『愛子天皇論』感想:舞台と楽屋裏のような関係!(ねこ派さん)

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愛子天皇論』読了しました。
『愛子天皇論』は、愛子皇太子の実現を妨害する、男系固執派=皇統断絶容認派を撃破するための、第一弾の巨砲です。 安倍晋三、竹田恒泰ら男系固執派による言動が、愛子皇太子の実現を妨害してきた事実を明らかにするとともに、彼らのそうした言動、即ち、便所の落書き、を掃討する単行本で、前半と後半に、二分できます。

前半は、ただいま、雑誌SPA!で連載中の『愛子天皇論』、後半は、過去の『ゴー宣』で、既に『天皇論』の一章となっていたりしているー以前、読んだことがある章ばかりでしたー、皇位継承に関する章を、改めて、収録したもの。 私は、先に後半を読み、次に、現在進行形の前半を読みました。 そのおかげで、後半は、お芝居の楽屋裏、前半は、お芝居の舞台、そんな風に理解して、読み進めることになりました。 そうすると、前半が、とても面白い物語に感じられ、先に、雑誌の連載で、毎回、読んでいた時間とは、また違った読書体験となりました。 単行本になって、改めて、気づかされることが、多々、出で来る。

男野系子は、意識高い系の女性ですね。彼女は、結構、勉強家です。 直系よしりんに、それおかしい、と突っ込まれ、論破される。そこで対抗するべく、別の論を繰り出し、また直系よしりんにぶつけるも、しかし直系よしりんに論破され、が続くのですが、めげないところが、大したものです。 男野系子は、ヤッターマンにやられてばかり、でも、また立ち向かっていくドロンジョみたいに、見えなくもない(ヤッターマンは、昭和時代の人気アニメで、ヤッターマン:櫻井翔とドロンジョ:深田恭子で、実写化してました)。

ただ、男野系子は、セクシーじゃないのよね。 男系固執亭に出入りして、男系固執派の馬鹿どもに影響されているようでは、ね。 しかし、勉強家です。勉強して、学び続けて行けば、変わってきます。 一方、男系固執派の面々は、勉強しないから、学ばないから、変わらない。 さて、男野系子が、男系固執派から、離れる日が来るのか?

連載から目が離せません。 もちろん、次巻に期待です。

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