「男系の意義」早く教えてよ、日本会議さん!!

Post's thumbnail

まだあまり送れてはいないのですが、自民党議員など、令和3年有識者会議案に同調する政治家の事務所に、下図を添えて手紙or FAXで直接意見を送付しています。

男系に限定したままの継承など不可能だと、ちょっと考えれば誰でもわかることなのに、皇室が存続できないような状況に追い込んでまでなぜ男系にこだわるのか、私には全然理解できません。

そんな中、4月12日に大須賀さんがDOJOブログで紹介された産経新聞記事によると、日本会議系の国会議員が、男系継承維持の意義を啓発するとの方針を確認したそうです。

日本会議国会議員が皇位継承策の活動方針 「皇位の男系原則の維持を図る意義啓発」
https://www.sankei.com/article/20240411-DMC6XUME4VISROFKYC6DS6JOH4/

啓発=
人が気づかずにいるところを教え示して、より高い認識・理解に導くこと(小学館「デジタル大辞泉」より。「weblio辞書」にて確認)。

それは素晴らしい!

櫻井よしこ氏も、竹田恒泰氏も、小堀桂一郎氏も、男系でなければならない理由=「男系の意義」の説明からずっと逃げてきたのです。

20年近くも安定的な皇位継承のための議論を妨害し続け、皇室の方々を悩ませ、苦しませ続けてきて、今更かよ!!
という思いもありますが、ともあれようやく明らかにしてくれるのか!

ぜひとも私が気づいていない、「皇室の存続」にも勝る「男系の意義」を教え示して、皇室についてより高い認識・理解に導いていただきたいものです!!

とはいえ、彼らがより高い認識・理解と位置付けている「男系の意義」っていったい何なのか・・・。

何しろ、日本会議国会議員懇談会の「会長」を務める自民党・古屋圭司議員(岐阜5区選出)からして、このような投稿をする始末ですから、心許ないことこの上ありません。

==============
神武天皇と今上天皇は全く同じY染色体であることが、「ニュートン誌」染色体科学の点でも立証されている。
(2022年3月6日、旧Twitter(現X)にて投稿)
https://twitter.com/Furuya_keiji/status/1500394514196103168
==============

この投稿は、日本ファクトチェックセンターのチェックにより、誤りであると断定されています。
古屋議員は、同センターからのせっかくの問い合わせにダンマリです。
(啓発はどうした!!?)

「『神武天皇と今上天皇は全く同じY染色体』と科学雑誌が立証」は誤り 雑誌の発行元が記事の存在を否定【ファクトチェック】
https://www.factcheckcenter.jp/fact-check/history/inaccurate-jinmu-emperor-and-current-emperor-share-same-y-chromosome/

会長御自らがデマを流してまで強調したい「男系の意義」って、Y染色体ですか??

Y染色体など、男性は基本的にだれでも持っているものだし、
Y染色体はただの「遺伝子の運び屋」=「飛脚の屋号」のようなものに過ぎないし、Y染色体だと皇祖神・天照大神につながりませんが?

あのですね、日本会議さん。
ボケをかましてないで、ちゃんと「男系の意義」を教えてくださいよ!

「男系の意義」がよくわからないまま、なんとなく男系が尊いと思い込まされている人達は、どんどんとんでもない言説に走っているのですよ。

憲法も!
皇室と民間との区別も!
皇室の方々の尊厳も!
安定継承を願う上皇陛下のお言葉も!
そして「国民と苦楽を共に」という、本来の皇室の伝統も!
男系維持を正当化するために、みーんな無視しているのです。

これだけでも相当ひどいのに、挙句の果てには、
天照大神が皇祖神であることや、
愛子さまの存在自体まで
否定するようになってしまっています!

もはやカルトを超えてホラーともいえる域にまで信奉者の精神を蝕んでいる「男系」に、いったいどんな意義があるというのでしょうか???

