「ミステリと言う勿れ」劇場版（通称「広島編」：令和5年9月15日～公開）をご覧になった方はおられるでしょうか。（ネタバレ多分ナシ）
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本作でも主人公・久能整（菅田将暉）君の様々な名言が飛び出しました。
・女性は家事とか子育てが好きだし向いてるってなぜか信じてる人がいるんですけど、じゃあ逆に「男性は力があるんだから肉体を使って永遠に重労働してね」って言われたら、「よしOK！」って言う人と、「いや身体が弱いんで無理です」とか、それぞれに声が上がると思うんですよ。で実際そうやって人生を選んでいる。女性もそうだと思いませんか？というか全人類の半分を一律で括るのはおかしくないですか？
・子供って、乾く前のセメントみたいなんですって。落としたものの形が、そのまま跡になって残るんですよ。
上記は皇室問題を語る際には以下のように言い換えられましょう。
・女性は子を産む機械だと信じてる人が自称保守に多いんですけど、皇族の半分（男子）は天皇になる未来を選べるのに、もう半分（女子）は法律（皇室典範）で降嫁させられる現状はおかしくないですか？
・皇族の子女だって乾く前のセメントみたいなんです。国民から受けた仕打ちが適応障害やPTSDみたいな形で残るんですよ。
続いてドラマ版の名言です。
・どうして虐められてる方が逃げなきゃならないんでしょう？どうして被害者側に逃げさせるんだろう？病んでたり迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのは加害者の方なのに。
これも言い換えると…
・どうしてマスコミや世論に虐められてる皇族方が耐え続けなきゃならないんでしょう？病んでたり迷惑だったり、恥ずかしくて問題があるのは国民の一部なのに。
皇統問題のエスプリ（精髄）は男系主義だと思い込んでいる自称保守論客は保守的なコスプレ（仮装）を着けているに過ぎず、無意識な男尊女卑感情から何となく男系継承が正しいと思い込んでいる国民は世間の空気に乗っかっているに過ぎません。そろそろコスプレ保守には退場していただき、澱んだ空気は「双系・直系主義」という清浄な空気と入れ替えましょう！
文責：京都のS
4 件のコメント
京都のS
2023年9月30日
れいにゃん様、素晴らしいです。『権力サイドにいるおじさんは徒党を組むが、女性はそうしない。勿論唯一無二の権威である天皇はしない。群れるおじさん権力の上に女性の権威がいて、おじさんたちが行き過ぎないように見張ることも彼女の存在意義』の件は紙幅の関係で泣く泣くカットしたのです。見事なフォローでした。ありがとうございます。
れいにゃん
2023年9月30日
整くんの台詞は名言だらけですね。原作は単行本でチビチビ読む派で、汐路ちゃん再登場の『双子見分けて』を読んだばかりです。ドラマ・映画では風呂光さんがクローズアップされて嬉しいです。私信みたいになりましたね(^o^)
連載初期、女性刑事風呂光さんの存在意義を語った整くんの台詞をなぞって、女性天皇と皇室の意義を語ってみますと…
『権力サイドにいるおじさんは徒党を組むが、女性はそうしない。勿論唯一無二の権威である天皇はしない。群れるおじさん権力の上に女性の権威がいて、おじさんたちが行き過ぎないように見張ることも彼女の存在意義』
こんな感じでどうでしょう？
京都のS（サタンのSでも飼い慣らすし）
2023年9月30日
urikani様、久能君の名言を並べているだけで、ストーリーなどは明かしていませんよ。
そうそう、10月1日に再び「ナンウマ」から女帝論を語るブログが載る予定です。「SOBAE会長」と「真のオーナー」から語ると言えば分かるはずです(笑)。
urikani
2023年9月30日
ネタバレ無しとのことですが…
念の為映画観てから読みます！
ととのうくんの天パに親近感(♡ω♡)