つづき
宮根誠司の「これまでも議論はありました……」から
(フリップ使いながら)
アナ「そうですね……。2005年小泉内閣では、有識者報告書がまとめられまして、ここでは、女性天皇、女系天皇を容認、そして配偶者も皇族とする等と記載されていましたが、翌年ですね、悠仁さまの誕生に伴って、議論はストップしました……」
「そして、野田内閣でも、内親王が一代に限って創設する案でしたり、国家公務員として、皇室活動ができる案がまとめられましたが、2か月後政権交代がありまして議論はストップ。」
「そして2017年、天皇の退位等に関する皇室典範特例法が成立しまして、この時の付帯決議として、安定的な皇位継承や女性宮家創設について、天皇陛下の即位後速やかに検討することが、求められたんですが、しばらく動きがなかったと……そんな中で、2021年、有識者会議で2案がまとめられました。」
宮根「2005年小泉内閣の時に、女性天皇……女系天皇という言葉が出来てきました……我々もあまり耳にしなかった言葉なんですけども、ここちょっとおさらいするんですけども、……」
女性アナ、フリップだして説明
アナ「まず、男系天皇は父方が天皇……という方が天皇になられるというケースで……今は男系の男子に皇位継承の資格があるということになります。女性天皇というのは、その言葉どうり、女性が天皇になることであり、父方が天皇であれば、男系の!女性天皇ということになります。」
宮根「……女系天皇?」
アナ「はい、女系天皇というのは、父方……ではなくて!母方のみに……天皇の血筋をもつ方……ということになります。過去にさかのぼって、女性天皇は8人が即位してますが、女系天皇は歴史上いません」
だんだん怪しくなってきた言い方……。(母方)のみに……?
宮根「ですからこれ山下さん……女系天皇…………というのは、(図を指しながら)女性天皇がいらっしゃいますけども、これ、配偶者(青)の方がいらっしゃいます……これ、女系天皇と言われるかたは、これは……いわゆる、性別は関係ない?……ってことですよね?」
山下「あ、そうです。それがたとえば、男性であっても、女系の男性天皇ということになりますよね(早口)、ですから今の、ダンケ~維持派の方は、女系自体を認めない……って言うか、それはもう、天皇ではない……とお考えの方もいらっしゃいますよね……ですから、今まで、女性天皇はいらっしゃいましたけど、ダンケ~の!て、天皇……しか、いらっしゃらない……ということですよね、はい。」
宮根「……ふん……。で!、現在の皇族減少対策……2案で検討されています(パネルシールはがす)」
アナ「1つ目の案が、女性皇族が結婚した後も皇室に残る……という案です。もう1つは、旧宮家の男系男子を養子に迎える案です……」
宮根「養子にね?」
アナ「はい。男系男子というのは、父方をたどれば、天皇になるという方ですね……」
宮根「……ふん……」
アナ「また、この2つの案で十分な皇族数が確保できない場合は、皇統に属する男系の男子を法律により直接皇族とする案も検討とする……」
宮根(割って入る)「まあ、この2案なんですけどもぉ!まあ、賛否いろいろありまして……(シールはがす)女性皇族も、結婚後も残ったらどうか……」
アナ「はい、1つめの案についてですね、現状皇室典範では、皇族女子は……(皇室典範第12条読み上げる)定められています、つまりは、法改正、または特例法が必要になっております……」
「……課題として残るのは、これが認められたとしても、女性皇族の配偶者と子供の身分はどうなるのか?です。」
ここから、ミスリード?が始まる。
宮根「これぇ……梅沢さんね……法改正、特例法が必要なんですけどね、たとえば!女性皇族の方と、ま、恋に落ちて、結婚を考えたい……と……いう方がいらっしゃいます……で、その配偶者の方が……この女性皇族の方と、一緒に家庭を持ち!、結婚もしたいんだけども……(間(ま))……皇室に入るのは嫌だ……という意志の方もいらっしゃると思う……」
梅沢「う、い、いらっしゃると思いますねぇ……」
宮根「そうなると、その人にとっての人生……ってことにもなりますから……ここ、どうするか……ってことですよね……」
梅沢「難しい問題ですよね!こういう問題が起きる……ってことは、やっぱり公務ってことが負担が大きい……ってことから、始まってるわけでしょ?きっとね。」
宮根「それから……女性皇族と結婚……配偶者となられる方がいて、仮に皇室に入らなくても、配偶者の方を一般の方として、プライバシーも守りながら、セキリュティも守りながら……ってことになると、なかなか難しいんですかね?」
山下「これ……非常~に難しいと思いますよね、そこのお二人に生まれたお子様について心配ですよね……。今の時代……たとえばお名前がどうだとか、学校がどうだとか、写真がどうだとか……普通の子供であれば、ま、まぁ出さなくても……守られるわけですけど、これ、非常~に(身分が)中途半端なお子様というのは、私はもしそういう方がいらっしゃったら、可哀想で仕方がないです……」
ここで与野党の主張をパネル。
自民党「(この案は)必要。女性皇族の配偶者と子供は皇族の身分を持たないことが適切」(公明も同じ)
立憲「賛成……ではあるが、女性皇族の配偶者と子供の身分はどうするか慎重な議論が必要」
維新「懸念……皇位継承資格を女系に拡大することにつながるのではないか」
共産「異論……女系・女性天皇について正面から議論すべきだ」
山下見解「身分の登録が妻が皇統譜、夫と子が一般の戸籍。家族が分かれるのはふさわしくないのでは」
宮根「そうか……高岡さん!家族が籍が別れちゃう……ってことになるわけですね?……」
高岡「やっぱり……あの~われわれ普通に社会生活……営んでいると、いろいろな権利……というか義務もありますけれども、やっぱり皇室にお入りになると、まあ、よく言われる有名なのはね、え~まあ天皇陛下、は当然のことながら、選挙には関わらない……ということがある……と言われてますよね……それと同じことで、……」
え?
