みなさんこんにちは!
「新聞社勤務の人」です。
【短期集中連載】週刊誌ウォッチング、今日は「サンデー毎日」です。
戦前結婚の悲劇を忘れた愛子さまと旧皇族「縁組」案
森暢平成城大学教授の連載記事。今回は衝撃的な内容。
男系継承維持派の中には、愛子さまや佳子さまと旧宮家で同世代の若者を縁組にすればよいと主張する人までいる。戦前、皇族の婚姻相手は、皇族か華族に限られた。望まない結婚を強いられ、戦後、スキャンダルで世を騒がせたケースもある。内親王と旧皇族を結び付ければよいという安直な案は、過去の悲劇を忘れた暴論である。
というリード文から始まっている。
皇籍離脱した元皇族、閑院春人と妻直子の離婚の顛末を解説しているが、これがまたスキャンダラス。実際1957年2月5日の「東京タイムズ」が報じている。
直子は「当時、皇族の結婚は、宮内省の斡旋により、家格がすべてで、当人同士はアクセサリーにすぎなかった」と告白している。まさに今の男系固執派がこだわっていることと同じことが当時は行われていたのだ。
家柄だけで結婚がうまくいくと思ったらそんなことはない。なぜなら、二人とも意志を持った人間なのだから・・・。男系固執派はそんな当たり前のことが一生分からないのだろう。
このように記事は結ばれている。
こんな悲劇を今の女性皇族に味わわせるわけにはいかない。内親王と元皇族との縁組を、という基本的人権を無視した主張が公然となされるのは、どう考えてもおかしい。
さすが、森教授!
我々は歴史に学ばなければいけない。
記事紹介 新聞社勤務の人
編集 「愛子天皇への道」サイト