「ミスリード!欺瞞!ぎこちない空気に満たされた読売テレビ「ミヤネ屋」と宮根誠司の抵抗?」(その1)

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どーも!サトルです!(言ってみたかった……)

(*その気持ちわかるわー!と思って、強調してみました.by基礎医)


さて、当サイトでも「森教授のミヤネ屋解説委員に対するポスト」を紹介されていますが、実は私もこれには注目、録画……投稿準備しておりました。
5月20日15時より20分以上の放送。長くなりますが、発言の文字起こし含め何回にか分けて……記載したいかと思っています。

以下(5月20日15時頃より 読売テレビ「ミヤネ屋」から抜粋引用。内容が大きく変わらない程度に、読みやすくしている箇所あります。)
…………
録画開始15時5分
皇室の現況について女性ナレーションにて説明。皇族数、皇室の平均年齢の紹介、並びに天皇陛下と皇族方の写真入り系図で説明。さらに現在の皇位継承順位も説明。

ここで、妙なトーンの説明が入る。

「……この状態が続くと、悠仁さまとその配偶者、その子供以外に、将来皇族がいなくなることも考えられ、公務の担い手不足も懸念されているのです。……」(画面には大きく“公務の担い手不足“の文字)

続けて、「女性皇族の皇籍離脱」を、眞子さまと佳子さまの玄関先での抱擁の映像と共に、現在の皇室典範の規定を説明。
そして、愛子さまのご発言を映像、テロップと共に取り上げる。

(ナレーター)「公務に携わることのできる 皇族の数は 以前に比べて 少なくなってきていると承知しておりますが 制度にかかわる事柄につきましては 私から発言することは ひかえさせていただければと 思います」

ここから、男性ナレーターの声で、安定的な皇位継承を巡る議論の経緯説明。


(ナレーター)「……平成17年に行われた有識者会議では、女性天皇、女系天皇を容認することなどが、最終報告書でまとめられ、翌年の改正法案提出を目指していたが……」

「小泉首相(当時)」のぶら下がり映像と音声

「これからの……総理が……どう考えるかにもよりますけどね……しばらくは静かに……(少し長い沈黙)……されるほうが……いいと思いますけどね……」

(ナレーター)「悠仁さまの誕生で、提出は見送りに……さらに、平成24年には民主党野田政権下で、女性皇族が結婚後も皇室に残る、女性宮家創設を巡る論点整理が行われるが……その後の政権交代で議論はストップ……」(安倍政権の映像流れると共に、議論中止……のテロップ)
「……そして大きく動いたのは、令和3年……安定的な皇位継承を議論する、政府の有識者会議が開かれ……その結論として、皇族の数を確保する2つの案が示されたのだ……一つは……(略)……国会での議論が待たれていたが……議論の行方は……」(額賀議員の「立法府の総意としての意見集約に向かったスタートライン(これだけ赤字)、国民的な合意 国民の総意を まとめていく……」発言を挟む)


ここからスタジオへ。

(15時10分過ぎ……)また繰り返し系図をもとに説明する女性アナ。だんだん早口になっていく。

宮根誠司(司会:以下、宮根)「ま、こうやって……見ていただきますと……やっぱり……ご高齢にみなさん……なっていくということと、あとは……結婚されていない女性皇族の方が、ご結婚されると……ほんとにこれ……悠仁さまのみ!……という状況に……なっていきますんで、まぁ確かに、人数的にはねぇ!……かなり……少ない!……というところは、否めない……ですよ……ね?」

山下晋司(元宮内庁職員)「そうですね。もう少なくなるのは別に今に始まったことではなくて、ずっと前からわかっていたこと……ですからね。まあ、それを今後どういう風にするのかということを、皇位継承というものと、皇族数の確保といいましょうかね、皇族数の減少という、ま、2つの課題をどういう風にして、えー、ま、今後に……ま、か、かた、片付ける……と言いましょうかね、今後の法改正に繋げていくか……ということですかね……

