茶呑みじじいさんによる文字起こしです。
最近リニューアルしたばかりのBS-TBS「報道1930」で、ジャーナリスト後藤謙次氏が声をあげています。
総裁選・代表選の行方は…石破氏×野田氏に聞く日本のリーダー像【7月29日(月)報道1930】 TBS NEWS DIG_240730
出演者
石破茂(自民党元幹事長)
野田佳彦(立憲民主党最高顧問、元内閣総理大臣)
後藤謙次(ジャーナリスト)
(55:04~)
司会:最後、皇位継承問題ですが。後藤(謙次)さん、野田内閣解散のおよそ一ヶ月前にこの論点整理公表されているんですよね。
後藤:私はこれが一つのポイントだったと思うんですね。
安倍政権ができていろんなものが葬られてしまった中のうちに、一番大きな問題がこれだと思うんですね。もうすでに皇位継承問題も含めて、どんどん皇室(皇族)の数が減っていると。
私、2012年に安倍さんが政権復帰した後、2013年の春にイギリスの王室典範が改正されて、男女を問わず第一子に継承順位一位っていうのが決まったんです。その時に安倍総理自身に「日本は皇室典範変えないんですか?」って聞いたことがあるんですが、安倍さんは「イギリスと日本は伝統の長さが違う」と、それだけです、答えは。
つまりこの議論はきちっとしないと 本当に憲法第一章を揺るがしかねない問題をはらんでいて、ここはやっぱり国会議員の皆さんが勇気をもって議論して、まさに日本の伝統を守るならそういう議論をしていかないと、いずれ壁にぶち当たったり、憲法第一条そのものが崩壊される懸念も出てくる。
それはいろんな方法があるにしても、やはり国民と共に歩く皇室を考えたら、そこは制度論から進まないと長く続かないんじゃないかな、という風に思いますね。
司会:野田元総理(以下、野田)に伺いますが、この論点整理が公表されて、安倍政権になって国民の目から見えなくなってきたわけですが、どういう風にどんな思いで見つめてらっしゃったんでしょう。
野田:とりあえず皇室典範特例法はできて、生前でも天皇が退位できるように、というところまでは前進で、その後の国会決議がずっと棚ざらしなんです。
これを急がないと女性皇族で独身の方も限られてきましたから、ご結婚されても皇族離れなくてもいいようにするとか、それだけでは皇族の減少に歯止めが効かないんだったら、養子をもらうのはどうかという案も出てきましたけど、両方とも本当は典範改正なんですね。
私は憲法改正の議論よりもこっちの方が急がなければいけないテーマだと思っておりますので、きちっと議論して与野党合意を早くしたいと思いますが、残念ながらもう夏休みだったら、「もう与野党協議どんどんやっていきましょう。」と、議長には提案したんだけど、あんまり返ってこないですね。
各党ちょっと準備状況は違うのか、それぞれちょっと政局的に大変なのか分かり ませんが、急がなければいけないと思います。
司会:悠長に構えていられる問題ではない、ということですね。
——————-
茶呑みさんありがとうございます。
もう、BSで、堂々と正解を流しています。喫緊の課題【安定的な皇位継承】は皇室典範改正で可能、男女を問わず第一子に継承順位一位で、成し遂げられます。
たった一つの正解、愛子天皇の道へ、報道がもっと取り上げるように、国民も、声を上げ続けましょう、
(この会話の前に、夫婦別姓に関してジャブを出した石破茂議員の発言は、ネットニュースになっています。)
ナビゲート:「愛子天皇への道」サイト運営メンバー れいにゃん
7 件のコメント
teatea00
2024年8月18日
BSを含めて報道番組や討論番組では皇位継承を取り上げることが少ないように思います。私は、時々、いろんな番組宛に皇位継承をテーマにしてくれと要望を送っています。テーマになれば男系カルトの変な”識者”も出演するかもしれませんが、彼らの異常さが浮き立つと思います。とにかく国民の無関心がよくないと思います。番組宛に要望を送りましょう。
寝太郎
2024年8月3日
この番組があったことに気付きませんでした。ありがとうございます。
後藤さんがこのような真っ当な理解をしている事を初めて知りました。
やはり毎日系は皇室の理解がありますね。
神奈川のY
2024年8月1日
この機を逃すのは、もったいないと感じましたので、陣中見舞いに三者さまに意見投稿してみました!一市民の声、届け!です。
パワーホール
2024年8月1日
野田さんと石破さんには党派を越えて頑張ってもらいたいです。このお二人のタッグも小林先生とチェブリンさんのタッグに負けていませんね。(いい意味で。)
あと、安倍が日本とイギリスは伝統の長さが違うと述べたとありますが、それならばなおさら双系継承への道を開くべきです。
神奈川のY
2024年8月1日
以下の文を立憲のホームぺージに意見投稿しました。
私は神奈川県に住むYと申します。
昨今皇位継承の危機にて、皇位継承安泰に強く関心を持ち、皇室とは何かを学び、また立憲民主党が掲げる、皇位継承安泰、双系継承に強く応援している1市民です。
先日のTBS NEWS7月29日(月)報道1930の際に野田佳彦先生が皇位継承について、他の自民党や他の党がなあなあにして時間がない危機存亡の問題を明らかに言及された事に心強く思い、強くよろしくお願い致したく失礼致します。自民党が先の懇談会にて旧宮家の復活や養子案、女性宮家に対して甚だ男尊女卑強いトンデモ案を出して、馬渕議員や野田佳彦先生の意を読めない議員に腹立たしい思いがあります。双系継承が筋が通る、簡単な道理で、共同通信の世論を観ても9割が女性天皇支持、双系継承支持と出ています。市民のその意思をよくよく汲んで下さるよう改めてお願い致したくメールを失礼致しました。
以上です。どうしても圧を入れてしまいます。
突撃一番
2024年8月1日
後藤さんの、安倍への質問は適格だった。
まさに「国民と共に歩く皇室」を実現するには、野田さんも指摘しているように、ちゃんと皇室典範を改正しないとダメだ。
国会議員に、典範に手をつける勇気が決定的に欠けているのなら、尚更「皇統クラブ」の活動を、我々が全集中で支援するしかない。
京都のS(サタンのSでも飼い慣らすし)
2024年8月1日
茶呑み様、文字起こしお疲れ様です。
これ、かなり重要案件です。皇室典範改正による皇位継承問題の解決を放置すると次々代の天皇が居られなくなり、憲法に規定された国事行為が行えなくなるから国家が機能不全に陥るという問題です。
女帝と女系継承を公認する典範改正か?それとも憲法1章の削除か?という二者択一です。後者は100%間に合いません。次に起こることは、革命的な軍事政権を確立するか?それとも他国軍の進駐を受け入れるか?の二者択一です。進駐(という名の軍事侵略)を受ける場合、対象国によっては虐殺を伴う可能性すらあります。こうした地獄の未来を招来したのは男系固執派ですよ?それでも良いのですか?
いや、歴史は勝者は綴るものですから、対象国の歴史家に解放軍を迎え入れた開明派とでも書いてもらえば満足ですか?…これぐらい言いたくなります。