愛子天皇論第12回感想:16. 先例主義の論破、そして「漸進的刷新」というキーワード(京都のSさん)

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第12回を拝読しました。柿公家公園でサラッと主婦たちの会話に混じる直系よしりんが公論戦士Fさんばりの対人スキルと重なって笑いました。また自民党じゃなく変節した立民を最初に叩くのは良い戦略だと感じました。

今回の説得では、まずダンケー派が側室復活を言わない欺瞞(世間に受け入れられそうにないから)を突き、次に「伝統とは?因習とは?それが何か見せつけてやる~♪」という感じに、側室廃止、皇居での稲作・養蚕を例に倉山満あたりから長島昭久や泉健太に吹き込まれたであろう「先例主義」を徹底論破し、さらに上皇后陛下の伝統観を引きながら先例から因習を除いて魂・エートスを残す「漸進的刷新」というキーワードを出すまでの流れが見事でした。

そして因習化しても男系固執を守る泉健太を大いに評価する男野系子に対し、「立民に票を入れるのか?」という殺し文句が真実を突きます。男系派は自民に入れるから立民は勝てず、多くは当選すらしなくなる…だったら皇位継承問題を争点化して対立軸の反対側に立たないと野党は全滅すると思われます。

今回は特にパッツン団子の「ごーまん」が大笑いでした。「名も無き女がごーまんかますとは何事だー」ってツッコミ、私的には令和5年に入って最大の笑い所でした。それにしても、パッツン団子が覚醒した切っ掛けが後醍醐天皇の「今の例は昔の新儀なり、朕が新儀は未来の先例たるべし」(=漸進的刷新)だったことが何だか感動的でした。「政治家も私たち(男系派)もメンツがあるから~」も真実を突き過ぎています。自陣営(世間)内のポジションとメンツだけが守るべき動機なら、そんな奴らは滅ぼさなきゃなりませんね。

それから、名も無きパッツン団子に名前をあげてください。

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