【愛子さまの軌跡】17. 学習院伝統の遠泳合宿で500メートルを泳ぎ切る(11歳の頃)

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平成25(2013)年7月
愛子さま 11歳の時

6年生となり、学習院伝統の遠泳合宿にご参加
500メートルを泳ぎ切る

初等科の卒業文集『桜愛集』では、「大きな力を与えてくれた沼津の海」と題してこのときの思い出に触れ、「諦めないことの大切さを教えてくれ、大きな自信を与えてくれました。」と記された。

皇室ジャーナリストの久能靖氏は、ご成年に際してテレビ出演した際、愛子さまが自信をつけられた契機としてこのときの経験を挙げている。

(展示時「ココ好き」シール 7枚)



いじめからすっかり立ち直られた愛子さま。
4年生の頃には既に始められていた管弦楽部のチェロなども含め、以前と変わらぬ精力的な学校生活を送られていました。

6年生になられると、新たな試練が待ち受けます。
120年以上続く学習院の伝統行事、遠泳合宿です。

合宿は四泊五日で実施されます。
その間、午前と午後に2時間ずつ、ひたすら海で泳ぎ続け、夜8時には消灯という、まさに水泳漬けの生活を送ります。

スポーツ万能で知られますが、意外にも水泳は苦手だった愛子さま。
この合宿にも不安を抱えられていました。
しかし、皇太子さまの猛特訓を受けるなどの練習を重ね、合宿に臨まれました。

始めは練習の厳しさに挫けそうになりますが、
お友達との楽しい集団生活や、周囲の励ましを糧に、
最終日に目標の500メートル遠泳を達成しました。

このときの思い出を綴られたのが、冒頭で取り上げた「大きな力を与えてくれた沼津の海」です。
下記の記事で全文を読むことができます。

愛子さまの溢れる文才 小学校の卒業文集と中学1年で書かれた短編小説を全文掲載

作文の最後は、

沼津の海は、私にとって忘れられない記念の海。
六年間の中で、私がいちばん成長できたと感じられる素晴らしい思い出になっています。

と締められています。

愛子さまのご成長を見守ってきた皇室ジャーナリストの久能靖氏も、同じ感想を述べています。
ちなみに、久能氏は、『天皇論』を出して男系カルトが猛反発していたときのよしりん先生に、
大御心を拝察する上で「大いに勇気の出る内容」の手紙を送っています。

愛子さまは、その後も練習を重ね、中学での合宿では3キロメートルも泳ぎ切れるようになられました。
この頃から、愛子さまの類い希な才能が世の中にも知れ渡るようになります。


※肩書きや称号は、すべて当時のものです。

参考文献:
・『皇后雅子さま物語』(友納尚子、文春文庫)
・『新天皇論』(小林よしのり、小学館)
愛子さまの溢れる文才 小学校の卒業文集と中学1年で書かれた短編小説を全文掲載
学習院OGの佳子さま、″苦手″な3キロ遠泳に挑戦する愛子さまに助言?
愛子さまが語られた「最も大切にすべき精神」とは…愛子さまと悠仁さまが築く「22世紀への新たな皇室像」
【愛子さま】遠泳で深められた“自信”両陛下と歩まれた20年
(久能靖氏のテレビ出演動画、件の発言は2:08~頃より)


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文責:静岡県 L.K

4 件のコメント

    ひとかけら

    2024年8月29日

    水泳の苦手だった愛子さまが500メートル遠泳するとは驚異的な身体能力と努力の賜物です。次世代の象徴に相応しい!

    mantokun

    2024年8月29日

    毎日素晴らしい記事をありがとうございます。愛子さまは遠泳合宿の前に皇太子殿下から特訓を受けられていたんですね!
    一見、普通の親子のような微笑ましいエピソードに思えますが、おそらく皇統の直系に連なるお立場としての意識やお振る舞いも、こうした親子の日々の暮らしの中で培われてきているのだろうと拝察します。
    やはり皇位継承の最大原則は直系であり、愛子さましか勝たん!との思いを強くしました。

    SSKA

    2024年8月29日

    校外学習から気持ちの面で強くなられたのか、スポーツ万能なご両親に似たタフネスさを意欲的に身に付けられる様子が増えて来るのが頼もしい限りです。

    あしたのジョージ

    2024年8月29日

    いじめ問題を克服して、更に遠泳合宿ですか。
    私は幼少期にプールで溺れて死にかけたので、プールや海など深い水が怖いです。
    お風呂は大丈夫ですが。🥴
    学生時代もほとんど泳げなかったので、ひたすら羨ましいです。
    かなり成長されていると思いました。
    苦手なものを克服しないと成長しないんですね、やはり。🤔

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