単刀直入にお願い申し上げます。
【男女問わず、時の天皇の直系長子優先による皇位継承】
これを、速やかに実現してください。
岸田政権下の有識者会議が、恥知らずにも提言した「旧宮家の男系子孫の養子縁組」案は、全くの一般国民を家柄・血統によって分断する行為であり、到底認められない事は言うまでもありませんが、何より問題なのは、会議報告書が掲げた目標があくまで「皇族数の確保」のみであり、「皇位継承の問題とは切り離す」と明言してしまった事です。
仮にこの憲法違反の愚策が実現したとしても、将来悠仁様に嫁がれる親王妃殿下に「何がなんでも、男児を産まなければ皇統が途絶える」という精神的重圧を課してしまう危機的状況は、何一つ改善されないのです。
「そんな先の事まで考えられない」とお思いですか?
だったら政治から身を引いて下さい。
その時になってから慌てても、愛子様・佳子様はもう、ご結婚と共に皇室を去られています。万が一残られたとしても、継承資格とは無関係なお立場のまま、「宙ぶらりん」の状態で放置してしまう事に変わりはありません。
「神武天皇以来の男系血統」等という、どこまで史実かも不明瞭なドグマに固執するあまり、国民統合の象徴たる「天皇」というお立場に、女系子孫が即位できない制度を放置する事は、「女は日本国民に非ず」と世界中に宣言しているに等しい、野蛮極まりない国の恥です。
「シナ男系主義」からの脱却を達成する方が、我が国の真の独立に繋がりますよ?
第127代天皇には、敬宮愛子内親王殿下こそ相応しいのです。
天皇陛下が、皇室の活動として最も重んじておられるのは、性別云々ではなく「常に国民に寄り添い、国民と苦楽を共にする」という、象徴としての務めを果たす事です。
先日の能登半島への御訪問で、両陛下自ら模範を示された通りでしょう。
「男系血統」なる、極めて曖昧な出自くらいしか取り柄がなく、皇族としての教育すら一切受けていない「旧宮家子孫」如きが、愛子様以上に、陛下が期待される「象徴の務め」を果たすのに相応しい等と、国民民主党の議員諸氏は本気でお考えなのでしょうか?
それこそ愛子様に対する侮辱に他ならないという事だけは釘を刺して、私からの要望とさせて戴きます。
※ この問題に関しては党派を超えて、立憲民主党と共闘された方がよろしいかと考えます。
~推奨文献~
義江明子『女帝の古代王権史』
ちくま新書2021年3月10日
・・・どうにも、相手が政治家だと、よーしゃなく辛口になりがちなので、ジェントルマンを装うのも大変ですわWWW
文責 北海道 突撃一番
2 件のコメント
チコリ
2024年3月28日
すごーい!すごーい!すごーい!
まことに胸がスッキリ致しましたでございます!
「だったら政治から身を引いて下さい」ですよね?
まったくこざかしいったらありませんぜっ!
ジェントルマン、耐え難きを、耐え!忍び難きを、忍び!
まことに、ありがとうございます!ううっ!(感動の嗚咽)
突撃一番
2024年3月27日
掲載ありがとうございます!
補足しますと、本文は国民民主党のフォームに意見投稿した文章です。
どうやら公明党にも送らなきゃダメな雰囲気になってきたけどw