をするので、「男系継承を主張する論者は頭が悪い」と「女系容認論」に走る人もいるので困り者です。」

いやいや(笑)
バカの「濃縮度合い」の問題で、たいして変わらんよ。
ちゃんと憲法も歴史も「基本」が解れば、君たちの理屈は、「ひたすらキモい」だけ。

「……その八木氏が『デイリー新潮』令和四(二○二二)年一月二十一日配信の『悠仁さまが「即位拒否」の懸念も「小室問題」であらわになった「教育係の不在」と「晒される皇室」』とタイトルされた記事中、取材に答える形で……」
「……「開かれた皇室という風潮には、スマホやSNSの普及も大きく影響しています。この数年で、誰でも気軽に意見ができるようになり、皇室が身近なものになり過ぎてしまいました。畏れる存在という意識が、世間からなくなりつつあるように感じます」とした後……」
「……「そんな中で眞子さんは、”私”を通したわけですが、皇室においてもっぱら個人のご意思が尊重されるような流れが定着してしまえば、これに続いて先々、悠仁さまが”天皇になりたくありません”と即位を拒否なさるようなことも、決してあり得ないとは言えません」と発言しています。……」

ば、バカが二人掛かりかぁ~!どっから手をつけたら……と悩んでいると……

「……なぜ小室眞子さんが記者会見で八木氏の意に添わぬ発言をしたら、悠仁殿下が即位を拒否することになるのか……」

く、倉山、そこかい!突っ込みそこかい! 
おまけに突っ込みかたも、大概な間違いだぞ!

倉山の八木への評価がそのまま倉山に……

「こういう程度の低い議論をするので「男系継承を主張する論者は頭が悪い」」……

ダンケ~スゲ~!!!(織田裕二風<(_ _)>)

3 件のコメント

    サトル

    2023年4月5日

    京都のSさん
    倉山は自分のことをあげる「棚」を沢山作る人物です。
    「工作」員かなんかじゃないかと(笑)

    基礎医さん
    奴の論理は辻褄が合わないのが常ですが、「近現代の皇室全否定が根本では?」と補助線……を引くと、「辻褄が合う」かと思います。そこは一貫してる……と、私は思います。

    基礎医学研究者

    2023年4月5日

    (編集者からの割り込みコメント)(せいいっぱい倉山寄りの立場で書くと)「σ(゚∀゚ )オレの邪魔するなよ~」ということでしょうか?でも….( ̄▽ ̄;)。これって、意見言う方も突っ込む方も、かなり問題ですよ。Y染色体の話は、まあ月刊「ムー」レベルなのでいいでしょう!でも、サトルさん言われるように、「血統」とかいっているのも根は同じかと。
     それよりも、眞子さまの結婚問題を通じて見えてくるのは、完全に「現代の皇室」の否定。これは、大問題発言ですよ!!
     自分に言わせると、SNSの発達により誰でも社会に発信できることの主体は、皇室の方々ではなくあきらかに大衆デショウ(庶民ではない)。この話は3/29付けの毎日新聞「水説」で古賀攻記者が問題にしていましたが、情報を発信するには「目の前の相手に言えるくらいの批評を行う節度」を保つことの大切さを言われていました。それは、感情むき出しの根拠のない言説が横行していることへの警鐘を鳴らしたものでした(なお、古賀氏の「水説」はこの回で残念ながら、終了となってしまいました)。で、開かれていない「皇室」とかが問題なのではなく、大衆のそのようなバッシングが続くのならば、それは「皇室終了」に大きく加担するということなのではないですか?
     皇族の方がどなたと結婚するかは静かに見守る。それが“国民のたしなみ“というものではないですかね。ご結婚相手の方は、皇族にはなれるが皇位継承権はないわけですから(現行の「皇室典範」でも)。でも、お子様には「皇位継承権」があるようにすれば、自然な流れで、「皇位安定継承」の道は開かれるのでは、ないでしょうか?自分はそのように思った次第です。

    京都のS

    2023年4月5日

     サトル様、お疲れ様です。何度も「おまゆう」って言葉が口をついて出ましたわ(笑)。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。