【論破祭り】サタンの「姑息スタイル」を、泉氏は見抜けるか!?(後編)

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  • 愛子様・佳子様が皇統に属する男系の男子と結婚しなかった場合(普通の一般男性と結婚した場合)、配偶者も子供も皇族になれないというのが政府の立場だが、「旧皇族の男系男子孫(原文ママ)」と結婚されれば、配偶者も子供も皇族となれる。
    ~倉山満「言論ストロングスタイル vol.221」『週刊SPA!』2024年2/13・20合併号より~

〇 この文章については少々、補足説明が必要なようです。

前段は、令和3年の有識者会議報告書でも、結論としてテキトーにまとめられたゴミクソ理論なので、まあ、曲がりなりにも「政府の立場」と言ってよいでしょう。岸田も推してるし。

ただし、眉唾なのは後半部分

「旧皇族と結婚すれば、配偶者も子供も皇族になれる」という部分については、有識者会議報告書にも一切そんな話は上がっていません。報告書が想定しているのは、婚姻による皇籍取得ではなく、あくまで「養子縁組」なのですから。

むしろ、養子となる一般国民に既に子がいた場合には「子については養親との親族関係が生じないこととし、皇族とならないことも考えられます。」とまで報告書では指摘されているぐらいです。

また、これまで政府関係者がそのように答弁・コメントをしたという話も、私は寡聞にして知りません。 誰か知ってる??

おそらく倉山は、自分で勝手に設定した脳内ルールを愛子様・佳子様に押し付けて、女性皇族を脅迫してるんだよ。

彼の言いたい事は、大体こんなカンジでしょう。

お前達が結婚相手を選ぶのは自由にさせてやる。その代わり、もし男系の血を引く男との結婚をお前達が選ばなかったら、その結婚相手も子供も皇族にはなれず、皇室は先細りし、いずれ悠仁様の御一家だけになる。その時はお前達の責任だからな。

それでもいいなら、血統に関わらず好きな男と結婚しろ。

国民も国会も、皇統が断絶しても一切汚名は被らないぞ。 結婚相手を選ぶ自由は、おまえらに与えてやったんだからな!

…と、愛子様・佳子様に選択を押し付け、「皇室の弥栄」を担保にチラつかせて脅しをかける事で、「惚れた男と結婚する自由」まで彼女達に“自粛”させようって魂胆なんだよ。

しかも、自分の手は一切汚さずに!!

「皇族の人生を政府が強制できないが、内親王殿下にそのような決断をしていただいた場合・・・」などと、主張の核心に関しては相変わらずお茶を濁して、明言を避ける事も忘れずに、論の方向性を恣意的にもっていこうとしているのを見ても(倉山のお家芸なんですよ)、コイツの薄汚いホンネは見え見えだろう。

このホンネに気付いた時、俺は倉山満に対して、猛烈に腹が立って仕方がなかった。札幌ドームがファイターズをイジメ抜いた時の奴隷契約より、1000倍くらい “ヤクザ寄り” かつ姑息なやり方じゃないか。

なにしろ皇族はファイターズと違って、反論権すらも無いんだから!

おまえみたいな“国民主権病サタン”がいるから、皇族から自由を奪って、眞子様・佳子様を「皇室脱出」に追い込んでしまうんだよ。

ふざけるのも大概にしろ!!

皇室典範改正が国会マターである以上、「皇室の弥栄」への全責任は、皇室ではなく全国民が背負うんだよ。

自分達の責任を、意見を言えない皇室にうまいこと押し付けて、逃げようとするなボケ!!

怒り任せに、ごーまんかましてやろうか?

小室さんも然りだが、一般男性が皇室入りするのにいちいち「男系血統」なんか、考慮する必要は一切無い。

愛子様が、あるいは佳子様が、「この人となら、共に『象徴』としての人生を歩んでもいい!」と決心出来るレベルでの、絶大な信頼を勝ち取れるような素晴らしい男性であれば、「皇族」として、あるいは「皇婿」として、そして「天皇の父親」としても、それだけで十分【合格】なんだよ。

女性皇族が備え持ってる「人を見る目」を、もっと信じろよ!!

文責 北海道 突撃一番

参考文献

『令和3年12月22日 「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案 に対する附帯決議」に関する有識者会議』報告https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/taii_tokurei/pdf/houkoku_honbun_20211222.pdf

7 件のコメント

    チコリ

    2024年2月14日

    俺達がついてるぜ!!! 