こんなエキセントリックな考えが市民権を得られるような「男系の意義」を、早く教えてよ、日本会議さん!!!
(まあ、無理だろうけど。)

文責 静岡県 L.K

参考ブログ:
高森明勅先生
「男系男子限定の理由は「どうでもよい」「説明が出来ない」?」
https://www.a-takamori.com/post/230818
「「なぜ男系か」どうしても理由を説明できない男系論者」
https://www.a-takamori.com/post/240301

15 件のコメント

    キケロ

    2024年4月19日

    >> れいにゃんさん
    >> ありんこさん

    いわゆる男系派は、「今までそうだったから」を結論としているため、それを論理として補強するにしても、論理にはならないんですよね。思考停止といえば思考停止だし、男尊女卑こそ守るべき伝統と言われればそのとおりでしょうし。

    例えば、事実として、神武天皇以降または代数を少なく見積もって継体天皇以降が男系で続いてきたからと言われても、やはり「今までそうだったから」でしかないですよね。

    おそらく男系についてのメリットをいくら言ったとしてもデメリットも出るでしょう。
    ただこれは「日本が天皇を戴く国」とした場合もやはり同じことにはなってしまいますね。
    もし今いるかはわかりませんが、過去のように「天皇制打倒!」を言っていたような人達にいくら「天皇がいることが素晴らしい」と言ったところで、彼らから見れば同じように見えるかもしれません。

    ありんこ

    2024年4月18日

    オマケに「今までそうだったから」を更にちゃんと突き詰めると男尊女卑でしか無いわけですけどね。「今までそうだったから」で止めとくのが賢い選択だと思っているのですかね?
    男尊女卑こそ守るべき伝統だと堂々と理由を示せばいいのに。そこまで言えるタマじゃない癖に皇室に無礼を押しけて非礼にも程がありますよ。

    ありんこ

    2024年4月18日

    「今までそうだったから」
    これしかないんですよね。
    いわゆる伝統やら男系血統の宗教的意義(せいぜい大陸に由来があるものしかない)やら何も無く「今までそうだったから」何物でもない。
    天皇皇族以外の人間が「今までそうだったから」以外の守るべき理由を何も見いだせない中で、皇室が守りたいものを失わせようとしているのが現在最大の問題だと思います。オマケにこのままの案では天皇陛下を国民分断の象徴とする事を願う左翼大歓喜の展開になると言うのに。それを自称保守右派がのぞんでいる。
    「何も考えません」アピールしているのが自称保守派や自称右派なんですよね(左翼は何もしなければ滅びることがわかっているので口にしないし、行動しない)。そこには皇室に対する無礼を働きたくない、皇室の事は皇室の思う通りになって欲しいと国民が素朴に思う気持ちは微塵もなく、怠惰と傲慢と私利私欲しか存在していないでしょう。不敬ってやつですよ。国民の信任にこたえてない。
    「今までそうだったから」ただそこにあっただけで皇室が続いてきたなんて考えるなんて、なんて天皇陛下や皇族方をバカにした言動でしょうか。まぁ、左翼というものは人権は天から与えられた当然に存在しているものと考え、あらゆるものは何もしなくても勝手に存在し生えてくると思っている搾取発想で成り立っているみたいですからね(最近は自称保守右派なんかもこの発想かな?)。実に左翼らしい自惚れた思考回路だと思います。

    れいにゃん

    2024年4月18日

    「男系の意義」を問われて
    「今まで続いてきたから」と答える。
    これが、どれだけ恥ずかしいことか解らない思考停止状態
    それが男系派

    キケロ

    2024年4月16日

    なぜ男系なのかを突き詰めれば、「今までそうだったから」でしかないでしょう。これはすべてに言えることで、ではなぜ天皇を続けているのかと言われても同じだと思います。これはイギリスの王室にもいえます。もちろん君主がいる国はいる国なりのメリットはあります。しかしこれらすべて突き詰めれば「今までそうだったから」の何物でもないでしょう。

    チコリ

    2024年4月15日

    「なぜ男系か、危機にどう立ち向かうか、男系論者の主張を整理」
    今日の高森先生のブログを読みましたが、

    「○そもそも、男系限定をこれからも維持し続けなければならない理由は何か?

