文藝春秋の「佳子さまからの警告」拝読しました。
眞子さんが全日空のチーフパーサーさんからの新婚記念搭乗サプライズに涙された部分を読んで、とても申し訳ない気持ちに駆られました。
生まれてからずっと国民のために公を優先して生きてくださった眞子さまを、もっと盛大に送り出してあげたかった。それを憲法で保障された基本的人権と自由を振りかざして、妨害した男系派と大衆に腸が煮えくり返る思いです。
宮内庁の事無かれ主義の実態には、悲しい思いがしました。職員にも生活があるでしょう。
「皇室の方々は生活が保障されている。そうでない我々とは違う。生活していくためには、皇室の方々の意向を尊重するより、上からの指示に従うことの方が大事」だと感じたからです。
替われるものなら宮内庁職員が皇族方と替わって、生活の保障の代償に、ほぼ自由のない心休まらない日々を過ごされてる皇族方の苦しい気持ちを味わえばいいと思いました。
「皇族の自由を認めれば、皇室制度が崩壊してしまう」と主張した宮内庁幹部は竹田恒泰氏のようになると思っているのでしょうか。
皇室という聖域で皇族としての自覚を持って育たれた皇族方と、国民として憲法で保障された自由を謳歌して生まれ育った竹田氏とは雲泥の差があります。
佳子さまたち女性皇族にこれからも皇室を支えてほしいと望むなら、女性皇族が今よりも生きやすくなるよう、結婚相手がどなたであろうと、結婚して宮家の当主として皇室に留まるか、結婚と同時に国民になるか、選べる環境を一刻も早く整える必要があります。
皇室は日本が抱える問題を映し出す鏡。
天皇陛下が、皇族方が生きやすい日本は、日本国民の誰にとっても日本という国が生きやすい国であることの証です。