【連載】倉山満の新著「決定版 皇室論」を斬る! (その59)

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(編集者より.その1)
*カウントダウンです。いよいよ、この連載もつぎで、ついに終了

「おわりに……皇室の存在そのものが尊い。理由はいらない」

「決定版」と銘うった、倉山氏の本です。
それも「さいごに……」と、著者自身の想い……が込められてる「ハズ」。

また「読者への問いかけ」にもなっていますので、一部を割愛しながらも(割愛部分は、察してください……マウ(※もう or オマイウの略か?(笑))……)、皆さんの感想をしっかり「胸に刻んで」頂きたいかと思います。

P251
「ここまで読み終えていただいた方に、いろいろとお聞きしたいと思います。」
「まずこれからも日本の歴史を続けたいですか?」
「この問いに「いいえ」と答えるのなら、あなたは何のためにこの本を読んできたのでしょうか。本書を読み直すか、ご縁がなかったと諦めましょう。」
「ただし、本気で日本の歴史を守りたいと思った方は、本気でこの本を熟読再読三読されたら良いと思います。」
「本書には我が皇室がどのようにして、幾多の試練を乗り越えてきたか、その秘訣が多く書いてあります。」
「何をやれば皇室が危なくなるのかを知ることは、何をすれば皇室を守れるのかと同じ話です。」
「ですから本書は日本の歴史を守りたい人にとって、必読書のはずです。」
「では、なぜ皇室を守り、日本の歴史を続けたいのでしょう。いろいろな理由があります。しかし「これ」という決まった理由はありません。」
「たとえば、「天皇陛下はつねに国民の幸せを祈っているから尊い」という議論があります。それは上皇陛下の御譲位の際にも、譲位反対派から主張されました。「天皇は私心を捨てて国民のために祈っているから尊いのであって、疲れたから天皇を辞めたいとは何事だ」という趣旨でその方たちは反対されました。……略……」
「そもそも、天皇や皇室の尊さは「祈り」だけなのでしょうか。歴史上、何人もいた幼帝は、明らかに祈っていません。……(マウ……続く)……では、祈っていない天皇は、尊くないのか。……略……」
「だから私は天皇や皇室の尊さを一つ挙げるとすれば、「ご存在そのもの」と申し上げることにしています。」
「どうするのか?」「どうなるのか?」と自分の国の歴史を他人事(ひとごと)として眺めるだけでなく、「どうするのか」と考えたい人の為に、私は本書を著しました。
「己が何をすべきかが書かれています。」

P253
「本書は、倉山工房の○○○○さん(本文中実名)にお手伝いいただいた。○○さんご自身も作家で、……(本の宣伝なので割愛)……皇室や歴史、特に私の苦手な古代史に造詣(ぞうけい)が深い。「あれって、どんな話でしたっけ?」と軽く専門的な内容を聞ける方にお手伝いいただいているので、……」
「……本書の深みが知り得よう。」
「ワニブックスの○○○○さん(同様に実名)には、本書でもお手伝いいただいた。」
「どんな本を残すべきか悩んでいる時、『常に指針を指示していただいている』(注……『』はサトル記)……」
「……言うなれば、『救国の編集者だ。』(同)」
我々の時代の「くにまもり」を実現する意思を改めて噛みしめ、筆を擱(お)く。

『天皇弥栄(すめらぎいやさか)
令和四(二○二二)年十月 倉山満 

以上です。

皆様、しっかり胸に刻んでください。
私は……さらに「刻む」こと(物)があるので、この辺で。

長々と駄文失礼致しましたm(_ _)m。

(編集者より.その2)
何、そんなバカな~!!というのが、正直な読後感です。まさか、最後の一言が、「天皇弥栄」とは_| ̄|○。ここまで現代の皇室を落としめて女性蔑視を発揮し、さらに、すべてが「オレさま」的独善的な視座で、皇室の歴史までをも裁くその姿勢に、果たしてこの言葉を口にする資格があるのでしょうか?自分には、怒りとともに「空虚さ」しか感じられませんでした。で、実は、サトルさんには、当HPの編集サイドより「「決定版 皇室論」の読後感を依頼しておりまして、それをもって最後の締めとさせていただきます。<(_ _)>