宮根「えー、(気乗りしないかのようにパネルシールめくりながら)まあ、皇室に関わる、ご負担という点にお、きまして!……」
女性アナ(以下、アナ。パネル読み上げる)「はい……今年4月の動静なんですが、天皇ご一家だけで、およそ50件。秋篠宮家ご一家は30件以上、他の宮家も30件以上……1ヶ月で100件以上……と公務の数が増えています……」(パネルには上記の文言と“皇族数確保へ“国会で議論開始……と記載)

宮根「(女性アナの読み上げに被せ気味に)え~愛子さまも仰ってましたけども、天皇陛下も、こういうお言葉を仰っております……」
アナ「……はい……(手持ちのフリップ読み上げる)今年の2月です。……」


宮根「まあ……梅沢さん日本全体も少子高齢化と言われてます。で、まあ、天皇陛下こういう風に仰る……というのは、大変……逆にいうと、危機感の表れだと思うんですけど、(発言中、梅沢……うん、うん……と返事続ける)ま、例えば僕の子供の頃……とか、3、40年前は……皇室の方のご負担……みたいなところって、ニュースにはなっていなかった……」
梅沢富美男(以下、梅沢)「いや、ニュースになっていなかったと思いますよ。僕らの時……子供の時もそうだったんですけど、陛下のお話なんて、ほとんど耳にすることなんて、なかったですから……」
宮根「はい!最近はその、ご負担……というお話も出てきていますけれども……皇族数確保に向けて議論が始まりました……」
アナ「(読み上げる)先週金曜日です。衆参両院の正副議長、林官房長官、そして与野党の代表者が参加しまして、『「安定的な皇位継承のあり方」ついて、それぞれの考え方を説明」』」
宮根「だから、これ、高岡さん……安定的な!皇位継承のあり方……いわゆる、安定的な!というところなんですよね?!!」
高岡読売テレビ解説委員(以下、高岡)「(息を吐きながら)はぁぁ…………。まぁ、ただし、あの~このぉ~(目を瞑りながら)こういう議論とぉ……憲法改正ですよねぇ……両方とも、とっても大事なんだけども……もう毎年、毎年の国会……あるいは、毎回、毎回の内閣で、喫緊の課題ですっ……て言いながら、一番先送りしてきた話になりますよねぇ……」
宮根え~これまでも、議論はありました……」(ここまで、10分経過)…………

高岡……なぜ安倍長期政権の話をしない?毎回、毎回の内閣?我慢して説明を見聞きして、確かに嘘……はついてないが、なんか怪しい方向に動き始めてないか?安倍に一切触れないのはなんでだ?ちゃんと「(赤字で)議論中止」と書いておきながら。なかなか尻尾を掴まれないようにしてる気がするんだが、これは邪推か?宮根が、いきなり「安定的な!」と俄然元気になる……。これは……
ここから私の「不信感」がどんどん膨らんで行きます……


続く……

文責 東京都 サトル

5 件のコメント

    サトル

    2024年6月1日

    基礎医さん
    コメントありがとうございます。
    いつも真っ黒のみの「メール」しかも長文……と、お手数お掛けしています。
    冒頭を除き(ビックリした(笑))、あとの色変換、太字変換は、全く打ち合わせなし……にも関わらず、「おぉ~きっちり意を汲んでもらってる」と、嬉しさと安心……にございます。感謝!です。

