4/19、20日と、皇位継承問題の記事が続く毎日新聞。
女性皇族、結婚後も身分保持 自民、皇族数確保案を大筋合意
(こちらは全文見られます)
自民党の案が大筋決まり、連休後に与野党協議が正副議長の元始まるの見通しを書いています。
この中でも
ただ、女性皇族の夫と子を皇族とするかどうかは、見解が分かれる。
皇室に入る意思がある男系男子がいるかどうかについて、政府は「具体的に把握していない」と国会で答弁している。立憲は「対象者の存在が不明なまま、具体的な制度を設計することはできない」との論点整理をまとめた。
という問題点を書いています。
「結婚後も女性皇族」協議が本格化へ 皇位継承問題は各党で隔たり
(こちら有料記事)
各党の方針を図で表示して、
皇族数の減少は危機的状況で、女性皇族の身分が焦点となる。ただ、今国会中に幅広い合意が得られるかは不透明感も漂う。
と、この国会で結論が出るのかを疑問視しているところもあります。
女性皇族の夫、子供の扱いで党によって意見の相違があり。
憲法1条で天皇の地位は「国民の総意に基く」と定められる。皇室典範を含めて法律は衆参両院の過半数による可決で成立するものの、皇室制度の改正にはより幅広い合意形成が欠かせない。退位特例法はほぼ全会一致で成立した。静かな環境で議論を進めることができるか。正副議長には難しいかじ取りが求められる。
と結んでいます。
憲法24条では
夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
と明記されています。
夫が国民、妻が皇族と、どう考えても同等の権利でない案をごり押ししてもどうしようもないと考えちゃうのですがね。
全会一致を目指すには、自民の案を立民に寄せるしかないのではないでしょうか。
これを議長や自民党幹部ができるか。森先生は無理と判断し、ポストに書かれました。
高森明勅先生は、皇位継承問題の今国会中(6月23日まで)の決着を繰り返し見通しておられるます。政局の筋読みに属することなので、さまざまな見方はあろうと思われますけど、私は高森先生とは180度異なり、今国会中の決着の可能性は限りなくゼロだと考えています。https://t.co/IENn6a69ke…
— 森暢平 (@mori_yohey) April 17, 2024
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