慈恵主義の象徴 崩れるのか?

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毎日新聞からの森暢平さんの記事です(2024年4月12日朝刊、総合6面)。

皇室へのバッシング なぜたたかれるのか 眞子さんの恋愛(yahooニュース)https://news.yahoo.co.jp/articles/f36ddb7468de4ccf3c484a96d230d5a140dde725

*この記事は、yahooニュースの要約記事です。原典は、下記の毎日新聞「政治プレミア」で、一部を読むことが可能です。https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20240408/pol/00m/010/007000c

この記事、本来は毎日新聞の「政治プレミア」に掲載された記事なのですが、わずか2日後に(ついに満を持してといってもよい)、毎日新聞の紙面に登場です(須藤孝記者による、インタビュー記事となります)。私見では、最近の「政治プレミア」の皇室に関する話題は、「観測気球」というよりも、読者のための先出予告記事的な側面が強いですね(きっと、読者の反応を見ることは、もはや「皇室」の話題に関しては、必要ないのでしょう)。

yahooニュースの記事は、森先生の記事をそれなりにうまく要約しているのですが、下記の須藤記者の質問への答えは重要なので、引用します。

――男の子を産めと言われるのも不合理です。
 ◆皇室の問題は、本当は私たちの問題です。皇室を考えることは私たちの家族をどう考えるかということです。跡継ぎがいなくなった時に、どうするか。墓じまいをするようになっています。かつての公家や大名家でも、跡継ぎがいない家が急に増えてきました。皇室も家族が変わる潮流のなかにあります。

それから、実は、最後の部分が原典と異なるので、引用します。

――バッシングはひどいものです。
 ◆バッシングはやめるべきだとなりがちですが、甘受しなければならない部分もあります。言論の自由の問題があるからです。「失礼だからやめろ」という議論がありますが、戦前の不敬罪と同じ論理になるのは危険です。それにしてもデマが永遠に拡散される状況にはストップをかけなければなりません。宮内庁も言わなければならない時は反論し、世論とコミュニケーションをとるべきです。ネット世論や一部週刊誌のやり放題を許すのはよくありません。(太字の部分がyahooニュースに触れられていない部分)

いかがでしょうか?

ナビゲート:「愛子天皇への道」サイト編集長 基礎医学研究者

*毎日新聞へのご意見・お問い合わせなどhttps://www.mainichi.co.jp/contact/content.html

8 件のコメント

    ゴロン

    2024年4月14日

    4/9の政治プレミアムの投稿として送りました。
    ・・・
    4/9毎日新聞「皇室へのバッシング なぜたたかれるのか 眞子さんの恋愛」
    一部の週刊誌は、然したる根拠などなくてもよいのでしょう。皇室は反論しないし、スキャンダラスなことを書けば、爆発的な販売部数が期待できます。そして、大衆は煽られれば、称賛から直ぐ手のひらを返してバッシングに回ります。
    言論の自由があるからと言って、言論の自由がなく反論できない立場の皇室の方々への謂れなきバッシングは、失礼以前に卑怯で卑劣だと思います。そんな大衆を作り出す一部の週刊誌は許せません。
    また、森陽平氏の言う通り、皇室自体が家族のモデルとして作られたということであれば、
    自民党らが支持する有識者会議の「結婚後の女性皇族身分保持案」は、配偶者、子供は国民のままの「皇族・国民混成家族」という常軌を逸した家族を作り出すことになるのですから、国民の支持がある訳がないはずです。新聞社もこの異常性を前面に説明して欲しいものです。

    チコリ

    2024年4月14日

    あでも

    (太字の部分がyahooニュースに触れられていない部分)
    がよくわからなくて、
    毎日新聞はちゃんと書いていた、んですよね?
    Yahooニュースが削ったんですよね?
    勘違いしたらメール書き直さなきゃ、だと焦りました。

    基礎医学研究者

    2024年4月14日

    自分も、毎日新聞に激励の意見・コメントを送りました。

    >チコリさんへ
    こういう記事に、継続的に答えていくことが、新聞社への後押しとなり、めぐりめぐって「皇位の安定継承」に向かって、政治家を動かすことにつながると、自分は信じます。

    基礎医学研究者

    2024年4月14日

    >ありんこさん
    コメントありがとうございました。確かに、せっかく記事載せるのでしら、太字の部分は載せた方がよかったと思います(森先生が、ここで言いたかったことは、むしろ太字の部分のはずです。
    それから、この部分なのですが、原文は以下のようになっているので、引用します。ご参考までに

     ◆眞子さんの恋愛は近代家族的な恋愛ではなかったように見えました。枠から飛び出ているからバッシングされたのです。
     私は、おかしいのではないかと思い、擁護の側に回りました。しかし、皇室には「理想の家庭」を営んでほしいという、伝統的な価値観にとらわれている人も多いのです。
     実際には、秋篠宮家も普通の家族です。娘が親の気に入らない相手と結婚することはよくあることです。

     ――モデルを求められる当事者にとってはたまりません。
    ◆憲法学者は人権は皇室のメンバーには適用されないと言いますが、その先は考えてくれません。眞子さんは事実上の亡命のようにみえます。

    チコリ

    2024年4月14日

    毎日新聞さんに、感謝と激励のメールを送りました。

    チコリ

    2024年4月14日

    毎日新聞、森暢平さん、ありがとう!
    毎日新聞頑張れ毎日新聞頑張れ毎日新聞頑張れ!

    ねこ派

    2024年4月14日

    私は、毎日新聞の購読者です。昨年から夕刊がなくなり、朝刊だけとなりました。毎朝のように、その朝刊には目を通しているのですが、ご紹介されている、2,3日前の朝刊に掲載されていたインタビュー記事については、目を通す程度にはとどまらず、しっかりと読み込みました。
    気になっていたインタビュー記事です。
    「皇室の問題は、本当は私たちの問題です。皇室を考えることは私たちの家族をどう考えるかということです。」
    ここでも取り上げていらっしゃいますが、記事中のこの文章が、特に、私の目を引きました。
    そうなのですよ。
    なのに、政治とマスコミにおいては、そういう観点から、皇室に関心を寄せようとする姿勢が弱く、世論を喚起しようとする動きも、鈍い。
    他紙も毎日新聞に倣って、同様の観点から取材・調査した記事を、どんどん掲載するべきだと思いました。
    出版社系の雑誌も、です。
    新聞社の親会社となっているテレビもまた、紙メディアに倣えばいい。
    ただ、昔は、紙メディアが先行し、テレビがこれに追随する、というパターンだったが、そのパターンは、既に、無くなって久しいが。

    ありんこ

    2024年4月14日

    重要すぎる部分が削られてますね。
    ネット受けを良くした格好でしょうか?
    若干反秋篠宮家派のような印象を森暢平氏へ抱く表現になっているように思います。気のせいだったら良いのですが。

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