    「(伝統だから)そもそも理由などどうでもよい」(竹田恒泰氏『伝統と革新』創刊号)
    
「近代以来のモダンな政治の言葉では、どだい説明が出来ない」
(谷口智彦氏『祖國と青年』令和5年8月号)」

    高森先生のブログから一部だけ抜粋してしまいましたが、
    この後も男系論者の言い分が、マジもう笑ってしまって大変です。
    (是非全文を読んでください)

    己がテッパンの男尊女卑という事が、
    そもそも男系論者はわからない。
    己が男尊女卑なんて夢にも思っていないからだ。
    男が中心である、そういうものだ、その事でむしろ女性を守っているつもりだったりするんだな、陶酔してるんじゃないよ!
    女を支配下に置いときたいんだろ。

    自分が心地よいかどーかではなく、
    公のためにどういう選択が一番良いか?
    考えるのはそれだけだ!

    男系論者は二言目には、
    「伝統」という言葉で誤魔化すのが常套手段だが手前勝手に言葉を濫用している!「伝統」は時代と共に変わっていくんだ!

    皇統存続の危機の今、なにより当事者の皇族の方のお気持ちすら考えられない男系論者は万死に値する!

    下村博文氏、統一協会とバリバリ深い関係の方でしたね。

    L.K

    2024年4月15日

    >> 水上栄一さん
    「男子が女帝の婿に入りその子が天皇になること」の何が悪いのでしょうか?
    その子は「女帝の子」だから、親から子への直系継承ですよね?
    親の背中を見て育った子が継承する、それに勝る正統性があるでしょうか?

    天皇との姻戚関係が、権力掌握に深く結びついていた時代の男系主義を、天皇が権力と切り離され、側室制度も廃された現代で、皇室の存続を脅かしてでもなぜ続けなければならないのか。その理由を問うているのです。

    皇位継承争いを防ぐため、と仰りたいようですが、それは理由になりません。
    男系に限定しても、歴史上、皇位継承をめぐる諍いは何度となく起こってきましたから。
    平成の御代にも、当時皇太子でいらっしゃった今上陛下に対して、男系論者による廃太子論が公然と唱えられました。
    そして男系派は、男系であれば国民でも潜在的な皇位継承資格があるかのように吹聴する始末です。
    男系を維持したいがために、国民を皇位継承に巻き込もうとしていますが、この方がよほど混乱の元です。

    歴史に学べと仰いますが、天皇の歴史を深く学んでこられた今上陛下が、「男系の意義」を語られたことがあったでしょうか?
    今上陛下は、「誡太子書」などの歴代天皇のご事績を踏まえ、「国民と苦楽を共に」という精神に幾度も言及されています。「誡太子書」は、血筋に甘んじることなく徳を積むことの大切さを説かれたものです。

    「国民と苦楽を共に」という精神は、男系継承にも勝る皇室の伝統であるというお考えを、上皇陛下が平成17年のお誕生日記者会見で明言されました。
    平成28年8月8日の「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」では、ご自身を「伝統の継承者」と位置付けられた上で、上記にもつながる天皇のお務めに対する深い思いを語られました。
    その上で、安定的な皇位継承を願われたのです。

    一般国民の血筋に頼らなければ存続できない男系継承などよりも、天壌無窮の神勅、「民のかまど」といった神話・伝承の時代から続いてきた、皇室に息づく「国民と苦楽を共に」の精神こそが、歴史的に皇室の伝統としてふさわしい。

    上皇陛下、そして今上陛下はそのように考えておられます。
    「伝統の継承者」として歴史に真摯に向き合い、天皇・皇室の在り方を真剣に考えてこられたお二方を無視して、「現在の人たちのものさしで変えていいのか」など、不敬にもほどがありますよ。

