公論イベントSpecial「愛子さまを皇太子に」感想①~7.23祭り感想・前半(殉教@中立派さん)

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(編集者より)
昨日、公論イベントSpecial「愛子さまを皇太子に」に関する感想の募集を始めました。そうしますと、さっそく福島県の殉教@中立派さんより、しっかりした感想が送られてきましたので、2回に分けて、紹介します。では、どうぞ<(_ _)>

(第1部&男野系子退場後)
 菅野弁護士の指摘である「永田町だけ、ダンケー増え過ぎ問題」。なんとなくダンケーの政治家は、日本人の悪癖「中立的で、無難なことを言おう」という意識が強いようです。一方、「無難そうに見えるが、実は偏向している意見」かどうかを自分で判断するには、知識不足のようです。
 具体的には

「女系論も男系論も両極端だ。女性天皇OK・女系天皇NGなら中立的だ」「今の継承順を変えてはいけない。次の世代から制度変更を(AERA誌の古川教授)」。

これが、ぼんやり保守&ぼんやりリベラルの共通項。例の議員アンケートで、回答拒否65%の背景でもあります。

愛子天皇論を政治家に贈ることで知識を与え、賛美祭りで勇気を与える。甘利・二階議員らの大物ですら、ダンケー世間に阻まれる状況は、政治だけの問題ではないでしょう。「サル発言」で有名になった憲法審査会ですら、皇室課題を出せないという異常ぶりです。

 一般民衆にも「女性天皇OKだが、皇室の話題を日常会話ではしたくない」というタブー視があり、ボーカルマジョリティへの道を閉ざしています。(論破祭りの前には)そうした8割の民に、男系派が「これこそが伝統だ!」とマウントを取っていました。連中は、人間を「男と女」で分けると言うよりは「男と、男じゃないそれ以外(女性、LGBTなど少数者)」で分けているという指摘に納得しました。いくら「伝統」であろうと、現在進行形で苦しむ人・差別的な制度を放置はできないし、上皇后陛下のお言葉とも重なっています。それは「常識の杭」が通じれば理解できる話です。
 そして、常識をぶち破った正論にして、過去最低の悪手が参政党「側室復活案」です。高森師範の「双系公認案VS旧宮家案ではない。オルタナティブな対立軸は双系公認案VS側室復活案です。今日はこれだけ覚えて下さい」が分かりやすかったです。安倍総理・菅総理の時代は双系公認案が停滞し、旧宮家案も否定されました(今後もその予定はない)。側室復活案は、その間隙を突く「どちらでもない案」です。ただ「復活したら何が起こるか」のシュミュレーションも無視するほど、政治家の劣化&無関心が進んでいます。「愛子天皇になったら、易姓革命で内戦だ」とか、ありえないシュミュレーションをしているのは、断絶容認派の暇人に見えてしまいます。

 高円宮久子妃殿下を始め、皇族方のご意志は、双系継承に前向きだと拝察できます。それを受けたボーカルマジョリティの民衆と、勇気ある政治家が共闘する事が、望ましい展開です。その為にも「これは愛子さまVS悠人さまという、属人的な話ではない。制度設計の話だ。そして、この危機にはもう、時間が無いのだ!」という基本を、広く伝える試みが重要でしょう。先の統一地方選挙で明るみになった「今の民衆は、統一協会への反発心が少ない」という部分も課題です。

(蛇足)橋本琴恵の「側室一個師団」案。最初に(わざと)オーバーな数を提示し、最終的に「側室2~3人」案に落ち着ける作戦だったようです。本人はハイボールテクニック(もどき)を披露し「政治とは、このようにやるのです」と言っていました。・・それ以前の問題だっての。

(後編に続く)

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