愛子天皇論第21回感想:4.(ともしらさん、L.Kさん、殉教@中立派さん、kotyakoさん、くりんぐさん、ねこ派さん)

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愛子天皇論第21回の感想、次々と届いておりますので、どんどん紹介させて頂きます(その4)!


今回の愛子天皇論は、全編心に刺さりすぎました。

天皇に関連付けてLGBTへの理解を潰そうとする愚論を、この一話のみで論破できる爽快な一撃でした。

男系カルトが1ミリも気づいていない視点が山盛りで、常識人なら確実に納得できると思います。

まず天皇制を根拠にLGBTへの理解を潰したとなれば天皇が差別の元凶となるという点。
天皇がそんなこと望まないのは男系カルト以外は全員わかります。
尊皇心が僅かでもあれば、本来この一言で完全決着です。

そしてそもそも天皇が当事者たりうるという点。
あったかもしれないし、今後あるかもしれない。
何より彼らの絶対条件である男系男子でも、性自認が女性な事も有り得る。
その時は一体どう振る舞うつもりなんでしょうか。

そして最後にLGBTへの理解を妨げる本当のおぞましい動機。
これは確実に真理だと思います。
いつも男系カルトに感じていた不快な感情の正体は確実にコレです。

自分はなんなら、男系カルトは自分達のその「おぞましい感情」を肯定してくれる権威として皇室を利用してると思っています。
批判をかわす為の最強の盾として。

「国民に寄り添う」と言っている陛下の言葉にマイノリティーが含まれるのは当たり前です。
それを無視して自分達の内心を守るために皇室を利用する男系カルトの本質が浮き彫りになった、全国民に読んでほしいタイムリーな神回だと思いました。
(ともしらさん)


今週のSPA!『愛子天皇論』「LGBTと女性天皇」を読みました。

男系カルトがLGBT法と皇位継承を結び付け始めたとき、とうとう一線を踏み越えたなという感じがしました。

風呂やトイレでの区別と皇位継承に、何のつながりがあるというのか。
女性・女系天皇を認めたら、風呂・トイレも男女で区別してはならなくなるとでも思っているのでしょうか。

時代の変化に取り残されるばかりの固定観念から抜け出せず、女性やLGBTへの差別心がむき出しになっていく。
男系継承が伝統でもなんでもなく、分断を深めるカルト思想でしかないことが、より鮮明になりました。

皇室の権威を笠に着て、自身の差別心を正当化する男系カルトの態度に、憤りを抑えられません。
何という恩知らずか。

皇室は、差別を正当化する装置ではない!!
皇室の権威を貶める逆賊行為をやめろ!!
(L.Kさん)


(第21回感想です)
時事問題に素早く対応、読者の疑問を解決!今回は、LGBTと皇位継承を無理やり結び付けた、自称保守の欺瞞を解き明かしています。

LGBT法案は、雇用機会均等法と同じく「外圧でお膳立てされた法律」という面があります。
自称保守は、米国依存なのに外圧が嫌い。
なのに、そうした外圧に正面からは挑まず、皇室や自民党を叩くという、彼らの内弁慶ぶりが伝わってきます。
しかも、LGBT法反対!の結果として「皇室が差別扇動を手伝う」可能性もあるのに、そこは無視。
思考停止を「伝統」という言葉で正当化する連中への、よしりんチームの怒りが伝わってきます。

小林先生は「天皇論・日米激突」のP67で
「(仮に)悠仁さまがゲイだとか聞いたら、日本の保守派は全員自殺しちゃうかもしれん。そこだけに自分の希望をかけているのだから、大変なことになってしまうよ。だから、やっぱり女性宮家を認めたりして、広く子孫を残せるようにしておく必要がある」
と発言しましたが、今回は一歩進めて
「天皇は国民統合の象徴。LGBTの天皇が誕生してもよい」
と言っています。

それは「少数者に手を差し伸べ、差別を減らしていこう」という、皇室の姿勢とも合致しています。
「全ての国民が安心」という条文は「衆愚多数による専制」の可能性があり、皇室の姿勢とも乖離しています。
皇室の意志を正しく拝察しているかどうかが、このLGBT法案への態度とも関わってくるのは、興味深いと思いました。

水脈の有名な迷言「LGBTに生産性がない」には、やっぱそれ言うのか、相変わらずだなと呆れましたが。
一方、系子&葱美が「三分の理あり」と認めています。
今すぐ男系固執を止められなくとも、そうして主体性を取り戻そうとする点は評価できるし、その方が(作品自体の)読後感も良いと思います。

21話分もの論戦を経て、変化する登場人物と、「呪いの化石」に固定されたリアル男系派。

次回の掲載は7.23祭りの後ですが、今後の展開に期待が高まります。
(殉教@中立派さん)


