毎日新聞「考・皇室 深まる危機」続報①に対する反応(ukiさん)

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本日、毎日新聞に連載されている「考・皇室 深まる危機」の記事の続報を紹介しました。

まだ、紙面には出ておらずで、ふえいさん同様、「毎日新聞を後押しするために意見・コメントを!」と呼びかけたのですが、それにさっそく応えてくださった方がいらっしゃので(T_T)、以下、紹介していきます(`・ω・´)ゞ


【ukiさん】
京都市のukiと申します。今朝配信された山田奈緒氏による『考・皇室 深まる危機進まぬ皇位継承議論 元宮内庁長官の憂い「危機的状況」」の感想です。身近におられた元宮内庁長官の羽毛田氏の言葉から見た上皇・上皇后陛下のご意思が汲み取ることができる素晴らしい記事であり、たいへん感銘を受けました。
 特に、羽毛田氏の言葉『私たちが忙しい生活の中で忘れてしまいそうな「大切さ」を、公平無私な行動で示してくださる。ともすれば自己中心主義に流れてしまうような世の中で、象徴天皇の存在は社会の安定を助けてくれる。それが私の思う皇室がある意義です。』は私も強く同意します。安全で、ほどよく発展し「私」の利益が追及できやすい日本だからこそ、我々は皇室の方々のふるまいを通じて、日本人同士をつなぐ歴史の縦糸、現在の横糸のつながりの大切さを見て、大きな視点での公の心を常に守り育む必要があるのではないかと感じました。
 しかし、最初の「皇位は男系のみによって継承されてきた」の一文。これは欠史八代含め生物学的にあり得ない年齢を生きた天皇もあること、天皇を親から「継承」した場合は女系天皇と言えること(本来「皇位継承」とはその直前の天皇からの継承を第一義とするのが自然です)から、むしろ男系継承だと断言するのは誤りである(そもそも結果論に過ぎない可能性のものを前提として、男系のみだと言い切ることはおかしい)と考えますので、その点についての訂正・議論も掲載いただければ幸いです。読者が正しく理解を深め、「国民の支持を得られる皇位継承を」確かにするため重要なことだと思いますので、何卒よろしくお願いいたします。
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興味深く、読ませていただきました。ukiさんから私信でいただいたコメントの一部ですが、「毎日新聞は、ほんとにドトーのように皇室関連のバランス感覚ある記事を書いてくれますね」というのは、自分が毎日新聞の記者でしたモチベーション、爆上がりですね(^^)/。毎日新聞さんが22, 23日(上皇陛下誕生日)と「皇室」の特集記事を出されてさらに!というのも、読者の後押しに応えていると、自分は確信しています(そして、今回のukiさんの行動はそれにつながる)。それから、自分はあえてリード文も含めてとりあげなかったのですが、確かな読者の目というのは、やはり侮れませんね。実は、山田記者の記事で唯一残念だったのは、記者自身のリード文のところであり(太字で示しました)、そこはしっかりukiさんが建設的な指摘をされておられるので、こういう読者の指摘は新聞社を育てる、と自分は思います。ukiさんからの私信では「これ、わざとなのか?反応を狙ってるのか?記者の誤認?と思うほど、これまでの論調から浮いてる感じがします。不思議です」言われているのでなかなか厳しい見方ですが、意見・コメントのところでは、”なぜその認識が誤りなのか?”ということを丁寧に指摘しています。この連載は大変おもしろいのは間違いないので、読者の意見もしっかり聞いていただき、次回に期待です(基礎医学研究者)。

2 件のコメント

    基礎医学研究者

    2023年12月25日

    >ukiさん
    返信コメントありがとうございます。他の方に先駆けて、毎日新聞に意見・コメントを投稿いただき、感謝致します。いや、少なくとも「皇室」の記事に関しては、本当に皇室への優しさを感じますよね(そして、読者の後押しにきちんと応えてくれていますよね)。こういうところには、ジャーナリズムの良心を感じます。そして、そうか、なるほど(*´▽`*)。たしかに、記事、古賀攻氏の「水説」そして読者の声もいれたら、良い本になりそうですね。同意です(^_^)。

    uki

    2023年12月25日

    基礎医さん、コメントありがとうございました!
    毎日はweb購読してますが、皇室問題に関しては、本当の意味で優しさ、良心あるジャーナリズムであり、周辺知識の整理にも役立ちます。読者の声も含めて特集まとめて本にしたら、「愛子天皇論」とともに必携書籍になるのではないでしょうか。

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