毎日新聞の社説です
社説:皇位継承議論の先送り 許されない政治の怠慢だ
国のあり方に関わる問題をいつまで先送りするのか。安定的な皇位の継承に向け、皇族数の確保策を検討する与野党協議が停滞している。
協議の取りまとめ役である額賀福志郎衆院議長は先の通常国会中に意見集約を目指すと表明していたが、7日の記者会見では時期について明言を避けた。
と始まります。
議論されているのは、女性皇族が結婚後も身分を保持できる案と、旧宮家出身の男系男子が養子として皇室に入る案だ。
女性皇族が婚姻後も皇室に残るようにする必要性は各党一致していると書き、「旧宮家養子案」は意見が分かれると書いて、
自民が主張する旧宮家の養子案は、男系男子による皇位継承に固執しており、広く国民の支持を得られているとは言い難い。5月の毎日新聞世論調査で「賛成」は35%にとどまった。
そもそも、議論の土台となっている政府有識者会議の報告書は、皇族数の確保策にとどまり不十分だ。2017年に与野党一致で成立させた退位特例法の付帯決議は、安定的な皇位継承策の検討を政府に求めている。
国民の支持は得られない、安定的な皇位継承につながらないと、はっきりと書かれています。
まずは女性皇族が皇室に残れる道を開き、女性に皇位継承権を認めるかどうかの議論につなげなければならない。毎日新聞世論調査で「女性が天皇になること」への「賛成」は81%に上った。
女性皇族が皇室に残り、皇位継承権を認めるかの議論。
「愛子さまを皇太子に」の議論を始めなければいけない!
毎日新聞さん!その通りです!
結びに
憲法1条は天皇の地位を「国民の総意に基づく」と定める。幅広い支持を得ながら、いかに皇室を持続可能にするかが問われている。
多くの人が納得できる合意点を探ることが、国民の代表で構成する国会の役割である。それを果たさないのは、政治の怠慢と言わざるを得ない。
と書かれています。
皇室は安定的な皇位継承を望まれています。
国民は女性天皇支持です。
もう何が阻む理由がありますか!
国会議員は仕事をしてください!
政治の怠慢です!
毎日新聞に意見を送りましょう!
お問い合わせ・ご意見など|毎日新聞社 (mainichi.co.jp)
文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい
10 件のコメント
パワーホール
2024年8月11日
ご報告が遅れてしまい申し訳ありません。昨日、旅先から手短ですが皇位継承問題解決に尽力するよう毎日新聞社に意見を送りました。
ダダ
2024年8月10日
毎日新聞に投稿しました。
要約
・政治の怠慢という言葉がこれ程当てはまる事例はない。
・国会議員は女性天皇公認80~90%という世論調査結果を無視することで民主主義を放棄している。
・皇室に認められていない養子または皇族と国民の混成家族の制度化を目論むことでで立憲主義をも放棄している。
・安倍晋三が銃撃されたときに「これは民主主義への冒涜だ!」と声高に叫んだのは国会議員だったが、安定的な皇位継承を阻んでいる国会議員こそが民主主義を冒涜し、破壊する者。
・今後も、無責任な国会議員を指弾する記事を期待する。
寝太郎
2024年8月9日
毎日新聞、また書いてくれましたね。以下の意見を送りました。
社説「皇位継承議論の先送り 許されない政治の怠慢だ」を読みました。
内容に全く同意です。
政治家には絶望感しかありません。
少数の尊王心ある議員でさえ、ハッキリ女性の継承資格に言及できない状況。
それならば国民が政治家を動かすしかないと思っており、毎日新聞がこのような社説を然るべき時に出してくれる事は大きな希望です。
かけがえのない皇室を守る為にこれからも宜しくお願いします。
ふぇい
2024年8月9日
毎日新聞に投稿しました。
毎日新聞御中
私は群馬県に住む40代男性です。
皇位継承議論の先送り 許されない政治の怠慢だの社説を拝読しました。
男系固執が皇室を滅ぼすこと。これ以上の先送りは許されないこと。現在安定的な皇位継承の議論をしていないこと。このままでは皇室が悠仁さまだけになり先細りすること。国民は旧宮家養子案に反対で、愛子さまを皇太子にと考えていることを社説で取り上げていただきありがとうございました。
