愛子天皇論第13回感想:4.常識的な国民よ、目覚めてくれ!(京都のSさん)

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第13回、拝読しました。

暗玉葱美?
確かに彼女は玉葱頭ですが、ビミョーに「くらたま」風味のネーミングですね(笑)。

男系派が理論で双系派に完敗しても、国民の8割が愛子天皇を支持しても、男系派の切り札(旧宮家系に限った皇室入り)が憲法違反でも、与野党の議員が男系派である限り現実が動かない事実を突きつける男野系子により、暗玉が再びブレて暗黒面に堕ちていく描写が実に「リアル」です。

さて「愛子天皇論」は「論」と銘打ってはいますが、フィクション漫画です(※「大東亜論」と銘打ちつつも頭山満の一代記としてのフィクション漫画という「先例」はある)。
その「フィクション」に、突如として太枠で囲った「リアル」が挿入されます。
それが、今まで公論イベント(ゴー宣道場・オドレら正気か?…)でしか語られたことの無い、宮内庁長官、官房審議官と小林先生との三者面談のシーンで、ついにコミカライズされました。

しかし、暗黒面に堕ちたダース隙田もダース男野も「天皇の意思なんかどうでもいい」「天皇は血の器」などとエキセントリックに言い切りますが、この男野らこそが世のリアル男系派の象徴ですから、どっちが正しくてどっちがオカシイかは明らかだろ?と読者に問う構造になっています。

常識的な国民よ、目覚めてくれ!と。

そして先例絶対主義を逆手に取ったマスターよしりんの質問に男野が”大しくじり”をやらかします。
この見事な墓穴の掘り方がリアル男系派の「おまゆう大賞」みたいで大笑いです。

しかしながら男野の言う「リアル」は日本政治が統一協会に支配されてるから起こっている事象でもあります。
「愛子天皇論」も統一協会問題に踏み込まざるを得なくなるのかな?という気もします。

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