愛子天皇論 第21回。

LGBTと女性天皇についてでしたが、つくづく差別の業の深さを感じました。

今回のLGBT法案に対するヒステリックな反対を見ると差別を続けたい理由づけを無理くり捻り出しているとしか思えず、それに踊らされている大衆も含めて憂鬱でした。

因習に囚われた社会で少数者がどれほど生きづらさを抱えているか。
因習が、差別が天皇を差別の根源だと誤解してしまうという言葉にグッときました。
また「橋のない川」を思い出しました。

男野さんの揺れる表情がいいです。
差別による悲劇を身近で体験した人の共感が出てきています。
誰の言うことに耳を傾けるかで常識的だった人もおかしくなっていくのを実感します。
男野さんと暗玉さん、隙田さんさえ直系よしりん先生の言うことを自ら求めてきています。

本当のことを知りたい、という思いが私的プライドを上回った時、3人3様でどうなるのか、次回も楽しみです。
(kotyakoさん)


「愛子天皇論21 LGBTと女性天皇」拝読しました。

LGBT法案を通したことで自称保守が自民党をボロクソに言ってますが、これは自民党から自称保守を追い出して、自民党が本来の自民党の良さを取り戻すチャンスかもしれません。

男系継承を守るためにLGBTQの方々を含めた少数派を差別することを、天皇陛下が望む訳がありません。
天皇陛下も皇族方も、その人のありのままの姿を見てくださいます。
もちろんLGBTQの方々も、決して差別されることなどありません。
LGBTQの方は生物学的に必ず一定の割合で生まれてくるのですから、理解を深め受け入れていくのは当然のことです。

皇位継承を男系男子に限定したのは明治から。
それ以前は男女問わず生まれてからずっと皇族の身分にあられる方なら皇位継承が可能でした。
性別に関係なく天皇になれるようにすることは、本来の日本の伝統である男系も女系も含めた双系継承に戻ることです。
男女公平にすることは、決して現代だけの価値観ではないのです。
水脈は身体的には女ですが、本人は一体何だと思ってるのでしょう?
「自分は特別な女」だと思ってるのでしょうか。

過去に皇室の方々に、LGBTQの方がいらっしゃいました。
旧11宮家の一つである、閑院宮家の最後の当主春仁氏です。
春仁氏はゲイでしたが、それを隠して一条直子さんという女性と結婚。
ですがその夫婦生活は破綻。
春仁氏の同性の恋人と直子さんとのひとつ屋根の下で暮らす異常な暮らしが続き、直子さんとは泥沼離婚。

もしLGBTQへの理解が進んでいれば、春仁氏は偽りの結婚をせずに済み、直子さんの人生を踏みにじらずに済んだのではないかと思うのです。
悠仁さまがゲイでも、愛子さまたち女性皇族がレズビアンでも、バイセクシャルでも、今後LGBTQの方が皇室に生まれても皇室が続くように、今上陛下の直系優先の男系も女系も含めた双系継承に今すぐ移行すべきなのです。

皇室は、日本が抱える問題を映し出す鏡。

「すべての国民」には当然少数派も含まれます。
多数派の安心のために、少数派を排除することがあってはならないのです。

自称保守は「伝統」のラベルを貼れば、何をしても許されると思うな!
(くりんぐさん)


『愛子天皇論』連載第21回を読みました。

直系よしりんの説明によって、自称保守派・男系固執派が、女性差別、女性・女系天皇排除のために、そしてLGBT差別のために、天皇を利用していることが、明らかになりました。

自称保守派・男系固執派は、皇位の男系承継を錦の御旗にして、女性差別、女性・女系天皇排除、そしてLGBT差別、をしているのです。
逆に言うと、女性差別、女性・女系天皇排除を続けるためには、そしてLGBT差別を続けるためには、皇位の継承は男系でなければならない、と思っているのが、自称保守派・男系固執派で、このことを、直系よしりんは、見抜いていたのでした。

そして、皇位の男系継承を「伝統」であるとして、自称保守派・男系固執派は、彼らのやっている、女性差別、女性・女系天皇排除、そしてLBGT差別を、正当化している。
この正当化に欠かせないのが天皇制、というわけです。
自称保守派・男系固執派は、ろくでもない連中である、と痛感しました。

さすがに、男野系子と暗玉葱美は、直系よしりんの正鵠を突く説明によって、天皇制が差別の元凶となる見方をしている、自称保守派・男系固執派の、LGBT法案についての言説に疑問を抱いたようですが、隙田水脈は、それでも、悪い意味で、ブレないですな。

隙田水脈は、どこまでも、男尊女卑の世間に媚びを売り、それによって、男尊女卑の世間において、自分の地位の維持向上を図ろうとする名誉男性なのでした。

名誉男性の女は、男尊女卑の因習によって、被害を受けている女性、悩みや苦しみを抱えている女性には、目もくれないでしょうね。
もちろん、LGBTの方々に対しても、冷たい。
つまるところ、名誉男性の女は、自分が大事、自分のことしか考えない、そういう利己的な、自己保身の女なのだと、私は思いました。

『愛子天皇論』の連載は、回を重ねるごとに、思想が、どんどんと、深まっていきます。

次回も、楽しみです。
(ねこ派さん)

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