毎日新聞の社説に意見投稿(L.Kさん)

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基礎医学研究者でございます。

昨日の毎日新聞社説の反響は大きく、本日のまーさんの「愛子さまトーーク」にもありました方法で、L.Kさんが毎日新聞に意見・コメントを送られたので、以下に紹介します(DOJOサポーターメーリスより)。

タイトル:4月10日付社説「皇族確保の政党間協議 もう先送りは許されない」の感想

毎日新聞社 論説委員各位

いつも良質な皇室関連報道に従事していただき、誠にありがとうございます。表題の記事を拝読しての感想を記させていただきます。

与野党協議の日程に関する額賀福志郎・衆院議長の見解が報じられたのに合わせて、間髪入れずに明確な考えを示されたことに、貴紙の並々ならぬ意思を感じました。ここに心からの敬意と謝意を表します。

安定的な皇位継承問題において、貴紙の姿勢は質・量ともに深く信を置いております。今回の社説も、皇族数の確保に留まらず、女性への皇位継承資格にも言及されており、とても素晴らしかったです。これからも、引き続きこの問題を報じていただき、世論を喚起していただきますよう、よろしくお願い致します。

その上で、今後この問題を論じられるに当たって、一点お願いしたいことがあります。
令和3年の有識者会議報告書で示された「女性皇族の結婚後の身分保持」案が、ご結婚相手やお子様の皇籍取得を「認めない」という欠陥を抱えていることを、周知していただきたいです。

女性皇族の身分保持案をその後の安定継承策につなげるためには、ご結婚相手やお子様の皇籍取得を認め、「女性宮家」の制度化を実現することが不可欠です。にも関わらず、主要政党の中でそれに前向きなのは立憲民主党だけです。数の上では、報告書の案のまま押し通される危険が極めて高いです。

この問題は、あまり世間では意識されていないと思われます。
「愛子さまや佳子さまが残れるのなら、いいじゃないか」と、実態を知らされないまま受け入れられてしまうことが危惧されます。それを防ぐために、ぜひこの欠陥を指摘し、国民的議論に結びつけていただきたいです。

有識者会議案は、女性皇族よりも、男系の血筋であるというだけの国民男性の方が、皇統の担い手にふさわしいとするものです。(しかも、20代・600年以上遡らないと歴代天皇に繋がらないほど、遠い血筋にも関わらず。)
女性皇族の人生や尊厳も、「国民と苦楽をともに」という皇室の方々の思いも踏みにじるこの案を支持する者に、人の心があるとは到底思えません。

この案を覆し、ご結婚相手やお子様の皇籍取得を認める「女性宮家」を実現することが、今国会における本問題の最重要課題です。それは次回以降の皇位継承論議につなげるだけでなく、皇室と国民との信頼関係、ひいては国を保つために不可欠な、人と人との信頼関係を維持するために欠かせないことであると、確信します。

ぜひそれに向けて、公器としての使命を全うしていただきたく存じます。
貴紙のご活躍を、心よりお祈り申し上げます。

※なお、L.Kさんよりお聞きしたのですが、実は「社説」の紙面には、タイトルの横に、ronsetsu@mainichi.co.jpなるアドレスが意味深に記載されていまして、論説委員の執筆者に直接届くことを期待し、併せて送られたとのことです。

ありがとうございました。毎日新聞は、後押しのエネルギーを感じるでしょうね。ぜひ皆さま意見を送ってくださいませ^ ^

愛子さまを皇太子に!

*毎日新聞へのご意見・お問い合わせなどhttps://www.mainichi.co.jp/contact/content.html

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