【論破祭り】不誠実で非常識なこと書く「研究者」、倉山満

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倉山の戯言にはハッキリ言ってもうお腹一杯なことは皆さまも同じでしょうが、倉山同様、大学の史学科(倉山が卒業した大学ほどの有名大学ではないですが)を卒業者した者としては、今日のブログの内容は素人ならばともかく、卑しくも研究者が書くこととしてはお粗末で見逃すことができない点があると思い、投稿させていただきました。

該当ブログ
https://office-kurayama.co.jp/?p=2104912

冒頭、小林先生に悪口雑言を吐いた後(名誉棄損で訴えられるレベル)、高森先生がこれまでブログで書かれたことがいかに不正確かということ指摘(アンタの指摘のほうが不正確だよ。)。

当然、私たち公論サポーターのことも、「ご挨拶」のように悪口を書いてくれています(小学生男子みたい・・・それ以下か?)。

さらに・・・

日本史では「女系」を認めるなんてありえないので。

と、単なる自分の主観を、現在の日本史学の定説のように書いております。

今をさること30年前、倉山が卒業した大学よりもかなりレベルの落ちる大学の史学科に在籍する私をはじめとする学生たちに、私の所属するゼミの指導教授は、「マジ」で史学とは何ぞやということを伝え、「ガチ」で日本史の真実に迫る方法を教えようとしてくださいました。

私が、教授から学んだことの一つは・・・

歴史史料を、現代に生きる者の主観で決して見てはいけない。

ということでした。

私よりも遥かに「偏差値の高い」大学、しかも大学院博士課程(前期)まで卒業し、研究者としてやっているお方が、歴史研究の基本的方法を全く無視したような書きっぷり。
日本史好きには、ハッキリ言って読むに耐えないシロモノでした。

私は日本史が大好きでしたが、自分には研究者としてやっていけるような才能はないし、これ以上両親に学費の工面をさせることは申し訳ないと考え、大学卒業後は専攻とは全く関係ない民間企業に就職しました。
後ろ髪を引かれる思いで大学を後にし社会人となりましたが、今日の倉山のブログを読んで、若かりし頃の私の決断は決して間違いではなかったと思いました。

こんな不誠実で、非常識なこと書く輩が、堂々と「研究者」と名乗れるのが日本史学界なのですから(今、働く業界も胡散臭い人はいるけれど、ここまでではないような気がします)。

愛知県 たこちゃん

紹介ツイート

8 件のコメント

    サトル

    2023年4月11日

    磯田道史氏が、鎌倉女学院高等学校での特別授業でこんなことを言っていました。(2019年6月11日 ※再構成して「歴史とは靴である 講談社文庫」で発刊)

    「……歴史とは、けっきょく、他者理解です。なるべく自分から離れて異時空を生きた人びとの了見をも理解しようとしたほうが、情報が多くなり、客観性が増し、歴史認識が深まります。」

    とても心に残った言葉です。

    『歴史資料を、現代に生きる者の主観で決して見てはいけない』の素晴らしい教えを、たこちゃんさんのブログで知り、思い出しました。ありがとうございます。
    倉山は……どうしようもないですね、改めて。学問……とりわけ、史学を語るには不適格者……かと思います。

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2023年4月11日

     倉山のブログや著書を読める人は凄いな~と思います。私などはムカついて1行も持たないと感じるからです。ツイートの短文や要約文を論破するのが精一杯です。

    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「日本史では『女系』を認めるなんてありえないので」
    尊皇派「w日本は有史以前から女系を含む双系社会だったことすら知らないんだね?ww」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「『女系』『双系』の定義が混乱したら、話が始まらない」
    尊皇派「君ら男系主義者と同じ感覚で女系主義者(女→女→女…で血統をつなぐことに至上の価値を置く人々)がいると思っとんのか?日本の国柄は双系社会じゃね?と言っとるんだがね」
    風間公親「倉山、君には言論を止めてもらう、これ(引退届)を書いて持ってこい…明日か明後日か、何なら今でもいいぞ?」

