日本と中国の君主の品格の違いを考える

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今も昔も、国問題で観られる価値観の違いですが、隣の中国と日本の君主の振る舞いには天と地の差がある、と中国の国慶節の中で強く感じました。

中国の君主の振る舞いは今も昔も、自己の栄華中心で、自己研鑽なく、孔子などの文化よりも孫子の兵法家の思想重視であり、争いでどれだけ自分中心に利が得られるかを重きに置いた価値観と観られます。

殷の紂王や三国志で暴君と呼ばれた董卓、文化破壊し餓死者を多数出したボウ建国者の振る舞いはなんら変わらず、

停滞した歴史を繰り返しています。

その振る舞いは今も変化は観られず、自国は世界で一番!と眠れるかの熊(※現在の中国の君主サマが、”熊のプーさん”と言われていることの、比喩的表現です)の方は言いますが、日本の皇族の方々は学問研究を自ら行い、民の想いに寄り添い政務に務められ、自己研鑽をされている為、君主の振る舞いに天と地の差が明らかに見受けられます。
また人徳(仁徳)にも差があり、例えば日本の天皇陛下が諸外国に赴かれると、その国の人々が陛下の振る舞いに自然と敬意を抱き、歓迎ムードが強く、イギリスの故エリザベス女王も本当に歓迎して歓談されていた様子が、TVの中継にて伺えていました。

一方、かの方が諸外国へ赴くと、行く先々に(特に発展途上国で紛争があるところ等)皆喜んで迎えていますが、そこでは敬意より、媚(び)を含めた色々な欲が観える様子が分かり、仁君として迎えていないのがありありと分かります。かの方に駆け寄る人は熱に浮かされた者か、あるいは何かで倒そうとする人しかいないのではと強く感じました。北の細い白熊の方(※ロシアの同じタイプの独裁者の、比喩的表現です)も同じではと思われます。

中国は先進国として名を挙げた!と言いますが、
中はボロボロで、民衆に沿わない政治で骨組みが
ガタガタであり、歴史を破壊したり停滞したツケが
今まわって来ていると感じる次第です。

文責 神奈川県 神奈川のY

4 件のコメント

    神奈川のY

    2023年10月20日

    いつもコメントありがとうございます。
    なまじ大陸とご縁があり、ちょくちょく書かせて頂いてます。京都のS様、世間主義が暴走する形は日本と大陸では共通してるところがあります。大衆の心理で、我が身の可愛さや自分より弱いから叩いて溜飲を下げる質とか。
    基礎医学研究者様、いつも推敲ありがとうございます。今後も、八路軍祖父母譲に習ってゲリラ魂で精進したいと思います。
    突撃一番様、日本の皇室の姿勢、王道は大陸の民にとって憧れが強く欲するところですが、遥か遠い存在故、歯痒く思ってる感じがします。ガキが大人になるにはまだ時間要します。

    突撃一番

    2023年10月18日

    「軍事的統率者としてのカリスマ性」が天皇に求められたのは、天武天皇まで。
    持統天皇以降は「天津神の神託」に即位の為の権威付けを求め、王位候補者(そのバックにいる豪族)同士の、皇位を巡る争いの歴史を、大きく改革された。

    中国共産党が、いまだに武力による覇権の獲得という事実に、統治の権威付けを頼っているあたり、日本より1000年以上遅れている。

    クソガキ。

    基礎医学研究者

    2023年10月18日

    (編集者からの割り込みコメント)興味深く、読ませていただきました。神奈川のYさまが出された例以外にも、例えば、秦の趙高、漢の呂太后(劉邦の奥さん)、三国志でいうと、十常侍などちょっと思いつくだけでも、我々の感覚とは異なる暴君はいくらでも出てきますよね。中国が作ってきた文化や偉人については、ある程度経緯は払いますが、国の体制については学びたくない部分ばかりだと(殺伐としていて)、改めて思った次第です(やはり、日本は「皇室」が続いて穏やかに包み込んでくれた文化だと、やはり思います)。

    京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)

    2023年10月18日

     Y様、いつもながら中華と日本を対比させる君主論は説得力があります。革命と虐殺の歴史を経てきた人種と自然災害に団結して立ち向かえば良かった人種とでは全く思考パターンが異なり、彼の国の君主があの様であっても仕方ない面がある気もします。しかし今、日本では「団結して立ち向か」う対象(皇族方自身やジャニーズタレント)を間違え、異常な破壊衝動に駆られて世間主義が暴走しています。もう私は「大衆に玩具を与えるな!」という心境になっています。

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