私は戦争論以来のゴーマニズム宣言の熱心な読者で、刊行される全てのスペシャル本は即買いして読んでいたのですが、ひとつだけなかなか買えなかった、というか買わなかった本があります。
それは新天皇論です、天皇論も昭和天皇論も即買いして熟読、今でも昭和天皇論を読むと涙してしまうくらい好きなのですが、なぜ新天皇論だけは買わなかったかと言うと、当時の私は漠然と「天皇陛下は男に決まってるでしょ」と思っていたからなのです。
本屋さんでチョロっと立ち読みして、「女性天皇とか言及しているなあ、女の人が天皇陛下とか、なんかおかしいよなぁ」などと、今思えば恥ずかしい事を思っておりました。
発売から半年くらい悶々としていたのですが、思い切って買って読んでみたら目からウロコでした。
端的にいえば、過去には10代8人も女性天皇がいた事、母親から娘への皇位継承が行われた例もあるという事を知って、女系・女性天皇は不自然ではないという事を、当時の無自覚男系脳の私でも理解出来たのです。
そんな私も、今は愛子様に皇太子になって頂きたいと切に願っておりますし、愛子様が天皇陛下に即位される日を夢見ております。
女系・女性天皇に賛成ではない国民の中にも、何となく「天皇陛下は男」って思っているだけの人もいるかも知れません。
きちんとした知識を持ってもらえば、今上陛下の直系長子でいらっしゃる愛子様が、次の天皇陛下にふさわしいという事が伝わると思います。
愛子様が皇太子になられたら、この国の閉塞感が解放されて、大フィーバーが起こることでしょう。
そんな日が来るのを現実にしましょう。
愛子様を皇太子に!
文責 東京都 さくまる
4 件のコメント
さくまる
2021年1月1日
くりんぐさん
コメントありがとうございます。
皇后様が愛子様を授かっただけでも奇跡なのに、当時、「なんだ女の子か」と言う不敬な空気が流れたのは鮮明に覚えています。
私は残念ながら子宝に恵まれませんでしたから、子供は産まれて当たり前と言う感覚には全くなれません。
なので「男子を産め」と言う圧力がいかに理不尽かが良く分かります。
皇室の双系継承が当たり前になるよう、この国を変えて行きたいと強く思っています。
さくまる
2020年12月31日
ダダさん
コメントありがとうございます。皇室の歴史を知れば、自然と男系脳は解かれるはずだと思いますが、知ってもなお固執する人達は根が男尊女卑かつ、知ったかぶりをしたいだけなのでしょうね。
皇室の皆様のお気持ちを無視して、不敬にも程がありますよね。
愛子様が女性でお生まれになったことは、神が日本国民に突きつけた大きな課題だと思っております。これをきっかけに、双系継承に道が開かれる事を切に願っております。
何としても、愛子様に皇太子になって頂きたいですね。
くりんぐ
2020年12月30日
男系派が男子に恵まれなかった皇后さまを侮辱する発言を耳にするたび、「単に圧力かけるだけの人たちは、気楽でいいね」と不愉快でたまりませんでした。
子供は欲しいと思って授かれるものではありませんし、男系派がいくら「男子を産め」と罵っても、男子どころか子供が生まれる保障すらありません。
男系男子継承は側室が複数存在し、子供がたくさんいたからこそ成立しました。側室が無く、子供が少ない今、成立するものではありません。
天皇は日本国民統合の象徴です。
男系男子継承の縛りがなくなり、直系長子優先の双系継承が実現してこそ、日本は男女がありのままに生きられる公平な国になれるのです。
ダダ
2020年12月30日
皇統の歴史を知っても、男系に固執する人いますよね。
天皇を前にして皇室の伝統を説くつもりなのか、その態度が天皇を苦してめていることに気付いて欲しいです。
愛子さまご自身が男に産まれていれば・・・と皇統問題を背負い込んでいたら、断腸の思いです。
命が生まれてくること、生きること、これらは当然ではありません。
愛子さまのご誕生と健やかなご成長に、改めてお祝い申し上げます。