皇位継承問題をずっと先送りにするなと政権に問ういう姿勢。マスコミの矜持を感じます。
読者として世に訴えます。このまま安定的な皇位継承には何が必要か。側室なしの男系継承は誰も望んでないことを世に問うてください。
これからも常識的な皇位継承についての記事を熱望します。
皇室の記事を書かれている女性の山田記者含む毎日新聞の皆さまにこれからも期待しております。
安定的な皇位継承のため、これからも発信し続けてください。
応援しております。
取り止めのない言葉で申し訳ございません。
何卒よろしくお願いいたします。
基礎医学研究者
2024年8月9日
>L.Kさん
基礎医です。この件なのですが(ronsetsu@mainichi,co.jp)、自分、以前毎日の読者センターに電話したときに、ついでに聞いてみました。そうすると、論説委員のメンバーに届くメールアドレスではあるようです(ただし、論説委員は複数いらっしゃるので、今回の執筆者にダイレクトに届いているわけでは、ないのだろうと)。ただ、自分が電話をかけて聞いた感じでは、「愛子さまトーーク」で新聞社勤務の人さんが言われたように、いつもの意見・コメント欄に送ることで、執筆者には伝わるのは、大丈夫そうかと。ご参考までに。
L.K
2024年8月9日
毎日新聞、いつにも増して強い意思を持って論を展開していますね。
紙面上のタイトル横に記されていたナゾのメアドに意見投稿しました。
論説委員に直接通じているのかなと思いますが、保証はしません(笑)
=================
題:8月9日付朝刊社説「皇位継承議論の先送り 許されない政治の怠慢だ」感想
毎日新聞 論説委員各位
静岡県在住の○○(本名)と申します。
貴紙の皇位継承問題に対するご姿勢にはかねてより注目させていただいております。
今回社説で取り上げられたご主張も、大変素晴らしいものでした。
国会での議論が遅々として進まないことには憤りを抑えられません。
共同通信の世論調査で90%、貴紙の世論調査で81%が女性天皇に賛成。
しかもこれはずっと前から示されていた女性天皇支持の民意が、さらに強固になったことを表しています。
共同通信では、女系天皇への支持も8割を超えました。
これほどまでに国民の意思は女性・女系天皇に賛成とはっきり示されているのに、何を手をこまねいているのか。
本来は安定的な皇位継承のため、女性・女系天皇について議論を進めなければならないのに、男系継承に固執する保守勢力(何を保守しようとしているのか疑問ですが)が頑なに拒み続け、皇族数の確保へと論点が歪められてしまっています。
その上、女性皇族の身分保持においても、配偶者やお子様の皇籍取得を認めないことには、女性皇族方にただ公務をさせ続けることしか考えておらず、その尊厳を踏みにじっているといわざるを得ません。
言葉の端々から、貴紙におかれてもこの問題に対する政治家の怠慢に強い怒りを覚えておられることが伝わります。
他メディアの、政治の動きをなぞっただけの「皇族数の確保」策に拘泥する姿勢と一線を画し、本質を捉えた論を展開されているのも素晴らしいです。
『天皇論』シリーズ等の作品がある漫画家・小林よしのり先生は、先日、「愛子さましか勝たん!」というイベントで「愛子天皇」実現に向けて強いメッセージを発しました。
週刊SPA!で連載中の『ゴーマニズム宣言 愛子天皇論』でも、今週から政治家に対して直接的な提言をしていくようです(今週は、野田佳彦議員に対する叱咤激励をされていました)。
こうした世論がどんどん盛り上がり、議論が加速されていくことを切に願っております。
貴紙におかれましても、引き続き今回のような提言を続け、世論を先導していっていただきますよう、何卒よろしくお願い致します。
最後になりますが、貴紙の今後益々のご活躍を、心よりお祈り申し上げます。
=================
ありんこ
2024年8月9日
その通りだと、男系男子固執派に負けないで!といった内容をエールを送りました!!
