【論破祭り】Twitter最前線5/15その② あなたが笑われてますよ。

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倉山満のツイートに返信がありました。

皆さまの論破が入ります。

どのあたりが「大笑い」できるポイントなのでしょう。
皇位継承が母から娘に行われたというのは事実です。

どこが「大笑い」できるの?

元国会議員(と言っても在職は2016年まで。ずいぶん前ですね)が、
安定的な皇位継承について何も考えていないことに腹が立ちます。
男系継承で皇室の弥栄が続くのでしょうか。

あきれて笑ってしまいます。

文責 公論サポーターTwitter管理人 ふぇい

13 件のコメント

    ひなた

    2023年5月17日

    Dr.U うさぎさん、
    参考になる情報とご意見、ありがとうございます。

    Dr.U うさぎ

    2023年5月16日

    補足の補足:
     男系固執派が「元明→元正」を「男系」継承とみなすこと自体が、カルト的であり、不当であると思ってる方々へ。
     
     男系固執派はカルト的ですが、彼らの「男系」概念の使用法はカルト的ではありません。以下、『日本大百科全書(ニッポニカ)』 「出自・出自集団」の綱目を、お読みください。

    「出自とは、ある個人が過去の祖先との間に、その系譜的連鎖によってもっている関係をさす。そしてその系譜的連鎖の特定の形態が規則によって規定され、意味を付されているとき、出自は人の集団への帰属、集団の構成を決定する働きをもつ。すなわち、ある社会で、特定の祖先a(男)から代々、男のみをたどり、彼または彼女に至る系譜的関係が特定化されているとき、それを父系(男系)出自patrilineal descentとよび、そのような出自をもつ者が構成する集団を父系出自集団とよぶ。また、同様に女祖から代々、女のみをたどる出自と、その集団を、それぞれ母系(女系)出自matrilineal descent、母系出自集団とよぶ。」

    Dr.U うさぎ

    2023年5月16日

    ひなたさん
     もう一点のみ、補足です(誰もついてきてないようですが)。
     次の御指摘、

    「『元明天皇→元正天皇への継承』を『女系継承ではない』という男系固執派の主張は、『父親を遡れば神武天皇につながる』という彼らの『教義』に当てはまるからであり、この『教義』が『皇位継承の原則ではない』という反論でなければ論破したことにはなりません。」

     この「教義」に説得的に反論することは、かなり困難ですが、あえて一つ挙げるなら、明治以前に書かれた諸々の古文献に、皇位継承の資格を有するのは皇祖と男系の血筋で繋がる男女のみである、というようなことを示唆する記述が、(私が知る限り)ひとつも見つかっていないということが挙げられそうです。
     もしもこの「教義」が、男系固執派が主張するように、それほどまでに絶対的なルールであったなら、誰か一人くらい、そういうことに言及した人がいてもいいはずです。ところが、そういう文言がみあたらない(あれば男系派は「ほら、昔の誰々もこう言ってるじゃないか!」と、提示してくることでしょう)。これはあまりにも不自然です。(逆に、養老律令には「女帝の子も同じ」みたいな文言はあるわけですね。)

     まぁ、ただ、世の中には「不文律」という言葉もあり、必ずしも意識化されなくても暗黙の了解として守られてきたルールもありますから、なかなか、このことをもって反論の材料とするのは難しい気もします。

     私自身は、実際のところ、この「教義」はシナ的な男性中心主義の影響を受けた飛鳥・奈良時代以降、貴族の間で、少しずつ、暗黙裡の「教義」として確立されていった、という考えです。古墳時代などは、まだそういうシナ的な男尊女卑に染まってはいなかったでしょうけど。
     そうであるとすれば、あとは、どれくらいこの「教義」が強い影響力を持っていたか、その強弱について議論するしかないかもしれません。「教義」は確かにある時代以降、たしかに存在した、ただし、男系固執派が主張するほどには絶対的なものではなかった、と、その絶対性を「ディスカウント」することなら、不可能ではないように思います。
     まず、皇室の歴史(さらには日本社会全体の歴史)においては、父子関係の血筋も強かったけど、母子関係の血筋も、なかなか強かったんだよ、ということを示す。そして、それゆえに、愛子天皇の(将来の)お子様に継承権を付与することは、伝統的価値観から大きく外れるものではない、という論理を展開する。これなら、可能ではないでしょうか。

     いずれにしても、「元明→元正」を、男系ではない、女系だ、と主張するのは、不毛なことなのでやめたほうがいいと思います。定義の異なる相手に対して、その定義自体が不当だ(それはカルトの教義だ)、と批判するのは、場合によってはできないこともないかもしれません。しかしながら、男系派の使用する「男系」(及びその定義から論理的に導かれる「女系」「双系」の概念)は、基本的に社会学や人類学における定義を踏襲したものであり、また、少なくとも旧皇室典範の制定時より100年以上使用されてきたものでもあります。そういう、それ自身は客観的・価値中立的で、使用歴もある概念を、「カルト的概念だ!(男尊女卑だ!)」などと批判するのは、無理としかいいようがありません。
     ちなみに、カルト的なのは、この「男系」の概念を古代からの絶対的なルールだと誇張し、また社会状況や時代の価値観も変わった現代においても、そのまま維持しようとする人々(竹田や倉山みたいな)の姿勢の方なのであって、この「男系」という概念自体がカルト的なのではありません。
     

    Dr.U うさぎ

    2023年5月15日

    ひなたさん
     横から失礼します。「法律によって『皇位継承順位』を確定すれば、『皇族方の人権』が蔑ろになってしまいます」という御指摘についてですが、このことは日本だけでなく、「直系長子優先」の制度(絶対的長子相続制)を採用している欧州のいくつかの立憲君主国についても言えることではないかと思いました。
     人権思想の本場(?)である欧州では、この問題はどのように論議されているのか、そもそも、このことは問題にされているのか、されていないのか。英国王室ではヘンリー王子夫妻が王室を離脱しましたが、このあたりのことは、政治思想や人権思想の点からはどのように評価されているのか。
     そういうことが気になりました。まぁ、少し、自分で調べてみます。

    ひなた

    2023年5月15日

    ねこみみさんへ

    >直系長子優先が危険というのはなぜでしょうか?

