第16回の感想です。
ロボット天皇論を唱えたのが憲法学の権威なのですね。
天皇の人格を全く認めないのであれば、まさに奴隷と考えていることになり、言語道断です。
結局この考え方が現在の多くの国会議員にも踏襲されているのかと思うと堪ったものではありません。
そして漢乃益荒子の主張の数々は男系男子固執派の考え方そのもののようですが、直系よしりんに「一理ある」と言わしめた「(人権がないから尊いという考え方を否定するならば)天皇制をやめればいいじゃない」という主張は、ある意味、最も論理的だと感じました。
私も「天皇論」シリーズを読む前は、天皇・皇族の方々についてほとんど関心がなく、「基本的人権を持たない方々」という認識程度だったので、そろそろ解放してあげられないものかなどとも思ったこともありました。
しかし、「天皇論」シリーズを読み込むにつれ、日本にとって天皇の存在がどれだけ大切なことか、それと同時に、天皇を戴く側の私たちの責任というか信頼と尊敬の心が如何に重要なことか、次第に解ってきました(まだまだですが)。
「天皇論平成29年」最終章の「我々、国民は天皇を戴く資格があるのだろうか?」という言葉は何度も思い返してしまいます。
それにしても男野系子と漢乃益荒子の姉妹の考え方の違いが興味深いです。
これまでの言動からは想像できなかったですが、男野系子は、天皇に敬意を持っているようですね。
今後明かされるであろう、この姉妹の生い立ちが気になります。
今回のツボは、漢乃益荒子のモデル内容がまさかのヘソのパーツモデルだったことですね。
皆の反応も面白い。
1 件のコメント
チコリ
2023年5月25日
生い立ち、環境が人に与える影響、大きいですよね!
かといって同じ環境下にいても、皆、同じになるわけじゃない。
「あなたならどうする?」自分が生き方を選択する。
幼児期青少年期、選択を間違えたら、やり直せばいい。
だってそれしかないもん。(益荒子に言ってるようで、自分に言い聞かせている)