    「男系継承が伝統」「男系でなければ皇室でない」といった言説は、皇室の方々のご意向に背き、皇室を断絶へと陥れる逆賊行為でしかありませんが、朝敵となってでも守るべき「男系の意義」があるのなら、ぜひとも教えていただきたいものです。

    尚、光格天皇の例を挙げられていますが、光格は元々「皇族」であり、「3世代」遡れば歴代天皇に辿り着いたこと、先帝の遺児(皇女)は当時まだ「1歳」だったことなどを鑑みれば、現在直面する問題の参考には到底なりえません。

    基礎医学研究者

    2024年4月15日

    (編集者からの割り込みコメント)
    >水上栄一さん
    一点だけ指摘してよいですか?
    「二千年以上も続いた歴史を、現在の一部の人たちのものさしで変えていいのか」

    →皇室が続いてきた歴史≒皇室の伝統ということは、誰も否定していないのではないでしょうか?皇室が続いてきた歴史を、「例外なく男系継承で」というのは、問題設定がおかしい!といっているのです。現代の一部の人達といいますが、皇室典範に「皇位の継承は皇統に属する男子で・・・」と書かれたのは、明治以降のこと。なので、トータルに歴史をみると、それが伝統とはいえないのではないですか(精々言っても、後付けでそういう見方もできないことない、というくらいのもの)。
     あなたが出してきた光格天皇の例も、1つ大切なことを外していますよね。それは、「皇女(後桃園天皇の第一皇女である欣子内親王)」によって”かさ上げ(直系に近づける努力)”されている、ということです。あなたが「傍系として離れて・・・」と言われたことは重要で、やはり天皇家から離れることを良し、とはしていなかったと思いますが。もし、問題にするのならば、男系か女系かではなく、愛子さまのようなお子様が現にいらっしゃるのに、いたずらに皇統を傍系に移すことの方が、問題が大きいと思いますが。どちらが、皇室の歴史に沿っているといえるでしょうね?

    →当サイトでは、こういうことはしっかりわかった上でコメントしている人は多い、と思います。

    れいにゃん

    2024年4月15日

    下のコメントの、訂正箇所
    誤:「この危うい皇位継承の連続をみて、側室制度がとれない女性の天皇がいないのは、当時の時代の要請と言えます。」
    正:「この危うい皇位継承の連続をみて、側室制度がとれない女性の天皇が殆どいないのは、当時の時代の要請と言えます。(そんな中でも第117代後桜町天皇は女性です。現代において愛子天皇を論じる事に違和感はありません)」
    昼食時に少々急いで打ったので、失礼しました。

    れいにゃん

    2024年4月15日

    水上栄一氏へ
    【光格天皇は東山天皇の曾孫】
    光格天皇は東山天皇の曾孫として、後桃園天皇に婿養子に入った方です。
    東山天皇の曾孫+後桃園天皇のただおひとりの子・欣子内親王の婿養子
    男系男子が原則なら、時の天皇への婿養子は必要ない。でも現実は婿養子
    【一夫多妻ありきの男系継承】
    第113代東山天皇から118代後桃園天皇まで、全て側室の御子ですがご存じですか?第120代仁考天皇から第123代大正天皇まで、全て側室の御子です。
    第119代光格天皇と欣子中宮との御子も残念ながら幼くして亡くなられました。
    この危うい皇位継承の連続をみて、側室制度がとれない女性の天皇がいないのは、当時の時代の要請と言えます。
    【男系継承に拘り側室復活を国会で議論できるのか?】
    時代の要請と反する天皇は、現代も未来も続くことは出来ません。
    性別によらない皇位継承に舵を切らなければ皇室は確実に途絶えます。
    確実に、です。
    下村博文氏といえば、反日反天皇の旧統一協会とズブズブなのは有名ですが、私は、大相撲で看護師の女性が救命処置で土俵に上がった時の発言が印象的です。
    「江戸時代は女性相撲があった。大相撲は昔から女性が土俵に上がれなかったのではなく、明治以降の話だ」
    『伝統』という言葉には、少々中毒性があり、『男系男子が伝統』と思い込んだら最後、麻薬のように脳を痺れさせ思考のバランスを崩します。懐古主義の人ほど顕著です。
    下村博文氏は相撲に関してはバランスの取れた発言をしていました。
    折角『愛子天皇への道』サイトに訪れたのだから、男系男子という麻薬断ちをして、伝統について再考することをお勧めします。
    天皇陛下が繰り返されるお言葉に、『男系で継ぐのが天皇の伝統』と読み取れるものはありますか?私は知りません。
    まずは、L.Kさんのブログ冒頭の図を、よーーーく見てください。