お知らせありがとうございます!m(_ _)m
ゴロン
2024年8月9日
毎日新聞社に意見投稿しました。
・・・
国民の声を代弁する記事をありがとうございます。
各党への意見聴取が一巡したとのことでの衆参両院議長の記者会見、何の意味もない「先送りします」宣言でしたね。ニュース記事では、額賀議長が「「秋篠宮家の長男悠仁さままでの皇位継承の流れをゆるがせない」ことには賛同する意見が多かった」と語ったとも記載されていました。これは令和の有識者会議報告に記載されていたことからか、多くの新聞社も前提のように扱っている文言ですが、貴社や共同通信社の世論調査から、ほとんどの国民はそのような前提に賛同などしていないものと解されます。
このことは、決して秋篠宮家の方々に問題がある訳ではなく、天皇陛下の直系長子の愛子さまがいらっしゃるのだから、愛子さまに皇位継承して頂くのが自然なことだと国民が感じているからだと思います。
記事の通り、国会議員は、安定的な皇位継承のため、まず、女性皇族が皇室に残れる道を開き、女性に皇位継承権を認めるかどうかの議論をしなければ、怠慢どころか、国賊といっても過言ではありません。2005年の有識者会議で「男女問わず、直系長子優先」という答えは既に出ているのですから。
10月には、国連女性差別撤廃委員会が、8年ぶりに日本の女性政策を審査するそうです。8年前は、最終見解案に当初盛り込まれていた、「皇室典範で男系男子継承に限定していることは女性差別にあたり改正をもとめる」という記述を、安倍政権が「皇室制度はそれぞれの国の歴史や伝統が背景にあって、国民の支持を得て今日に至っている」と主張して削除させたようですが、今回は、明らかに「国民の支持」は得ていない調査結果が公になっていますので、8年前のように削除されず勧告を受けることになる可能性が高いと思います。
国連の言うことは、無茶苦茶で受け入れ難いこともありますが、この指摘は当然なことです。ただし、国体の根幹をなす天皇の制度について外圧で変えるなど、国民として恥ずかしくてたまりません。
国会議員に少しでも羞恥心が残っているなら、国連から勧告を受ける前に、皇室典範1条の改正について議論を進めるべきです。
今後とも、皇位継承問題について、国民が関心を持ち、国会議員が無視できないほどの大きな「うねり」になるような記事の掲載をお願い致します。
神奈川のY
2024年8月9日
さっそく、以下の文面で意見投稿しました。
8月9日の社説、皇位継承議論の先送り 許されない政治の怠慢だを拝読致しました。今まで、他の新聞や社説では皇位継承の問題をあやふやにし、何かに与した奥歯に何かを挟んだような意見ばかり目立ち、歯がゆく思っておりました。しかし、今日の社説は皇位継承について向き合い、また今の状況を冷静に観ている様子が伺え、またこの問題で逃げ回っている議員達の首根っこを捕まえて見据えてる印象を持ち、また御用ジャーナリストの風潮に風穴を開けているのを感じ、厚く御礼と賞賛の意を込めて意見投稿を失礼致します。
以上です。
基礎医学研究者
2024年8月9日
ふぃいさん、貴重な情報ありがとうございました。紙面で見て、自分もびっくりしました(といいつつ、毎日新聞さんはやや沈黙を保っているときには、このような動きをこれまでも、されていた)。なので、それに応えるために、最後に示された、読者フォームに、意見・コメントを送りました。やはり重要なのは、読者の後押しですね。
*蛇足・・・同じ紙面に、自民党のコバホーク(小林鷹之議員)の記事がでていたのは、なんともいえない皮肉。れいにゃんさんも別のところでコメントに書いていましたが、この議員は自民党懇談会メンバーの1人で、男系固執派です。