【絵馬日記】花弁が開くのは成長、悟りを開く

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令和4年2月27日 大阪市 金毘羅天王
ゴヨウツツジ 筆ペン  右手
使用時間 約20分

写真https://we-love-osaka.jp/mizukake-fudo-son/ We Love 大阪HPより

愛子さまのシンボルともいえる、ゴヨウツツジでございます。
名前を書いてないとわからないと思い、付け加えてます(笑)。
花って色なしで区別して描くのって難しいですし、ある程度見る人も知ってないとわからないと思います。
描くのは楽しいのですが。
前回も何気に描いてましたね。
あれ、少女漫画みたいなのにしようとして失敗こいてます。

さて。ここはほかの神社と少し違ってて、神仏混淆(しんぶつこんごう)という神道と仏教を合わせたものです。
今で言うコラボ神社でしょうか。昔はこういうのが多かったそうです。

聖武天皇をはじめ、歴代の天皇にも出家された方がいますが、仏教は日本に何をもたらしたか?
一説によると、この聖武天皇から孝謙天皇へ譲位される際に光明皇后は法華経の考えを取り入れたそうです。

「菩薩が女性に身を変えて仏教の教えを説く」

女性は仏の化身、つまり女性天皇を正当化する口実だったということです。このために譲位がスムーズに行われたとか。
(参考 本郷 真紹氏 「聖武天皇の譲位・出家」 )
聖武天皇の前にも女性天皇はいましたが、男性でふさわしい方がいないときの、いわば消去法での即位だったのでしょう(どんな功績をなされたかは別として)。
これが男系連中からして‘中継ぎ’という考えの元になってると思いますが、当時はすでに男尊女卑の考えが浸透してたからこそこうした口実が必要だったのでしょうね。
仏教の教えは女性天皇を訴えるうえでの大きな基礎にもなると思いました。
知らぬが仏とか言いますが、これは知ってないと罪というかバチ当たりですわぃ。

花は仏教の教えにも深い関係があり、花弁が開くのは成長、悟りを開くという例えにされてます。
女性皇族方のシンボルとされている花。咲く姿は華々しくご立派なご本人方を想像します。
そうした方々を支える、養分となる水のようにありたいと思います。

というか、男系連中は‘知識’という養分をもっと摂れ!
いつまでも蕾のままでいるんじゃない!!

3 件のコメント

    ただし

    2023年7月16日

    「女は花、男は水」
    カッコイイですね。
    このようなカッコ良さ、謙虚さを男系派も持てれば‥、無理かな。
    歴史から生物学まで、知識という養分を摂らないと、脳がどんどん萎んでしまいますね。

    京都のS

    2023年7月4日

     なるほど、「菩薩が女性に身を変えて仏教の教えを説く」という仏教の考え方により、聖武天皇から孝謙天皇への譲位がスムーズにいったわけですか。天武や持統などシナの律令を受け入れるのに熱心だった歴史段階では、天武→持統は草壁皇子への中継ぎに過ぎないと言われかねないような階梯を踏む必要がありましたからね。元明から元正への女系継承までが草壁皇子からの男系継承だと言われる素地となりました。だからこそ持統推しの里中満智子は、草壁皇子を過大評価しつつ男系に固執するのでしょうね…。嗚呼…。

    mameshiba

    2023年7月4日

    いつもありがとうございます。
    神仏混淆はとても興味深い話です。
    新しい価値観が入ってきても今までの価値観も混ぜて存続する。変化して存続してきた例だと思います。しかも新しい文化が花開く。愛子さまの立太子、天皇即位が実現したら新しい価値観が沢山花開くのではないかと思います。

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