言論ストロングスタイル vol.213に対する反論(サトルさん)①

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(編集者より)
岸田首相の所信表明演説の宣言以来、事態は少しずつ動いています。といっても良い動きばかりではなく、馬淵議員の質疑、および自民党新組織の初会合を受けて、「ダンケー」主義者の中で、必ず調子づく言論がでてくるだろうな~!と思っていたら、やはり来ました。で、こんな放言を見過ごすハズはなく、これに対して以前にも連載いただいた、サトルさんより”ボヤキ論破”が寄せられましたので、短期連載の形で、掲載いたします。では、どうぞ<(_ _)>

「懲りない、めげない、へこたれない!」……と、地方の中小企業の安っぽいCMのキャッチフレーズのような感のある、倉山満の最新ストロングスタイル。

笹師範の以前のブログで「……倉山か」に嬉しかったのか?と、思ってしまうかのような相変わらずの記事。

(笹師範は何回深呼吸してるのかな……)

まず冒頭。

「止まっていた皇位継承問題だが……(略)……岸田文雄総裁直属の組織を立ち上げ、麻生太郎副総裁を責任者として取り組むとのことだ。……」
「……麻生元首相は皇族と親戚関係にある。」

始まったよ……。長々とさも「権威ある」みたいに5行。

親戚関係にある?

だからどうした?
「私の先生は、学問に思想を持ち込まないから正しい」みたいな展開は止めてくれんか?
そんなに「自説に不安」があるのか?

さらに続けて、

菅義偉前首相「が」旧皇族の男系男子孫の皇籍取得案を提言し、それを引き継いだ(正しいと認識した)岸田文雄が、両院議長に提出(したかのような)記述が続く。

またはじまったよ……。少しずつ少しずつ誤魔化し印象操作=予備催眠。

さらに続けて、

「穏やかに話し合いを進めるのか、いたずらに対立を煽るか。安保法制騒動のように、国を挙げて大喧嘩のあげく、与党が力で押しきる……」のは慎むべきだ……

と良識者気取り。

いや普通に「国会で議論を進めましょ。法制局も安保法制のときみたいに、無理な解釈やめましょうね、自民党も力で押し切るな」……でよくね?相変わらずのすり替えだな。いきなり極論に走るなよ。聞いてて背中に悪寒が走るよ。そんなことばかり言うなら、罰として、あなたの背中にオカン走らせるぞ、まったく。

さてここから「立憲民主党の馬渕議員」の国会答弁に、

倉山解釈の始まり始まり。

「見出しだけ読むと、政府は皇籍取得の意思がある旧皇族の存在を調査も把握もしていない……と答弁したとだけ強調されかねないが……」

いやいやいや。なに「されかねないが……」って?

実際そうだろうに。

「……法制度が整う以前に「準備は万全です」などと言うはずがない。常識で考えて既に把握してるに決まってるし、私もそう聞いている。」

誰から?

あのな。法整備の準備、整うもなにも、

対象者がいなきゃ話にならんだろ?調べんでどうする?当たり前の話だろうが!

しかもその対象者として「選ぶこと自体が憲法違反の疑いが濃厚」なんだぞ?

なんだよ、しかも「常識で考えて既に把握してるに決まっているし……」って。

今度はだだっ子か?

8 件のコメント

    基礎医学研究者

    2023年11月26日

    >サトルさん
    なるほど、お付き合いいただきありがとうございました。確かに、彼らが何をいおうが、「ふるまい」をじっと観察すると、そのようなことになりますね。自然現象も時にそうですが、「本質」への筋道は、最短経路をとった「シンプル」なものが多い、ですかね(^_^)。

    サトル

    2023年11月26日

    続き。
    倉山の今回の文章から感じる「変化」に、「逃げ切ろう」とする慌てぶりを感じるのです。

    サトル

    2023年11月26日

    〉基礎医さん
    とんでもないです(汗)
    バランスが……というのは、表現が相手側から見た言葉です(^_^;)
    ピンチとチャンスはコインの表裏……だと思っています。
    ダンケーがなんかやらかす……というより、大慌てで事を進めるかな……かなと。

    基礎医学研究者

    2023年11月25日

    >サトルさん
    基礎医です。何度もすみません。なるほど、確かにそうですね。やはり、国会で議論されること自体が「ダンケー」にとって相当まずいことだったのでしょうね。だから、必死にでかい声張り上げると。でも、今回は”心ある国民”に見破られるわ、国民の関心も持続しているので、かなり調子狂っているのでしょうね。

    それと…「ある意味、今は一番危険な状態だと思っています。今までの(皇室議論の)バランスが崩れ始めていますから。」
    →自分、ここもう少し深堀したいのですが、これって「ダンケー」の人がなんかヤラかすかも!みたいな感じですかね?私たちは、さらに継続しますけど。

    サトル

    2023年11月25日

    〉基礎医さん
    1つ過去の倉山ストロングスタイルと「違い」が見てとれました。
    ほぼ、反論?やマウント補足がない……点です。「最早できない」んだと思われます。
    前半の事実?記載も原稿の字数埋め……としか、私は見ていません。

    最後の泉代表の件(今朝の笹師範のブログ記載)も含め、ただ埋めているだけ。全体的にも、バレバレの論点ずらしのみに終始していますし。これは、広く国民に知られてしまう前に……いえ、広く国民に知られ始めているが為、「急いでる」「焦っている」んだと思われます。
    「もう絶対に勝てない」……と。
    だからこそ、私たちは更に活動を加速し、声をあげ、とどめを刺さないといけない……と思います。ある意味、今は一番危険な状態だと思っています。今までの(皇室議論の)バランスが崩れ始めていますから。
    そういった意味も含め、今度の道場は今まで以上に極めて重要……と思っています。また奇抜?なダンケーの「戦争宣言」(笑)も紹介されてますが、彼の宣言も、「ダンケーが負けた」が前提ですから。あんな彼?でも判る状況なんだな……と思います。

    基礎医学研究者

    2023年11月25日

    >サトルさん
    なるほど、おもしろいですね(^_^)。まあ、激しく点滅は実際には無理ですが(;^_^A。「皇位継承問題」に関しては、親元の産経新聞だって、変な内容書いたときには批判にさらされるわけですから(現在は、全国4紙の報道が増えてきているので、結構分かりやすいです)、SPA!編集部も編集者の矜持を見せてほしい(小林先生にたいしていろいろチェック入れるのならば、なおさら)。

    サトル

    2023年11月25日

    基礎医さん
    御手数おかけします。
    欄外にこんな感じですかね?
    ……
    「当社の出版背景を考慮し、「オリジナル」のまま、掲載致します。途中、「激しく点滅」する場面がありますので、明るい気持ちで、離れて御覧ください。」
    なんて、どうでしょう?

    基礎医学研究者

    2023年11月24日

    (編集者からの割り込みコメント)いや、まず編集長として。「連載」を快諾いただき、感謝致します。倉山の放言は、やはり反論いりますよね。で、いきなりですが、自分、「……法制度が整う以前に「準備は万全です」などと言うはずがない。」。これ、かなり問題発言だと思うのですが、SPA!の編集部は、なぜここにチェック入れなかったんでしょうね(# ゚Д゚)。理由はサトルさんが明確に説明していますが、倉山の原稿に修正入れられないなら、せめて「欄外」か余白に、「編集部の見解」というのを入れてほしい(これなら、倉山が編集部の意見を聞くか聞かないかは、関係ないと思いますけどね( ̄ー ̄)ニヤリ)

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