    突撃一番

    2024年2月13日

    皆さん、多くのコメントありがとうございます!

    先日のゴー宣DOJOで高森氏もおっしゃっていましたが、立民を除く野党の大半が、悉く有識者会議の案に賛成しているとの事で、まことに由々しき限りです。
    そりゃ、気分はどんよりニヒリズムにもなっちゃいますよね。

    「喧嘩腰の態度を代表(※泉氏)に強要しようとする動きがある」などと倉山は揶揄していますが、明らかな君臣の別の破壊と、国民差別を屁とも思わぬ「ボンクラ報告書」を見せられたら、ブチキレて喧嘩腰になるのは当たり前ですよ。

    ホンモノの忠臣であれば!!

    ホントにそうまでして「血統差別」が必要なのか、政治家共には一連の倉山論破を熟読して、考えてほしいもんです。

    泉代表が、第一次安倍政権みたいに「ポキ~~」っと挫けないで、正しい主張を継続してくれるのであれば、野党の全てが敵に回ったとしても、決して孤立はさせない。

    俺達がついてるぜ!!

    SSKA

    2024年2月13日

    男女の隔てを無くす皇室への反抗心、女性(女系も理屈は同じ)排除の執念だけは凄まじいですね。
    自民案の欠陥部分、皇族と国民とが身分差を超えて暮らせるかに対し立憲は安定継承の為の論点を明確化したに過ぎないのですが。

    サトル

    2024年2月13日

    だって大多数の国民は(それはそれでちょびっとだけ問題)、皇室の先例の知識はゼロに等しい。

    本当の問題は知識になく、「状況を知らない」ことにあり……です。

    サトル

    2024年2月13日

    いつもお疲れ様です。

    そもそも「なぜ国民に問いかけたか?」という視点……意味を、ダンケーが一切無視する時点で「逆賊」「侮辱的」だと思いますね。

    ありんこ

    2024年2月13日

    毎度トンデモ文のツッコミお疲れ様です!
    造語の次は、どこにも書かれていない方法ですか(笑)
    いかにも赤ちゃん脳みそ!って感じですね!悪い意味での。
    てかホント報告書にもどこにそんな条件書いてあるのって感じですね。どういう意図で持って書かなかったのかは気になりますが(笑)←まぁなんと騒ごうが事実女系継承として見られますもんね(笑)そんな事するなら女帝女系OKでいいよって話で。最近の八木氏の寄稿から見ると特に(笑)

    そもそも彼の中での決定事項設定を“女性皇族の結婚相手国民の血筋によってその夫と子の待遇が変わる法律”として定めるものと現実的に考えるとモロ“門地の差別”へかかりますよね〜。お墨付きを与えたように見える内閣法制局の門地の差別の適応外となる条件満たさないんですから!(さすがにアウト過ぎたのかな)具体的に考えていくと何言ってんの?にしかなりませんねぇ。

    国民が出来ることは皇室にあれこれ(産まれる子供の性別等)望むことではなく、皇室が望まれるであろう形に失礼では無いかたちに法制度を整えることでは無いんですかね。少なくとも天皇陛下は国民間に法的根拠を持った差別を望まれるのか?というお話。ご自身の立場を担保する憲法を毀損することを望まれるのでしょうか?(天皇世襲制の否定・門地の差別の合憲)
    そもそも国民が皇室に男子出産のみを求めている法律は無礼にも程があるとは思わないのは、やはりこの倉山って人は国民主権病に侵された保守の風上にも置けない人間って事ですね。皇室が男帝固持を真に望むと思うのならこそ女性女系天皇も可とする法律に賛成するといいと思いますよ。(男帝固持と思ってないと既に感じるから(皇室を信じてないから)反対なんですよね〜いやー逆賊だね〜)
    私、男系男子派だった時(皇室の意思は男帝に限るべきでいずれは滅ぶべきと恐れ多くも勘違いしてた頃)そう思ってましたもんー!

    チコリ

    2024年2月13日

    胸がスキッとしました!
    文章にはどうしても書いている人の本音が出てしまい、
    正に倉山の「薄汚いホンネ」がビシッと指摘されています!

    小室さんバッシングの嵐の中、
    何故「眞子さまが選んだ小室さん」を喜んで祝福してあげられないのか?
    上から目線で偉そうにバッシングするおまえらは何様なんだ?と腸が煮え繰り返りました。
    ゴーマンかましてくださりありがとうございます!
    まったくその通りです!
    「ふざけるのも大概にしろ!!」

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