昨日のちぇぶさんのブログhttps://www.gosen-dojo.com/blog/39901/
こちらに載ってる小野寺まさるのツイートについて、ダダさんが反論しています。
おはようございます。
関東・茨城のダダです。
憲法のテキスト（e-GOV）で批判します。
小野寺まさるが持ち出してきた憲法第81条は憲法裁判所がない日本における最高裁判所の位置を説明したもので、合憲・違憲の議論に何も関係ないですよね。
憲法が何のためにあるのか分かっていないと思います。
憲法第99条【天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。】に「国民」が含まれていないのは、国家権力から個人（国民）の人権を保障することを目的として、主権者である国民が憲法を制定したことを示しているのではないでしょうか。
国民は憲法を守るのではなく、権力側に憲法を守らせる立場、ということです。
旧宮家の皇籍取得は、憲法第14条の門地差別禁止に該当することから、
憲法第98条【この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。】により、違憲で実現不可能と判断できます。
裁判所の判決が全てなら、窃盗や脱税行為をも非難できなくなります。
そんな社会を実現したいとは思いませんが、小野寺まさるは主権を放棄しているようなので、
憲法第12条【この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。】の「国民の不断の努力」を考えたこともないのでしょう。
旧宮家の子孫は戸籍に登録されている一般国民です。
その個人が権力によって基本的人権を剥奪され、むりやり皇族にされようとしている。
憲法制定を担う主権者として、この違憲は見過ごせないのです。
これは立憲君主である天皇陛下（象徴天皇）にも繋がることであり、これを「国民の不断の努力」といいます。
ダダさんありがとうございました！
小野寺まさる元議員は、こんな簡単なこともわからないのでしょうか。
7 件のコメント
京都のS（サタンのSじゃねーし）
2023年5月18日
汚ノ出裸マサル「現在の皇室典範は旧皇室典範の精神を継承し男系男子のみの継承とした…それは昔の日本人も今の日本人も皇室の歴史を尊重しているから」
尊皇派「明治典範の精神ってさ？『男尊女卑の観念が脳髄にこびり付いてるから暫定的に男系にしておこうよ』ぐらいの意味だぜ？それが歴史？伝統？馬鹿も休み休み言えwww」
汚ノ出裸マサル「で、統一教会って明治時代は関係ないだろ？www」
尊皇派「明治典範で採用したシナ男系主義を令和も続けたいって御仁は統一協会の影響下にあると見る他ないだろ？www」
汚ノ出裸マサル「日本共産党と全く同じ『女性・女系天皇推進』の主張をしている者が、日本の破壊を目論む工作員の手先である」
尊皇派「日共は憲法遵守のための天皇制維持勢力だから共闘できるが、貴様ら男系固執派はシナ男系主義に脳髄を侵されたトーイツカルトだから駆逐するしかねーんだわ…残念だけどなw」
基礎医学研究者
2023年5月13日
興味深く、読ませていただきました。ダダさんのブログは、今回憲法の良いリマインドとなり、勉強になりました＜(_ _)>。で、自分思うに、たぶんご本人には、何も響かないでしょう（それは、論理というものが、ほとんどわかっていなさそうな印象しかないから。だから、maruさん命名「すごいよ！！マサルさん！」なのだと思いますが(￣ー￣)ﾆﾔﾘ。
でも、建設的な議論を望む方々には、かなりの有用なsuggestをされている、と今回のブログを読んで、思った次第です。
ダダ
2023年5月13日
ふぇいさん
掲載ありがとうございました！
皆さま、コメントありがとうございます！
京都のSさん、くぁんさん
相手の水準が低いだけで私の理解度はまだまだです。
憲法や立憲主義の基礎ぐらいは何とか、、という感じです。
ゴー宣＜憲法＞道場 白帯・黒帯を読んでおいて良かったです。
サトルさん
同感です。ロジック以前に国語（言葉の意味）が分かっていないですよね。
ねこ派さん
安保法制のときは推定合憲で逃げていたんですね。勉強になりました。
憲法観については、GHQから押し付けられた憲法でしょ？とか憲法違反に罰則規定はないでしょ？という態度も看過できません。憲法を遵守している天皇を茶化しているのですから。
ねこ派
2023年5月12日
遡れば、旧宮家出身となるが、実際はただの一般国民男子の皇籍取得については、門地による差別に該当し、明白に憲法違反である、との指摘があり、議論も負けに負けているのに、最高裁において違憲と判断されない限りは合憲の余地あり、また最高裁は、いわゆる統治行為論によって憲法判断をしない前例あり、と言う小野まさる氏。
これは、最高裁に違憲である、と判断されない限りは、「推定合憲」だ、と言っているに等しい。
しかし、憲法は、憲法制定権を持つ主権者である国民が、権力の側をチェック･統制するためにある。憲法は国民からの命令書、と言われている。だから、憲法第99条で【天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。】と規定されているのである。
なのに、権力の側が、俺たちのやることは、さしあたり「推定合憲」だ、と開き直っていいのか？
主権者である国民が、権力の側がやろうとするかもしれないこと、即ち、旧宮家出身とはいえ実際はただの一般国民男子の皇籍取得を、憲法違反ではないか、と指摘しているのだぞ！
しかも、ことは、憲法において、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴と規定されている、天皇の地位の継承に関わっている。
小野まさる氏は元地方議員。つまり、公務員だった人間、権力の側にいた人間。にもかかわらず、彼はどうやら、憲法のことが、全然、分かっていないようである。
そして、天皇陛下も上皇陛下も、はっきりと、日本国憲法を守る、と明言されています。
そういえば、安倍政権下において、従来の憲法解釈を変更する安保法制の成立に向けての議論の中で、例えば憲法学者の長谷部恭男氏らによって、(成立を目指す安保法制は)違憲である、との指摘が出されたが、自民党の政治家らは、(成立を目指す安保法制は)最高裁によって違憲との判断が出ていない限り、合憲の余地あり、という発言を繰り返していたのを思い出しました。
小野まさる氏は、安倍政権下における、憲法解釈を変更しての安保法制の成立を目指すにあたって、自民党の政治家らが言っていた「推定合憲」を、皇位継承問題において、二番煎じの如く言っているに過ぎません。
サトル
2023年5月12日
ダダさん お見事です！
この小野寺まさるのツイッターをブログで見るたびに、「はぁぁぁぁ？」と思っていました。
イキるだけの○○ピラだなと。
憲法は「ロジック」の世界です。
小野寺は「ロジック」がわかっていない。
だから、ロジックの間違いを指摘されて論破されても、そもそもが「(論破されてると)わからない」。
世間(常識の海)では、こういうのを「ボンクラ」といいます。
ダンケーの水溜まりにわいた、「ボウ○ラ」かもしれませんね。
くぁん
2023年5月12日
もう、どっちが専門家だかわからないな(笑)
京都のS
2023年5月12日
男系派世間にいる似非の憲法学者系論者（竹田・百地・八木・倉山…）よりも、ダダ様の方が深く憲法を理解しておられますね。