    そうですね、妙な並列化、また(その2)冒頭も読めばわかりやすいのですが、小泉に関しては「理由」がある「ストップ」なのですが、安倍の「中止」には、全く触れない。
    また「毎年、毎年の国会……からの、毎回、毎回の内閣……」も、なかなか巧妙……と疑惑の目も向けたくなる……というものです。
    今回は久々の「文字起こしチャレンジ」ですが、あまりに長文で……お手数お掛けします。今回はできるだけ、自分のコメントは控えてますが(長くなるので……)、その2……は思わず……。
    高岡氏……こ~れ~は~……と思った次第です。
    また……余談ですが、関西DOJOで軽く?話させて頂いた、今回の読売テレビ……ですが、森教授が触れていたのが、ビックリしつつ、嬉しく思っています。いや自慢……とかでなく。論破の仕方も簡潔明瞭で、予断がない。番組発言のみ対象。さすが!と唸ったしだいです。

    SSKAさん
    コメントありがとうございます。
    この後も長いですが💦、番組は情報量は多い、時間も長め……ですが、ちぐはぐ。(特に)解説委員が、まったく解説の体(てい)を為していない。あれでは、視聴者、頭に入りません。わざと?と思ってしまいます。
    で、森教授に指摘されてしまう……という流れになります。

    SSKA

    2024年6月1日

    連日の政治献金報道でボロボロの自民党に皇室でも重大な責任があると追及されれば一層の致命的な事態に陥るので、この先の選挙の趨勢も気にしてメディアも手緩くなるのかなと言う気がします。
    しかし新聞報道は既に進んでいる(テレビが本当に遅い)ので色々手遅れですね。

    基礎医学研究者

    2024年6月1日

    (編集者からの割り込みコメント)サトルさん、ごくろうさまです。ミヤネ屋のようなメジャーな番組でも、ついに「皇位継承問題」について番組を放映したのは、やはり無視できなくなり、さらに視聴者の要望も見込んでのことだったのでしょうね。で、いまのところ、宮根さんにはたしかに「葛藤」がみられますね(安定的なを連呼しているのは、少し良心を感じる)。で、まだ前哨戦だと思うのですが、気になるのは、読売テレビ解説者の高岡さん。「毎回、毎回の内閣で、喫緊の課題ですっ……て言いながら、一番先送りしてきた話」。なんか憲法の話と混ぜて誤魔化そうとしている感じがでていますけど、これは違うでしょう。サトルさん言われるように、平成の有識者会議案をつぶしたのは安倍ですし、第二次安倍内閣は話題にさえせず、昨年、ようやく岸田首相が宣言したから、ここまで進んできたわけでしょう。これは、読売新聞さんの現在の見解とは大きく異なると思いますけど、この後、この人何いうのでしょうね?ある意味、見物です。

    サトル

    2024年6月1日

    チコリさん
    コメントありがとうございます。

    そう。長い時間細かく?やってる割には、肝心なことには、全く触れないのです、この番組。
    安倍にしたって、議論がストップ……ではなく「中止」と、わざわざ書いてるくせに。小泉のぶら下がり会見映像も、ほぼ、心ここにあらず……状態なのに深掘り?しない。

    また、養子案にも触れていきますが、ここも「けけ田」についてニュアンスで触れ妙な笑みを浮かべる富美男くん(この人、ミスリードに一役買ったあとは、ひたすらお地蔵になります)

    さらに宮根誠司も、この最後、国民の……と言い始めはするものの、「共同通信」には、まったく触れない。
    実に、欺瞞も甚だしいです。

    特に、高岡読売テレビ特別解説委員の、解説……どころか、誘導?ぶりがひどい……です。
    ポピュリズムとのすり替え……とも言えますね。まぜこぜにしてしまう。確かに、危険な兆候……です。

    チコリ

    2024年6月1日

    なにこの鬱陶しいイライラするしどろもどろ感はっ?⁈
    取り上げておきながら何が言いたいんだっ?⁈
    愛子さまが天皇陛下になればいいじゃないですかねー!って誰か言ってやれっ!
    議論はそっからだっ!
    安倍晋三がひたすら先延ばししていたって言っちゃいけないんですね、あほらし。
    「安倍晋三と愛子さまは禁句」って事ですかね、あほらし。
    バカなコメントをすみません。

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