3 件のコメント

    殉教@中立派

    2023年6月10日

     サトルさんの堅忍不抜な精神力と読解力、皇室への敬意(と、不敬への怒り)を称えます。
     結局最後まで、難解な言葉でマウントを取り、愛国者アピールに熱心な奴でしたね。倉山と対峙する場合、こちらは「難解な用語」を使わず、より素朴な言葉に置き換えると、奴の異常さも良く分かるでしょう。

     「弥栄」=ぼくのかんがえたサイキョーの皇室の弥栄。ぼくの認めない皇室はいらない!
     ↑師匠・ケケ田の受け売りを、わざと難解な用語で言い直しただけでしょう。自称保守論壇からも無視されているクセに、文中では論壇人のコピペを多用しつつ、論壇人を軽視。そんな私怨で「公の体現者たる皇室」「日本の歴史」を騙るとは、逆臣以外の何者でも無いです。

     サトルさん独自の文章作法は、自分には難解な箇所も多かったですが…分かる人にはきちんと伝わり、歴史に残るでしょう。己の知識に溺れて沈んだ、無様な朝敵の記録が。

    mantokun

    2023年6月10日

    サトルさん、お疲れ様でした(次回最終回とのことなのでフライング気味ですが)
    最後の段に至り、倉山氏の強烈な自己陶酔臭だけがこれでもか!と放たれてますね。紙面のみならず画面を通してすら臭ってきそう。

    ひたすら、こじつけ・曲解・すり替え・強弁・当てこすりに終始しているだけで、天皇陛下や上皇陛下への感謝の念も上皇后陛下や皇后陛下への労りや尊敬の念も全く伝わってこないこの本を、脳が石化した市井の男系派のみならず現職の国会議員までもが持ち上げているという惨状が信じがたかったのですが、今回のあとがきを見て理由が分かりました。

    > 本書は日本の歴史を守りたい人にとって、必読書のはず

    キッショ!!!キモすぎて吐きそう!

    あっすみません、ついいきなり本音が…。つまり、男系を守れと叫んでさえいれば、実際には時の権力や体制派にひたすら追従しているだけで、自分たちは火中の栗を拾うこともなく、何の労力もリスクも負わずに伝統を保持する良識派を気取れる上に、国士としての自己陶酔にまで浸れるわけで、こんな楽で安上がりかつ自己承認欲求を満足させる自分アゲの方法なんか滅多にないからなんですよね。

    「救国の編集者」
    「我々の時代の「くにまもり」を実現する意思を改めて噛みしめ…」
    「天皇弥栄(すめらぎいやさか)」

    本当に、「そんなバカな~!!」ですよね。どんだけ面の皮厚いのでしょうか。
    聖武天皇を前代未聞の前例破りと罵倒し、後醍醐天皇を嘲っていたくせに。さらに動画では元明天皇のことも小馬鹿にしていたくせに、一体どんな顔してこの文章書いてたんだろと思います。さぞ、うっとりしながらキーボード叩いてたんでしょうねえ。
    普通の神経していたら、こんな文章恥ずかしくて書けないと思います。見てるこっちが恥ずかしい。

    > 天皇や皇室の尊さを一つ挙げるとすれば、『ご存在そのもの』と申し上げることにしています

    その天皇や宮家の当主が女性になることを「そんなことしたら国が滅びる!歴史を破壊するから絶対にダメ!嫌!」とか叫んでるだけの本のあとがきによくこんなこと書きますね。説得力皆無なことこの上ない。

