留学生「ヒロ」を守った警護官、寮の隣室に寝泊まりして任務「楽しい思い出作ってほしい」(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュースhttps://news.yahoo.co.jp/articles/c77d9edd90d5ce76c7465e78fcf64b529334b50f
6月23日の読売新聞オンライン 編集委員 沖村豪氏の記事を紹介します。
天皇陛下が英国オックスフォード大学に留学された1983年から85年の間、英政府が派遣した2人の警護官のうちの1人、ロジャー・ベーコンさんは、2020年に陛下の英国親善訪問が最初に計画された時、英政府の依頼により、夫妻で陛下をお迎えするはずでしたが、コロナ禍で延期になり、翌年1月、ロジャーさんは心臓発作で他界しました。ロジャーさんは即位した陛下との再会を楽しみにしていたといいます。
ロジャーさんの妻のモウリーンさんによると、陛下がオックスフォード大学に留学していた当時、警護官の任務に当たっていた夫より、「ヒロに日本ではできない体験を積み、楽しい思い出を作ってほしい」と聞いており、往時を懷かしんでいたそうですが、再会は叶いませんでした。
モウリーンさんは、「夫婦で迎えられなかった事は悲しいが、夫が守ろうとしたあの笑顔で、ハッピーな英国訪問にしてほしい」と望んでいるそうです。
6月27日、両陛下は思い出の地オックスフォードへ訪問されます。「ヒロ」と呼ばれて過ごされた、宝物のような日々に、思いを馳せられるのではないでしょうか。
「愛子天皇への道」サイト運営メンバー さおりん
2 件のコメント
神奈川のY
2024年6月27日
警護官の気持ち、なんとなくひしひしと伝わって来ました。微笑ましく陛下を見守っていたのでしょう、強く優しいとはこの事かと思いました。これぞ騎士道精神でしょうか。憧れます。
mantokun
2024年6月27日
さおりんさん、またまた素晴らしい記事をご紹介くださり、ありがとうございます。読むだけで、若き日の天皇陛下とベーコンさんとの温かな交流の一コマが目に浮かぶようでした。
海外にも、このように陛下に心を寄せてくださる方々がいらっしゃることを嬉しく思う一方で…。
日本の、よりによって保守と自称する勢力が、男子が産めない妃と公然と罵声を浴びせて雅子様を適応障害にまで追い詰め、ようやく授かったお子様が女の子というだけで、国会議員ともあろう者どもがこぞって立太子を妨害し続ける有様を、本当に情けなく、恥ずかしく思いました。