校閲!暗山満(サトルさんの場合②)

Post's thumbnail

「愛子天皇への道」編集者の基礎医でございます。現在、ふぇいさんの企画により、【新企画!論破祭り拡大版】校閲!倉山満が展開していますが、実はこの企画に結構重要な呼びかけをされたのは、当サイトでお馴染みのサトルさんでした。ですので、敬意を表して、サトルさんに関しては、特別枠で引き続き紹介していきます(ふぇいさんのGJと多少重複するかもしれませんが、そこはご容赦を)。

「憲法の文字に書かれてあることを守るのが合憲、……」

「合憲」……憲法に照らして、『それに反していないこと』
……守ることは「遵守」ですよ(遵守→遵法でも可)?

続けて、

「……合憲、書かれてなくても守らねばならない掟を守るのが立憲である」

うー、卒倒しそうだ……。

立憲……憲法を「定める」こと。
以上全て、「新明解国語辞典 第八版」より

「書かれてなくても守らねばならない掟を守る」???

掟ってなんじゃ? 

「……また、皇族になれる女性とその他の女性との間でも差別が生じている。……」

へ?
あ、あたしと結婚しないのは「差別よ~!」って?
直後に..

「ところが、誰もそんな恥ずかしいことは言わない」

すぺぺぺぺ~!

なにがしたいんでしょうか?

「差別」……②対象を何らかの△基準(観点)によって区分し、それぞれに異なった扱いをすること。(新明解国語辞典第八版より)なのかな?

なんか爆笑してしまった。
失礼……校閲でしたね。
「家柄」と「愛情」……基準を並列化してませんか?
それは誤用では?

「差別」……あつかいかたに差をつけたり、『不当なわけへだてを』したりすること。(例解新国語辞典第十版より……因みに中学生向け辞書)

「家柄」が基準なら「不当」
「愛情」が基準だったら「正当」では?

今回は(も)「本当に書いてあること」と「誤用」「不適切な援用」……つまり意図的に混同してませんか?

それは「けむにまく」では?
「けむにまく」がストロングスタイル?

あ、失礼しました。なにかSPA!校閲では「働き方改革」ではなく「仕事の職分改革」を推進してると「噂」で聞いたもので。

つづく…

3 件のコメント

    キケロ

    2024年4月16日

    「書かれてなくても守らねばならない掟を守るのが立憲である」はおそらく、「憲法習律」のことを指しているのでしょうね。憲法習律に関する内容は、A・V・ダイシーの「憲法序説」や吉野作造の作品、佐々木惣一の「立憲非立憲」などがあります。

    例えば日本の場合、「憲政の常道」というものがあり、これは「与党第一党において内閣総理大臣が変わったら、解散総選挙を行って民意を問う」というのが憲法習律です。最近であれば菅政権が誕生した時にすぐさま解散総選挙しなかった(「できなかった」の方が正しいと思いますが)のは、ここの文章でいうところの「立憲」ではなく「非立憲」といえる行為といえるでしょう。
    おそらく二項関係でいえば、「合憲」に対しての「違憲」そして倉山氏が言っているのは「立憲」に対しての「非立憲」ということが言いたいのではないかと思います。

    チコリ

    2024年4月15日

    1個ずつ校閲、ちょーわかりやすいです!
    「掟ってなんじゃ?」もう爆笑だわ🤣

    ありんこ

    2024年4月15日

    ストロングスタイルがけむにまく(笑)
    とんだストロングスタイルですね(笑)
    逃げるが勝ちって言うやつなんでしょか?( ´ ~ ` )ンェ…
    煙幕に紛れられても的確にツッコミ所を発見できるサトルさん、さすがです!

コメントはこちらから

全ての項目に入力が必須となります。メールアドレスはサイト上には表示されません。

内容に問題なければ、下記の「コメントを送信する」ボタンを押してください。