    SSKA

    2024年4月15日

    男系とは単なる男女差別主義、側室社会では当然とされて来たものが男女の立場や夫婦観が近代化で一変した事により国民、遅れて皇室からも廃絶された考えと何度も説明されてますよね。
    江戸時代の慣習(切腹や打ち首獄門等の非近代制度と同じ)を現代に移入するのに無理があるから国会でも自業自得の議員や政党が旧皇族とその子孫に関わる非現実的で無理難題な制度に昨年末から絶望的な挑戦を続けていますが、現代制度として論じろと20年近く前からの指摘を無視し続けるからああなったんですよ。
    変化は国民から皇室へと遅れて訪れるので非皇族が皇族と共に一家族を成す仕組みと大正天皇、昭和天皇と続けて実行された一夫多妻の廃止で男女の待遇差は減り姓を分ける価値観も消滅し現在に至りますから、過去の異なる家族形態を無理矢理再現しようとすれば無理が生じるのは当たり前の話です。
    そんなに男女の別姓が誇りと思うのなら戦前から現在まで個人主義を受け入れつつも別姓が基礎にある中韓(朝)や台湾を見習えと何故言わないのです?
    日本だけが近代化で西洋に倣えと男女や家族に関して社会制度も慣習も一新した異様な国なのに他のアジア国は違うのだから、そちらが伝統だとはっきり申せばいいんですよ。
    天皇は国内も国外も君主=国家元首としての地位が保たれるのが最善で現皇室も女性皇族も双方の信頼を得るのに申し分の無い方々ですし(旧皇族や子孫はこれに反する)、自ら変化を受け入れた経緯から全く歴史に反する事はありません。

    男系とは明治に制度として規定された経緯から発端は①士族達が近代化の進展により慣れ親しんだ旧習が廃されるのを恐れて皇室に押し付けた考え方(時代への恨みや未練も含まれる)。
    現代においては②近代化、個人主義が更に進み男女差別が悪とされLGBT等の普及もあり公の差別発露が年々困難となる中、皇室を拠点に儒教を伝統と装いつつ社会から差別構造を廃されたくないとする個人の極めて利己的で身勝手な思考の下に①を引き継いだもの、と捉えています。
    入口から出口までどこを切っても差別の一続きなので一夫多妻の廃された社会で残される意味は全く無いと、何周回っても同じ結論にしか辿り着きません。

