ド庶民視点で見た「海づくり大会」、その全貌③

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16日の、天皇皇后両陛下ご動静 ~in釧路~

天皇皇后両陛下が釧路空港にご到着されたのが、本日令和5年9月16日の事でした。海づくり大会への御出席を翌日に控えられた今日、両陛下が視察されたのが、ここ。

釧路市郊外にある、釧路湿原野生生物保護センターです。

主に、交通事故とか列車事故等で怪我をしたオオワシ・オジロワシ等の希少生物を、保護する施設です。釧路湿原展望台のすぐ近くで、丹頂鶴の観察スポットとして有名な鶴居村へ向かって伸びる、道道53号線沿いにあります。

野生の鳥獣類の事故原因は他にも、送電線への接触による感電や、風力発電プロペラへのバードストライク等が上げられますが、それらの場合は殆どが、死亡してしまうそうです。皆さんも、レンタカー等で北海道をご旅行の際は、野生動物との接触事故に注意しましょう。

実際に両陛下を案内された職員の方にお話を伺ったところ、両陛下はワシの生態等に関して熱心に説明を受けられ、概ね15分程度の間に色々とご質問も多くされたそうです(ご質問の内容までは、教えてくれなかったけど)。

その後、獣医師さんの案内で、施設内で実際に保護されているオオワシなどもご覧になったとの事。

実際に保護されているオオワシ。絶滅危惧種。

その後、詳細は不明ですが、釧路市中心部へ向かわれた両陛下は、海づくり大会実施に伴って募集された絵画や習字作品をご覧になり、優秀作品に選ばれた児童・生徒らと、歓談された模様です。

これは厚岸のイベント会場で展示されたものですが、優秀作品は釧路で展示されたらしいです。おそらく後述するように、両陛下お泊りの釧路プリンスホテルが、その会場だったんじゃないかと思われます。

文責 北海道 突撃一番

3 件のコメント

    突撃一番

    2023年10月13日

    お二人ともコメントありがとうございます!
    最近では、伊勢神宮に贈られる神馬にニンジンを与える姿が報道されるなど、愛子様も人一倍動物がお好きなようですね。5歳くらいから乗馬もなさってますから。

    ワシ類ばかりでなく、シマフクロウなど、人間の活動の影響で絶滅が危惧される生物は道内にも多いです。

    そういった話も、愛子様も両陛下から聞かれている事でしょう。
    親譲りの研究熱心さで、愛子様が地方を訪問される日が楽しみですね。

    基礎医学研究者

    2023年10月13日

    (編集者からの割り込みコメント)「皇室」の方々が、代々それぞれ研究テーマを持って研究に従事することは知識としては理解しておりますが、今回の突撃一番さんのようなエピソードを聞くと、親近感がわきますね(自分も、研究者をやっているからというのも多少ありますが)。「熱心に話を聞いて、きちんとした質問をする。」これって、もしかして、わけわからないマウントとろうとして相手の話に一切耳を貸さない、「ダンケー」とは一線を画す態度なのでは( ̄ー ̄)ニヤリ。次回を楽しみにしております。

    れいにゃん

    2023年10月13日

    こういう子供の字や絵って、ホッコリしますよね(*^^*)それにしても、この屈強そうなオオワシに大怪我を負わせる事故が多発とは…両陛下の励ましで、保護活動が更に盛んになるといいですね。愛子さまへの土産話になっていそう。

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