【週刊誌ウォッチング】サンデー毎日7月21・28日合併号

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みなさんこんにちは!
「新聞社勤務の人」です。

【短期集中連載】週刊誌ウォッチング、今日は「サンデー毎日」です。

戦後社会が欲していた旧皇族の「離婚」醜聞

成城大学教授森暢平氏の連載記事。前回同様旧皇族のスキャンダルをテーマに取り上げ「旧宮家養子案」の問題点を鋭く指摘している。

1951年8月22日の毎日新聞の社会面トップで華頂博信、華子夫妻が離婚に至った真相を報じる。博信は伏見宮家の三男として生まれ、21歳で結婚して臣籍降下。妻は閑院宮家の5女。記事は華子とその不倫相手の情事を博信が目撃するに至った一か月前の出来事を、博信の手記として報じている。
不倫問題を新聞の社会面トップで報じるとは大衆の下世話な興味は今以上だったのかと思ってしまう。
華子は翌年不倫相手と再婚。このスキャンダルは社会に衝撃を与えのちに「華頂事件」として語り継がれていく。

現代であればバッシングの格好の餌食になっていたであろう華子は、当時は「婦人の解放と因習の打破」という風潮でメディアの寵児となっていたようだ。
森教授は

戦後社会は自由であった。現代に同じことが起きたなら、旧皇族の不倫としてさんざんにバッシングされたであろう。私たちは戦後の自由を失いつつある。解放された旧皇族を再び皇籍に戻そうという運動こそ反動化の典型である。

と分析している。
このあまりに鋭すぎる指摘に対して男系固執派は何と答えるのだろうか?
このような過去の事例を知ると、竹田恒泰のような男が皇室に関わってくるとスキャンダルにまみれて皇室から国民の気持ちが離れてしまうことが容易に想像できる。頼むから竹田よ!これ以上皇室に関わらないでくれ!!

記事紹介 新聞社勤務の人
編集 「愛子天皇への道」サイト

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