    ありんこ

    2024年4月15日

    なぜ男系なのか?
    理由がないんですよね。せいぜい「今までそうしてたように見えるから」しかない。
    でもそれは理由にならないんですよね。どうして男系でなければダメなのか?(男系の理由は男系で繋いできたから!じゃ回答になってない事わかってくれないですよね〜。どうしてそうしてきたの?の問に今までそうしてきたからなんて言ったら子どもの問答ですよ。)「女は穢れているから」「王朝が変わるから」「男からしか継がれない神秘的なものがあるから」「世界的には女の血筋を理由に継ぐものなんてないから(女は人ではないので)」「外国に舐められるから、認められないから」
    なんとなく根拠としてはこんな感じで「外国(支那帝国・一昔前の欧州)の顔色を伺う」のが主な理由にしかならないはずです。(明治には国民に舐められるという理由がありましたが、現在敬宮殿下の敬愛されっぷりからしてないでしょう。国民もほぼ女性天皇やその子の継承を認めています。)歴史的文書で男系にこだわらなければいけない日本発の思想というのはないはずですね。武士政権が儒教思想を理由にあーだこーだ言ってたこともありましたけど、儒教ですからね。日本向きの血統感と大陸向け血統感は違い、日本は大陸血統感野郎共にもケチを付けられないように対応していたというのが実情ではないでしょうか。
    そもそも現在皇室の方々の性別ごときに国民風情が法律で持ってケチつける無礼にはなーんにも恥入る気持ちを持たないなんて、日本人としてどういう神経持ってんだろ?って思いますけどねぇ。

    「日本に根拠を持たない外来の文化」って意識で皇室見てたりするんでしょうか?(それでも国民ごときが今までそうしてきたみたいだからと、皇室に伝統モドキ法を制定して押し付けると?)
    てか男系にこだわることによって何が守られるんですかね?(たぶん自称保守界隈の経済圏と宮様詐欺成立根拠)
    今現在見えている問題からして、ほぼ誰の目から見ても「男系」にこだわるべき理由が見当たらない。むしろこだわることによって国柄と国家制度が破滅する危機をうっすらと感じるわけでしょう?現在の皇室バッシング(主に秋篠宮様御一家バッシング…)の背景のひとつにあるはずですよ。人間って不安になると攻撃に走るのっていますから。

    下記のコメントにあげてくださってた「下村博文が言ってたらしい言説のようなもの」も「男系の理由」の説明になってない上に、残念なことによく見る前例至上主義を至上命題と置き「問題解決に働かない」怠惰者・責任逃れの卑怯者の発想ですね。オマケに現在を生きる皇室の方々に対する人格的リスペクトが何も無く、骨董品としか見ていない不敬な態度が丸見えです。
    まぁ、下村博文って統一協会となんかなかったでしたっけ?(新しい日本をつくるというのもなんか勘ぐっちゃう〜)大陸的思想の男系にしか継がれない神聖なものが見えてんですかねぇ。女は骨肉一代のみの恩みたいな。てか昔の日本人は頭いいですよね。立ち回りが上手い。ちゃんとこういう大陸脳にも大陸的正統性のあるものとしてちゃんと誤認させられているみたいで。もう大陸向けを続ける理由は無くなったと思うんですがねぇー?まだ支那や旧欧州文化にペコペコするつもりなのですかね?何が目的なんでしょ?

    ※私が男系男子派だったら言うかも理由※
    男系の理由「男尊女卑は人類が文明を獲得した頃より実績ある伝統的思想であるからだ。女の血筋や血統を肯定するようでは文明は育ちえない。これは世界的にも歴史が証明している。近年文明の劣化により未開文化の象徴とも言うべき女の血筋理由による引き継ぎを皇室にも復活させようとの動きがある。歴史ある文明をこれ以上退化させる訳にはいかない。よってどんな手段を用いようとも男系血統による皇位継承は続けるべきだ。国の象徴が未開文化などあってはならない。男尊女卑は守るべき国の指標として力強く示すべきだ。」
    ですかね〜?グローバルスタンダード風味男尊女卑と進歩主義に申し訳程度の日本と言う国柄トッピングしてみました。あと皇室が伝統を主体的に担う存在として認めない意識。不敬の極みすぎ。こんなやつ日本人名乗らんで欲しい(笑)

    私自身は男尊女卑は日本の獲得した社会安定実績のある伝統!女帝女系などは未開の象徴!日本は獲得し文明を築き上げた原動力男尊女卑をより一層推し進めるべき!と、力説されちゃうとヤダなーって思ってたんですけど、男系男子派って長く続いてきた実績のある「男尊女卑をずっと守ろう!」って言わないですからね。なんで言わないのかな?