    Sさんのコメントの「真のお母さま弥栄の間違いじゃね?」に吹きましたが、心底同意です。

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2023年6月10日

     サトル様、本当にお疲れさまでした。「空海も最澄も斯くや」って感じの苦行でしたね。

    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「おわりに…皇室の存在そのものが尊い…理由はいらない」
    尊皇派「お前に…倉山の存在そのものがウザい…理由は言うまでも無い」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「ここまで読み終えていただいた方に、いろいろとお聞きしたいと思います」
    尊皇派「まだ…この拷問を…続けるのか?…」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「まずこれからも日本の歴史を続けたいですか?」
    尊皇派「こっちからも質問するぜ?…これからも男系固執を貫きたいですか?」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「この問いに『いいえ』と答えるのなら、あなたは何のためにこの本を読んできたのでしょうか…本書を読み直すか…ご縁がなかったと諦めましょう」
    尊皇派「やっと…縁が切れるのか?」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「ただし、本気で日本の歴史を守りたいと思った方は、本気でこの本を熟読再読三読されたら良いと思います」
    尊皇派「え?…拷問継続???」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「本書には我が皇室がどのようにして、幾多の試練を乗り越えてきたか、その秘訣が多く書いてあります」
    尊皇派「目下の『試練』は貴様らの存在なんだがね?」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「何をやれば皇室が危なくなるのかを知ることは、何をすれば皇室を守れるのかと同じ話です」
    尊皇派「その点に関しては同意する」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「ですから本書は日本の歴史を守りたい人にとって、必読書のはずです」
    尊皇派「ダウト!『ですから』で繋ぐのはまつがいだ!倉山本は歴史を破壊したい統一カルトにしかウケない内容だからだ!」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「では、なぜ皇室を守り、日本の歴史を続けたいのでしょう…いろいろな理由があります…しかし『これ』という決まった理由はありません」
    尊皇派「無いんかーい!!」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「たとえば『天皇陛下はつねに国民の幸せを祈っているから尊い』という議論があります…それは上皇陛下の御譲位の際にも、譲位反対派から主張されました…『天皇は私心を捨てて国民のために祈っているから尊いのであって、疲れたから天皇を辞めたいとは何事だ』という趣旨でその方たちは反対されました」
    尊皇派「『疲れたから天皇を辞めたいとは何事だ』は貴様ら男系固執派が言ってたことだよな?上皇陛下は高齢となって公務(国民と触れ合う公的行為)を全身全霊で行えなくなってきたから辞めたいと仰ったのだが?男系派は『公務など要らん!祈ってればいいんだ!』とも言ったよな?」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「そもそも、天皇や皇室の尊さは『祈り』だけなのでしょうか…歴史上、何人もいた幼帝は、明らかに祈っていません…では、祈っていない天皇は、尊くないのか」
    尊皇派「祈り(祭祀)だけでイイと抜かしたのは貴様らだろ?コッチはな?『誡太子書』を熟読しつつ国民に心を寄せてくださる天皇陛下は有難いと言ってんだが?」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「だから私は天皇や皇室の尊さを一つ挙げるとすれば、『ご存在そのもの』と申し上げることにしています」
    尊皇派「つまり『血』かよ!それも『男の血』だろ?要するに『Y染色体』だろ?糞カルトが!!」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「『どうするのか?』『どうなるのか?』と自分の国の歴史を他人事(ひとごと)として眺めるだけでなく、『どうするのか』と考えたい人の為に、私は本書を著しました」
    尊皇派「男系に固執したことで皇統が絶えたとしても、『男系に非ずんば皇統に非ず』と言い続ける貴様らこそ完全に『他人事』ぢゃねーか!しかも!マザームーンの命令だしwww」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「己が何をすべきかが書かれています」
    尊皇派「要は『倉山塾』への勧誘だろ?wwwww」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「「本書は、倉山工房の○○○○さん(本文中実名)にお手伝いいただいた…○○さんご自身も作家で、……(本の宣伝なので割愛)……皇室や歴史、特に私の苦手な古代史に造詣(ぞうけい)が深い」
    尊皇派「告知きたーーー!!wwww配下の駄文(本人のも大概だが)の告知までご苦労さん!」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「ワニブックスの○○○○さん(同様に実名)には、本書でもお手伝いいただいた」
    尊皇派「いくら出版不況だからってワニブックスよ!カルトのカネ(日本人の献金)を当て込むのは度し難いぜ?」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「…言うなれば、救国の編集者だ…我々の時代の『くにまもり』を実現する意思を改めて噛みしめ、筆を擱(お)く」
    尊皇派「wwwww糞みたいなナルシシズム以外に何も感じられない後書きだなwwww」
    屑山マン@ゲロ嘔吐スタイル「天皇弥栄(すめらぎいやさか)…令和四(二○二二)年十月 倉山満」
    尊皇派「真のお母さま弥栄の間違いじゃね?www」

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