第12回の感想です。
自分にとって複雑な感情に襲われる回であります。
皇室問題に対する立憲民主党への期待が泉代表の「先例・男系・直系が基本」という発言により相対的に下がってしまった訳ですから(それでも自民、維新よりはまだマシと考えているのですが)。
しかし、直系よしりんは先例に固執することの愚かしさを天皇・皇后のお振る舞いから指摘していきます。
側室否定については知っていましたが、稲作、養蚕がつい最近とは思いもしませんでした。
立憲民主党は皇室問題についてはどうするつもりなのかは定かではありませんが、少なくともジェンダー平等や同性婚・選択的夫婦別姓というような日本社会における先例破りを主張しているのだから、皇室に関してだけ先例を守れでは具合が悪すぎるでしょうよ。
泉代表にはせめて発言の修正をお願いしたいものです。
「先例・男系・直系は基本だが、安定的な皇位継承・皇室の弥栄のために基本を修正・変更することも必要」
くらい言えればいいのにと思います。
それにしてもラストの「先例破り」には驚かされました。
最後の「ごーまんかましてよかですか」は水戸黄門の印籠レベルの偉大なるマンネリに達していると思っていたものですから、新しいことをやってみようというよしりん先生の挑戦に頭が下がります。
ひょっとしたら、今後も愛子天皇論には新たな先例破りがあるかもしれません。
それに期待して次回を待ちたいと思います。