高岡「……それと同じことで、やっぱりご家族の中で、立場が、……特に戸籍において違う……というのは、大きいでしょうねぇ……」
宮根「たとえばご結婚されてるけど、配偶者の方には、いわゆる有権者で……その……今まで権利が……あったわけで……(オタオタし始める)」
高岡「(突然大声)これ~!もっと平たく言えば!……どうなんでしょうね(小声)……パスポートの色が違う可能性がありますよね……(渋い顔)」
えぇぇえぇえ?そこぉ?
宮根「……あぁ~(感情なし)。こ、これ、パ、パスポートの色って、こ、これ違うんですか?山下さん?」
何の話になってんの?君たち。梅沢は、いきなりお地蔵さんみたいに、固まってるが?
山下のどうでもいい蘊蓄(うんちく)コメント続く。
聞いてる風で、シカトして(笑)パネルシールめくる宮根誠司……
ただ今、15時21分。案②「旧宮家の男系男子を養子に」課題になります。
ここから、女子アナも早口全開。森教授がXで取り上げた場面になります。
梅沢くんお地蔵さんになります。しかし、情報量は多いが、不毛だ……。
高岡特別解説委員は、「解説の仕事」してんのか?
(その3に)続く
文責 東京都 サトル
3 件のコメント
サトル
2024年6月2日
コメントありがとうございます!
そうなんです……ジワジワストレスが溜まるんです。かすってんのに、ふわぁ……って避ける。逃げるのかなぁ……と思うと、かすってくる。
ずっとこの状態。私のせいで、遅れますが(私が、手こずってます(^_^;)💦)、このあと、その3、その4(最終)……となります。
題名?のまんまだな……と、諦めずに……長文ですが、引き続き読んで頂ければ……。
くりんぐさんもコメントで触れた竹田らしき?人物にも触れます。
この印象操作?は(本来報道としてはどうかな?ですが)……。その3までお待ちください。
宮根誠司と高岡読売テレビ解説委員は、注目です。山下氏も含め。
(ストレス溜まりますが)宮根誠司は、「ほぼ」わかっている……が、私の見立てです。文字起こしして、ハッキリしました。
宮根誠司は、ほぼわかっている……です。
まあ、全員わかってんだろ?ですが、これがテレビ局内の「5月20日現在の状況」なんだろうな……と思います。
くりんぐ
2024年6月2日
男性皇族と国民女性が婚姻する場合、国民である女性が皇籍を取得するのは皇室の品格を守るため。
国民であれば憲法で保障される表現の自由・裁判起こす自由を、皇族の配偶者が行使すれば、皇室の品格が貶められてしまう可能性があるためです。
竹田恒泰氏が証明してくださっていますが、表現の自由と品格は両立できません。
女性皇族が婚姻後も皇籍に留まられるなら、配偶者となられる国民男性が皇籍を取得するのは、皇室の品格を守るために必要不可欠。
今後女性・女系皇族への皇位継承が可能になっても、婚姻によって皇族になられた女性が、皇位を継承されることはありません。
男性の場合も同じようにすればいいだけ。
mantokun
2024年6月2日
文字起こし、ありがとうございます。読むだけでじわじわストレスが溜まるやりとりですね…。出演者はなぜこんな、誰かにひたすら配慮したような、奥歯に物が挟まったような感想しか言わないのかなと疑問に思いました。
「女性皇族のご結婚後の身分は、男性皇族と同様にする=皇位継承権を付与し、ご結婚とともに宮家を設立されるように皇室典範を改正する」で済む話ですよね。むしろ、令和の現在まで男尊女卑を前提にした制度が残されてきたことが異常なのだから。
なぜそこで、女性皇族の夫と子供は国民にするなんて異常な案の検討が行われなければならないのか、理解できません。もはや一刻の猶予もない中、この期に及んでそんな意味不明な検討をすることに何の意味があるのか、高岡特別解説委員は視聴者が理解できるよう説明してほしい。
しかも政府案は、女性皇族には相変わらず皇位継承権は与えないままなんですよね。それでは皇位継承は不安定なまま、女性皇族方のご公務の負担も重いままで何の解決にもなってない上に、お住まいや警備上の問題など、新たに問題を噴出させるだけじゃないですか。
この上、さらに門地による差別と女性差別に該当する旧宮家子孫の養子案まで出してくるなんて、国民からしたら「政府は馬鹿なんですか?」としか言いようがありません。
つまり、「政府は皇位継承について全然真面目に考えてなくて男系固執しか頭になく、我々テレビの報道関係者も政府批判はやりたくないので、適当に流してお茶を濁してます」と宣言してるだけですね。