AERAの記事です。
皇位継承問題「まずは女性皇族のうち内親王に限り認めるべき」 笠原英彦・慶應大名誉教授「セーフティーネット」確保で議論を
https://dot.asahi.com/aera/2023060600023.html
議論、ギロン、gironと、一体
いつからしているのでしょうか?
いつになったら結論が出るのでしょうか?
皇室破壊論者と折り合える日が来るのでしょうか?
そもそも議論になるべき論点は何でしょうか?
そしてこれが一番大切なことですが、
笠原氏自身はどういう結論を持っているのでしょうか?
とにかく先送りして後から考えようというのでは、
「万策尽きたら女系天皇を認める」という男系派の妄言と何が違うのでしょうか。
自分の覚悟のなさ、臆病さを隠すために珍奇な説を持ち出すのはやめてもらいたい。
1 件のコメント
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2023年6月10日
「AERA」記事の笠原英彦パートを読みました。「ザ・玉虫色」「ザ・総花」て感じの言説です。「こっち側はこんな意見だね」「あっち側はあんな意見だね」「でも急ん変えるのは怖いね」「じゃあ間を取ってみようか?」…「学級会かよ!」って感想です。
「世論調査の数字を見れば女性天皇容認への社会的な機運は高まりつつある」と言いますが、すぐに「女系への拡大についてはこれまでの皇室の歴史を見ても先例がなく、依然慎重」だと宣います。女帝賛成に80%以上、女系賛成に70%以上という民意を知らないわけではないでしょうに。
「制度の安定性を高めるためにどんな設計が可能か検討」する「見地に立てば、女系容認が安定継承につながることは確か」と判っていながら、「保守派からの反発」が強いから「相いれない対立構造ができている以上、制度論だけでいま女系容認を唱えることは難しい」と、政治学の専門家らしく「政治のリアル」とやらを説きます。その上で「男系男子優先を維持しつつ、まずは女性皇族のうち内親王に限り皇位継承を認めるべき」と持説を述べます。男系女子までは認めるけど女系に移行するのは…と言いたいのでしょう。女系まで認めなきゃ愛子様の後が続かないでしょうに…。「憲法2条では皇位を『世襲のもの』と定め」「女性や女系は排除しません」「かつての天皇の20世孫である旧宮家の方々を皇族とするのはやや無理がある」と判っていながら…。十数%の声のデカい人々に対する敗北宣言です。