    理由を書いていたのですが、不十分でしたか?
    もう一度書いておきます。
    【法律によって「皇位継承順位」を確定することは、正しいのか?を深く考えなければなりません。
    この法律を「国民(国会の議決)」によって制定していいのでしょうか?
    皇族の方々の人生を左右することなので、「皇族方の人権」を最優先にしなければならないと思います。】
    法律によって「皇位継承順位」を確定すれば、「皇族方の人権」が蔑ろになってしまいます。
    皇族方が御自分の意思で皇籍離脱をできるという法律があっても、実質的にはそのような選択ができるとは思えません。
    「直系長子優先が危険」というのも、「法律によって皇位継承順位を確定」するということにおいて、「皇族方の御意思(人権)」を全く考慮していない点で、「男系男子に継承する」という条文に固執する人たちの主張と同じだからです。
    皇室典範の改正は、「皇位継承権の拡大・皇位継承順位の変更」ではなく、「皇位継承を天皇陛下と皇族方の意思によって決定する」という方向で議論することができないのかと、個人的に思っています。
    皇室専門家と呼ばれる人に検討していただきたいと思います。

    ダダ

    2023年5月15日

    元正天皇は女系天皇という主張が、漫才で言うところのボケというわけですね。
    では、男系固執派のお手本となり、且つ、私たちを笑わせてくれるツッコミを披露してください(`・ω・´)ゞ

    ねこみみ

    2023年5月15日

    〉ひなた様
    初めまして。ねこみみ と申します。
    直系長子優先が危険というのはなぜでしょうか?ご意見を聞かせていただければ幸いです。

    ひなた

    2023年5月15日

    「皇位継承の原則は、血統である」は、正しいか?
    皇位継承の原則は、世襲です。
    「世襲=血統」ではありません。
    「天皇の地位」にふさわしい人物に「皇位」を継承していただくことです。
    皇位継承を「直系長子(男女問わず)優先継承」にするという案も危険です。
    法律によって「皇位継承順位」を確定することは、正しいのか?を深く考えなければなりません。
    この法律を「国民(国会の議決)」によって制定していいのでしょうか?
    皇族の方々の人生を左右することなので、「皇族方の人権」を最優先にしなければならないと思います。

    ひなた

    2023年5月15日

    男系固執派の主張の核心を理解した上で批判をしないと、議論がかみ合わずに、論破にならないようです。
    男系固執派は、「男系継承=初代天皇・神武天皇の男系の血統」としており、「皇祖神・天照大神の血統」ではありません。
    彼らは「神代」を「人代」とを分けて考えています。
    そして、「皇位継承の原則は、血統である」として、その「先例」を「伝統」として「守らなければならない」をいう主張を繰り返しています。
    この思考を論破するには、「皇位継承の原則は、血統である」という主張を破壊しなければなりません。
    個別の「天皇から天皇への皇位継承」について反論しても効果はありません。
    また、「男系の血統」「女系の血統」「双系の血統」という用語を使用した議論は、混乱を招くだけです。
    そもそも用語の概念・解釈が一致していないからです。
    「元明天皇→元正天皇への継承」を「女系継承ではない」という男系固執派の主張は、「父親を遡れば神武天皇につながる」という彼らの「教義」に当てはまるからであり、この「教義」が「皇位継承の原則ではない」という反論でなければ論破したことにはなりません。
    このことを考慮して論破してみてはいかがでしょうか。

    突撃一番

    2023年5月15日

    あれ?
    何年か前にトッキーさんをブロックした政治家って、確かこいつじゃなかったっけ?

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2023年5月15日

    兼子妖位置「元正天皇が女系天皇だという主張は大笑いですね…何を考えているのでしょうか」
    湯川学@尊皇派「実に面白い!…皇位は元明天皇から元正天皇、つまり母から娘に移ったのであり、父の草壁皇子は皇位に就いていなかった!それで十分だが、『養老令・継嗣令』の本注『女帝の子も亦同じ』に従えば、父が皇統に繋がらない平民だった場合も、他に適当な候補者が居なかったら元正は皇位に就いたと思うが?…君の笑いのツボはサッパリ解らない!」
    風間公親@尊皇派「君には政治家を辞めてもらう…これ(退職届)を書いて持ってこい…明日か明後日か何なら今でもいいぞ?」

    くぁん

    2023年5月15日

    いつまで、名前の横に元参議院議員なんて貼り付けとくつもりだろう?ただの男系に固執する頭の悪い一般国民だろ?(笑)

    Dr.U うさぎ

    2023年5月15日

    🐇
     うーん。
     私はこの議員さんみたいな男系固執派の考え方には9割以上反対なのですが、このテーマに関しては…。
     うーん。
     元明→元正への継承をどう呼ぶかについて、少し前の「愛子天皇論第14回感想:25.“皇統”とは天皇からの継承では!?(くりんぐさん)」のところにコメントを書かせていただきました。
     皆様のご批判、ご意見、いただけますと幸いです。

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