「愛子天皇論」の献本:地元自民党議員への事務所訪問(ゴロンさん)

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 私も、千葉市の自民党衆議院議員の事務所に訪問して、「愛子天皇論」を献本してきました。事務所は意外と近所で、昼前に歩いて訪問してきました。
「門山議員にお渡ししたいものがあるのですが」と訪問すると、秘書の方が対応してくれました。缶のお茶も出してくれました。名刺交換して、訪問理由を記載した手紙と「愛子天皇論」を取り出し、安定的な皇位継承の問題ついて門山議員に関心を持って頂きたいので、この本を献本したい旨を伝えました。
 秘書の方は、小林先生の作品はよく知っているようで、ゴーマニズム宣言は時々読んでいたとのことで、「話が面白いですよね」と言っていました(最近はあまり読んでいないかもしれませんが)。
 手紙の通り、最近の皇位継承問題の話題について話をすると、秘書の方は、「重要な課題ですよね」と好意的に聞いてくれたようです。内閣法制局の答弁は国民が納得できるものではないのではという話も、頷いていたように見えました。そして、手紙と本は、門山議員に必ず渡しますと言って頂きました。
 その後、お茶を頂きながら、門山議員の話を伺いました。法務副大臣の再登板は本人も驚いていたそうです。
 最後に、忙しいとは思いますが、安定的な皇位継承の問題についても、積極的にかかわって欲しい旨を伝えて、訪問を終えました。滞在時間は10分くらいだったと思います。
・・・・・

(手紙内容)
この度、法務副大臣に再登板されたとのこと、お喜び申し上げます。
私は、添付の名刺の通り、千葉市在住の弁理士、○○と申します。
この国の課題の中で、私が特に関心があることは、「安定的な皇位継承」の問題です。
本日、貴事務所に訪問したのは、法務副大臣として、法秩序の維持に少なからず関係するこの問題の解決について、門山議員に関心を持って頂ければと、小林よしのり氏の「愛子天皇論」を献本するためです。
現在、この問題は、岸田首相が、「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」を立ち上げたり、国会で馬淵議員が内閣法務局の木村第一部長に質問して、一般国民であっても、旧宮家の子孫の男系男子に皇族の身分を取得するような制度が、合憲であるような、憲法の法の下の平等の精神を蔑ろにする常軌を逸した答弁を引出したり、宮内庁長官が記者会見で「現時点の皇室全体を見渡すと、安定的な皇位継承という観点からは課題がある。皇族数の減少は皇室の活動との関連で課題がある」という認識を示したりして、ホットな状況になっていると思います。
 門山議員は、先日発足した、自民党の懇談会のメンバーではないようですが、国会議員としてこの議論に参加する責任があると思います。新聞記事等では、この懇談会では、未だに2021年12月に纏められた有識者会議の報告書を基に、「(1)女性皇族の婚姻後の皇籍を維持する案、(2)旧宮家の男系男子を養子縁組で皇族とする案」で議論が進められるようなことが書かれていますが、ほとんどの国民が女性天皇・女系天皇を認めている中で、どれだけ国民の心情と乖離しているのかと不思議でなりません。単なる閣案の合憲お墨付き機関の内閣法制局が認めようが、国民がこれらの案を認めるわけがないのです。
 既に、ご存じかと存じますが、先日Yahooニュースで、「園部逸夫・元最高裁判事「女性、女系天皇を認めるべき」 皇室典範改正、進まぬ議論に提言」という記事が掲載されていました。
これは安定的な皇位継承の議論への最高の提言だと思います。
(1)皇位継承資格を女性・女系に広げる、(2)皇位継承順位は直系を優先する、(3)兄弟姉妹では長子を優先する、という2005年の報告書の結論が答えです。この提言は、常識的な日本人であれば、するすると頭に入ってくる話だと確信しています。本来、この時に皇室典範は改正されるべきだったのです。
 岸田首相や自民党議員が、国民の心情を受け止めて、皇室典範の改正を実現し、愛子皇太子が誕生することになれば、様々な要因で閉塞した日本に、爆発的に明るい光がともり、政治的にも経済的にも効果的だと思います。
「愛子天皇論」には、門山議員にとって嫌なことも描かれているかもしれません。しかし、皇室の存続にとって、もう一刻も猶予がないのです。是非一読して頂き、国会議員の責任として、「安定的な皇位継承」の議論に積極的に関わって欲しいと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。

文責 千葉県 ゴロンさん

4 件のコメント

    ゴロン

    2023年12月2日

    基礎医学研究者さん、掲載、コメントありがとうございます。手紙は手書きでと思いましたが、下書きしていると長くなってしまい、諦めて、サインだけにしてしまいました^^)。
    ただしさん、チコリさん、コメントありがとうございます。議員の事務所の場所を調べたら、散歩コース的な近所で、行くしかないなと思いました。

    チコリ

    2023年12月1日

    事務所訪問お疲れ様です!
    感動致しました!

    ただし

    2023年12月1日

    ゴロンさん、ご訪問、お疲れさまでした。
    m(_ _)m

    法務副大臣に、内閣法制局の答弁のおかしさを、国民目線から伝える意義は、とても大きいと思いました。
    また、今の状況を順を追って丁寧になぞらえて伝えられていることも、法務副大臣の立場として、身の引き締まる思いがあるのではないでしょうか。
    ゴロンさんが訪問されているご様子が、目に浮かぶようでした。
    (*^^*)

    基礎医学研究者

    2023年12月1日

    (編集者からの割り込みコメント)自分は、実際のゴロンさんをよく知っているのであえて書きますが、普段のゴロンさんは「意見フォーム」の怒りの(# ゚Д゚)とは異なり、結構ニコニコしている方です。訪問レポートにも、それが良く現れていると、思います。しかし、向こうから「小林よしのり先生の本って話が面白いですよね!」といってもらえるのは、うらやましい(自分は、少なくともこの入りは経験したことがなかったですね)。これなら、話が弾むな!というのが、率直な感想でございました(なお、お手紙は、ゴロンさんらしい内容と、自分は思いました(怒りのトーンではありませんが)。

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