    基礎医学研究者

    2023年4月11日

    興味深く読ませていただきました。私、ハンドルネーム”基礎医学研究者”を名乗っているもので、”研究者”というタイトルのこのブログをどきどきしながら、見ておりました(;^_^A。
     たこちゃんさんの言われることはまったくその通りで、私見では「良い先生の指導をうけられましたね(^_^)」というのが、率直な印象です。自分は、一応理系の博士号を持った研究者ではあるのですが、おそらくは文系であろうと理系であろうと、”研究”という視点で文筆活動をするのならば、「客観性」という視点は必須だと思います。そう考えると、倉山のどこにそのような要素があるというのでしょう?これ、ものすごく素朴な疑問です、正直いって(。-人-。)。
     あと、Dr.U うさぎさんが詳細に「研究者」の基準を書かれているのを、ドキドキしながら読みましたが(自分は、前半の3つは大丈夫そうだーと安心しつつ(;^_^A)…そうなんですよね。わかっている人からみると、こんな「まずダンケーがあって・・・」というスタンスを崩さずに、オレ様的な文章を書いて、さらにまともな批判に耐えられずに「逆ギレ」する人が”研究者”というのは、たしかに滑稽(こっけい)な気さえ、自分は致します。
     Dr.U うさぎさんに、ちょっとだけ補足しますと、理系で研究活動を継続しようと思った場合、おっしゃられるように「研究者」を名乗るのは国家資格ではありませんが、「博士取得」というのは(研究者を続けるための)条件となり、いわば”運転免許証”のようなものかと思います(あくまでも、ややアカデミアの場合ですが)。それから、博士課程前期(修士課程)と後期については、基本後期課程に進む人が優れているなどということはまったくないはずですが、後期に進むということは、少なくとも「研究者」を目指すことにはつながると、自分は思います。そして、自分も現場でしょっちゅう直面しておりますが、博士課程は研究者になるためのトレーニングの場であり、最終的には医学部を除くと、コロナ論で話題になった査読付き論文とは別に「博士論文」というものを作成する必要があります。このプロセスを乗り越えられるかどうかが、実は本来「博士」を取得する意義につながっていくのだと、私見では思う次第でございます。

    Dr.U うさぎ

    2023年4月11日

    🐇
     ちなみに倉山くんは「博士課程(前期)」を修了していますが、この「前期」とは、いわゆる修士課程のことです。この過程では最短2年で修士号がとれます。近年では、もう少し学びたいという社会人の方が、修士課程に入ることも多いようです。
     そのあと「博士課程(後期)」に進むことができますが、これは最短3年ですが、歴史学系では実際は博士号取得までには5年以上かかります。普通は文系では、この「後期」の時期に、本当の意味で「研究者の卵」として、教授たちに、しごかれ、鍛えられ、育てられて、30歳が過ぎたくらいに「研究者」として自立する、というのがパターンです。
     倉山くんについては、この博士課程後期で「研究者の卵たち」が経験することになる、プロとしての厳しいトレーニングが、すっぽり抜けているということです。

    Dr.U うさぎ

    2023年4月11日

    🐇
     「研究者」は国家資格などではないので、そのように名乗るのは自由です。とは言え、ざっくりとした基準・目安のようなものは、あります。

    ・全国規模の学会に属していて、そこから出版される学会雑誌に学術論文(格の落ちる「紀要論文」ではなく)を何本も発表していて、定期的に学術発表も行っている。
    ・大学や研究所等に常勤の研究者(教授など)として所属し、文科省より「研究者番号」を与えられている。
    ・文科省の科研(科学研究費助成事業)のプログラムに参加している、参加した実績がある。

    以上に加えて、
    ・近年では大半の研究者は博士号を取得している。
    ・学術的に権威ある出版社(岩波とか筑摩とか明石とか)から著作を出している。

    なども一応の目安にはなります。

     以上のことは、あくまでも「外面的な」目安に過ぎません。実際には、以上の条件に当てはまらずとも、素晴らしい学識を持ち、後世に残るような著作を発表される方々もいます。逆に、以上の条件に当てはまっても、質の低い議論・言論しかできない残念な人たちもいます。
     しかし倉山くんは、天皇の本質についての議論で露呈したように、あるものの価値とか本質を「外面的要素」に求める性質があります。ですから、(さっと私が調べた限り)上の条件に一つも当てはまらない自分にコンプレックスを感じ、ことさらに自分のことを「研究者」として誇示しようとするのかもしれません。

     ちなみに、日本史学会とかの「業界内」では、倉山くんは「研究者」としては認められていないはずです(たぶん)。せいぜい、「あぁ、雑誌とかで、(私たち学者の書いた本を読んで好きなこと)いろいろ言って、ライトな本を量産している人ね」くらいの認識でしょう(たぶん)。
     

    ナクラ

    2023年4月11日

    私は「史学科」で学んだことはないのですが、倉山満氏の書く文章に違和感を感じていました。
    用語の解釈が独特で、しかも予め定義しない使っており、他者に理解を図る気のない唯我独尊に感じられます。
    まあ、所詮こんな人ということでしょう。

    mantokun

    2023年4月11日

    あの方、大学院博士課程まで修了されてたんですか…。
    あれで…((((;゚Д゚)))))))

    >日本史では「女系」を認めるなんてありえないので。

    こんなこと書いちゃう人は、研究者ではなくて運動家だと思います。

    チコリ

    2023年4月10日

    お見事です!
    有名大学とか一流大学とか、大学院博士課程、研究者とか、
    ほんっと邪魔ないらん情報ですよねー。
    書き起こしで更に、バカ丸出しぶりが暴露されまくっていますね!

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