男尊女卑ではない日本になるために

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愛子さましか勝たん!祭りに登壇していただいた、森由里子先生のポストです。

昭和天皇の皇后でいらした香淳皇后はご結婚後、四人続けて内親王をご出産され苦しまれたそうです。
お子様はそれぞれがかけがえのないご存在で、ご出産は性別を問わずおめでたいことなのに、お生まれになるたびに「また女の子…」などと落胆せざるを得ないなんて、何と残酷なことでしょう。そして何と残酷なルールでしょうか。
そしてお子様ご自身も「私は本当は望まれていなかった子かもしれない…」などと悲しい思いをなさったかもしれません。
昭和天皇も、周囲から側室を勧められ「そのようなことは人倫に悖る」ときっぱりお答えになったけれども、悩まれたに違いありません。
ただ昔はご結婚年齢が早かったため、香淳皇后は7人のお子様をご出産され、上皇陛下がご誕生されました。しかしそれまでの間、ご出産のたびに性別による理不尽な落胆を経験させられた長い年月を過ごされたのです。

男系男子に固執する人の心理は、このお苦しみに対して要するに他人事です。自分自身のことではないから、皇室に入った女性のお苦しみなどは無視できる。そして自分の主義主張を優先させる。そこにはそのお方への思いやりのかけらもありません。
そして伝統、伝統と何かの一つ覚えのように言いますが、それは本来日本の伝統ではなく、そもそも中国の伝統、中国の思想であり、真の日本の伝統ではないと何度申し上げても無視します。
つまり本音は男尊女卑であり、女性が天皇になるのが我慢できないのでしょう。とは言え、そうも言えないため伝統と言い訳をしているのです。だからこそ儒教、家父長制度、男尊女卑はそもそも日本の伝統ではなく中国の思想だと指摘しても無視するしかないのでしょう。

しかしもうこんなカビの生えた理不尽な皇室典範は変えなければ、日本は国として恥ずかしくはないですか?
今も、来るべき新時代にもまだ「人を苦しめるルール」を、何が何でも続けるべきだと本当にお思いでしょうか?
1日も早く皇室典範を改正し、世界の先進国と肩を並べて、性別を問わず天皇家直系長子に継承していただくことこそ健全で正しい選択であり、希望の持てる未来の到来につながるとは思いませんか?
#敬宮愛子さまを皇太子に #愛子さまを皇太子に
#皇室典範改正 #愛子天皇 #女性天皇
#新時代のアマテラス

3姉妹の末っ子で、小さいころから「なんで男に生まれてこなかったのか」と父親に言われ続けて悲しかった。という精神疾患の患者さんの話を聞いた後にこちらのポストを拝見したもので、とても心に刺さりました。

「何で男に生まれなかったのか?」
何言ってんの?です。

「女だから」と差別が起きるのは男尊女卑でしかありません。皇室の皆さまは政治的な発言が出来ません。
「男系が伝統」という、男尊女卑を貫き通せる都合のいい言い訳はもうやめにして、本来の日本になるための努力してまいります。

文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー ふぇい

4 件のコメント

    くりんぐ

    2024年9月1日

    男系継承に固執したままでは、悠仁さまのご結婚相手は「必ず男子を一人以上産め」と責め立てられるのは明らかです。

    新しい命を必ず授かれる方法は無く、その命の性別を選べる方法も無いのに、男系派の「男子が産まれるまで産み続けろ」という姿勢は多産DVそのものです。

    8月12日に配信された現代ビジネスの記事「夫が土下座してまで『妻の身体』を求め続ける『多産DV』の闇…一見幸せそうに見える「子沢山家庭」なのにhttps://news.yahoo.co.jp/articles/fde4e4a92a7c02bbbbdff7617f1b8ee67d021492?page=1
    代々地主の旧家に嫁がれた女性は、男子出産を望む義両親と夫から「この家の将来がかかっている」「殴ってでも犯す」と脅され、3人目と4人目を出産されましたが、いずれも女子だったことで義両親と夫から5人目の出産を懇願されました。

    2人目から4人目まで帝王切開で出産されていたことでもう子どもが産めない身体になっていたのに、「もう一人頼む」と懇願され、女性は「『死ね」と言われているようなものだ」と別居を決断されました。

    弟夫婦が妊娠して義両親の関心は彼らに移り、やっと目が覚めた夫は「もう子どもはいいから戻ってきてほしい」と言ってくるものの、不信感が拭えず夫婦関係にはヒビが入ったまま。

    もしこんなことが現代の皇室で起きたらどうなるか。

    側室無しでの男系限定継承がおかしいのに、男系派に呑まれて妃殿下に「男子を産め」と罵るような方は、日本の象徴である天皇にふさわしい方ではありません。

    国民の支持は失われ、皇室は終わってしまうでしょう。

    mantokun

    2024年9月1日

    「皇統は男系が伝統」と口で言うのは所詮他人事だからたやすいですが、その伝統とやらを維持するために、確実に心身に絶大な負担をかけられ、苦しむことになる女性が存在することへの想像ができていないんですよね。女の子が生まれるたびに「また女か」と言われるような場所に、誰が嫁ぎたいと思うでしょうか。

    「何で男に生まれなかったのか」なんて本人にはどうしようもないことで落胆され、責められる子供がいることを不幸だとも思わない感性の国会議員が少なからず存在する国。そりゃ婚姻率も出生率も下がり続けて当然ですよね…。

    ありんこ

    2024年9月1日

    社会の祝福から見放されたという感覚は出産を遠ざけますよね。
    皇室に対して男にこだわりすぎる事が、日本人の出生数低下の要因のひとつになっていると感じます。たとえ子ども産んでも一家共々社会から祝福されない様子をまざまざと見せつけられているんですから。

    ひとかけら

    2024年9月1日

    なぜ男に生まれなかったのと子どもに言うのは最低の差別意識ですね。出産は女性にとって大変なことなのに注文を付けて不可能な事をやらせるのは恥ずかしいことです。

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