    水上栄一

    2024年4月14日

    天皇の継承を考えるとき最も考慮しなければならないことは「二千年以上も続いた歴史を、現在の一部の人たちのものさしで変えていいのか」ということです。我々は、伝統に根ざした国家・社会の仕組みを改革するにあたっては、現代人の判断だけ頼るのではなく、長い歴史と先祖の思いを尊び、未来の子孫の人々への責任を考えて慎重に進めるべきです。
    歴史上、男系男子の皇位継承者の不在という危機に直面したことが何回もありますが、近い例だと、江戸時代中期、後桃園天皇が崩御された時がそうでした。後桃園天皇には女のお子さん一人しかいらっしゃらず、近親にも男系男子はいなかった。恐らく商家の跡取りでしたら、女系になったとしても、自分の娘とか孫に継がせたいと考えますよね。それが親の情というものでしょう。
     しかし、時の皇室はさまざまな先例を踏まえ、七代遡った傍系の宮家の第六王子である祐宮(さちのみや)を皇位継承者としたのです。この方が第百十九代の光格天皇です。血筋としては、後桃園天皇とは七親等の遠縁にあたり、いまで言えば赤の他人に近い方をわざわざ探し出して、男系男子による皇位継承を守ったのです。そのようにして伝統を守ってきた皇室だけが世界の王室の中で唯一、二千年以上続いてきたわけです。こうした歴史を知ることを抜きにして今後の皇室のあり方を考えていくことはできません。
    蘇我氏、藤原氏、平氏の例を見るように外戚として皇籍に入ることは歴史上多く見られます。しかし、男子が女帝の婿に入りその子が天皇になることが無いように厳格なルールが決められていました。大切な点はここで、ルールを明確に決めておかないと、天皇はこちらの方がふさわしいという論が複数出ることに大きな問題があるのだと思います。愛子天皇論が出て来たこともそこに問題があるのです。
    最も重要なことは歴史を重んじるべしということ。天皇陛下の御挨拶は必ず歴史に触れられている点もそこに意味があることに注目すべきです。
     国民の安寧を祈る「皇室の伝統」――宮中の「新嘗祭」に参列させていただいて
    下村博文 の文を参考にいたしました

    チコリ

    2024年4月14日

    「神武天皇と今上天皇は全く同じY染色体である」ってもうそれが何か?で終わりなんですけどー。
    日本会議ってもともと神道系の宗教団体から分裂した団体だけに、さすがに宗教ですか?って事言うんだね。
    学生運動に青春を捧げたおじいちゃん達が、男の血絶対!の化石脳のまま、神社本庁と結託して全国的に運動を展開して来たわけですよね?
    目的のためには手段を選ばず、とも言われている。
    彼らにとっては大真面目に絶対に譲れない事なんでしょう。
    きもっ!おぞっ!こわっ!

    SSKA

    2024年4月14日

    日本破壊議と名前を変えてもらいたいです。
    竹田同様に苦し紛れの態度が目に付きますが散々けしかけておいて一切責任は取らないくせに何をやっているのか。
    旧皇族子孫は調査せず(不可能)と政府も公式答弁を出し国会も旧皇族制度の非実現性に本音では扱いに困る中、まともな代案すら出さず票組織だけちらつかせる碌でも無い団体ですね。
    伊勢の神宮、神武御陵、明治神宮と皇室の大事な行事に国民の注目が集まり近年の騒ぎで不安化していた状態から良好に回復しつつある中で水を差すのは国会議員とこの手の団体だけ。
    風邪を召されていた為に遅れていた挨拶も先頃済ませられたそうですが、立派に成長された愛子様への上皇ご夫妻の期待や信頼は如何ばかりのものか、想像すれば皇室側の意思は自ずと明白です。
    一般国民は皇室に反逆を示し間を割こうとする団体に存在意義を認めません。

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。