令和2(2020)年4月
愛子さま 18歳の時
学習院大学にご入学
学部・学科は文学部日本語文学科。文学部への進学は今上陛下と同じ進路。
さらに同じ皇女である清子さんとは、学科まで一緒だった(当時の名称は国文学科)。
コロナ禍の影響により、入学式は行われず、初登校は10月24日までずれ込んだ。(入学式は〝1年後〟に実施されたが、愛子さまはオンラインでのご出席となった。)
以降も、最終学年を迎えるまでの3年間は、ほとんどキャンパスに通われなかった。
(展示時「ココ好き」シール 7枚※
※内、コロナ禍によりほとんど通学できなかったことへの怒り・悲しみが1枚)
現在、悠仁さまの進学先を巡って憶測が飛び交っていますが、
愛子さまのときも、進学先が正式発表されるまで
メディアは好き放題書き散らしていたものでした。
学力の高さから東大志望だとか、
眞子さま、佳子さまの後を追ってICUに進学されるのではないかとか、
学習院大だとしても、イギリスに短期留学したから海外に関心がおありで、
加えて皇室外交にもつながるから国際社会科学部志望じゃないかとか。
しかし、ふたを開ければ、学習院大学 文学部 日本語文学科 です。
学習院というだけでなく、天皇陛下と同じ学部、さらには
同じ皇女である黒田清子さんとは学部学科まで同じという、
王道中の王道の進路を選ばれました。
愛子さまは、小学生の時に作文「藤原道長」を発表されたほか、
高校卒業の際には「平安文学に見る猫や犬、人との関わり」と題するレポートを提出されています。
メディアが作り上げる勝手なイメージをよそに、
愛子さまは幼い頃から深い関心を寄せられてきた日本文学への探求を深め、
平和を自分ごととして考えるのと同じように、
日本の歴史、天皇・皇室の歴史を自分の中に息づかせていくのでした。
しかし、大学入学とほとんど同じタイミングで、新型コロナの感染が広がり始めます。
当時首相の安倍晋三が、全国一斉休校という2度目の暴挙に及び(最初の暴挙が何かは、言うまでもないですね)、
愛子さまも、入学式どころか大学に通うことすらできない日々を送られることになります。
キャンパス初登校は、半年後。
入学式は、1年後(しかも愛子さまはオンラインでのご参加)。
3年生の12月に、2年ぶり、しかも2日連続で登校されたのがニュースとして報じられる有り様です。
愛子さまは、大学に通いたいお気持ちはあったものの、
「ご自身の登校が、結果的に両陛下の感染につながってはいけない」
との思いから、登校を控えられていたといいます。
メディアが感染に対する恐怖心を煽りに煽った結果、愛子さまの限りある自由な時間を3年も奪ったことになります。
森暢平・成城大学教授は、大学入学と同時にコロナ禍の直撃を受けた愛子さまの学年を「失われた学年」と呼んでいます。
愛子さまは、制約の著しく大きい環境の中におかれても、
勉学に邁進される傍ら、御所内でバドミントン、バレーボールなどをされたり、
両陛下とテニスやジョギングをされるなどして過ごされていたそうです。
愛子さまがオンラインで授業を受けられているご様子を、天皇陛下が横でご覧になっていることもあったようです。
河西秀哉・名古屋大学大学院准教授は、こうした「友だち同士みたいな親子関係」は愛子さま世代全体に見られる傾向で、時代をよく反映している姿だと捉えています。
河西准教授なりの好意的な見方だとは思いますが、
お生まれになられて以来、日本社会の歪みに翻弄され続けながらも、それらを全部優しい輝きで包み込んでしまえるのは、
「友だち同士」に留まらない強固な信頼関係にある、天皇皇后両陛下がいつもそばにいらしてくださったからではないかと思えます。
出典:宮内庁HP「愛子内親王殿下のお誕生日に際してのご近影」(令和元年)
参考文献:
・愛子さま、学習院大学へ!天皇陛下と同じ道を選ばれた理由
・愛子さまの進学先が内定!学習院大学の日本語日本文学科へ
・愛子さま学習院内部進学へ 東大説囁かれるも受験クラス入らず
・愛子さまマスク着用で高校卒業式 レポート「平安文学に見る猫や犬、人との関わり」の深い意味
・愛子さま2日連続で学習院大学に登校 コロナ禍で約2年間オンライン授業
・在宅学習継続の愛子さま やむを得ないが、残念 社会学的皇室ウォッチング!/30=成城大教授・森暢平〈サンデー毎日〉
・愛子さま、21歳に…心込めて成年皇族の務め果たされる
・『女性セブン』令和5(2023)年2月9日号
・『週刊文春WOMAN』vol.20 2024 創刊5周年記念号
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文責:静岡県 L.K
2 件のコメント
パワーホール
2024年9月9日
安倍もそうですが愛子様からまともな学校生活を奪った玉川徹や感染症専門家には怒りを感じます。奴らも国賊であり男系固執派と変わりません。昨日も述べましたが男系固執も感染症学も即急に殲滅すべきです。
あしたのジョージ
2024年9月9日
安倍晋三の暴走が招いた失われた3年間の最初の一斉休校。
専門家と言われている人達でも一斉休校した方が良いとは言ってないのに、勝手に暴走してしまった安倍晋三。
愛子さまや日本全国の学生達が、やらなくてもいい過剰な感染対策で、どれだけの自由を奪われたことでしょうか。
それでも愛子さまは、精一杯、出来る限りの学生生活を楽しまれたと思いますが、やはりまともな学生生活を過ごさせてあげたかったと思いました。