出典:宮内庁HP 皇室の構成図(令和元年5月1日現在)より
https://www.kunaicho.go.jp/about/kosei/koseizu.html
ご存知の通り、眞子さま、佳子さま、愛子さまは 現行の皇室典範のままですと、ご結婚されれば民間人となり、もう皇室へ戻る事は出来ません。
その時点で 次の天皇となられるのは 悠仁さましかおらず、彼に子が出来ない、若しくは女子しか生まれないとなれば、その時点で 天皇制は滅ぶという事です。
天皇制が担ってきた事は多大で、これが消滅すれば国事行事である総理大臣の任命など、行政・司法・立法の3権がいずれも機能不全に陥ると言われています。
解決するには皇室典範の改正し、「女性宮家」の創設と女性・女系天皇を認めることが絶対に必要だという訳です。
では この度報道された「皇女制度」とは一体何なのか。
ご結婚され 民間人となられた眞子さま、佳子さま、愛子さまが、公務員として 公務を手伝うという制度との事です。
が、臣籍に降下した「元皇族」を都合よく利用する為の制度 としか見えず、一血縁の人々の人権をあまりにも都合良く踏みにじる制度でしかないと考えます。
また これは勝手な想像ですが、何らかの理由で男子が臣籍降下した場合、この皇「女」制度はどう用いられるのか 、そこは検討したのか。
皇族の女子のみにしか用いられない制度 とはどういう事なのか。
それはともすれば 男女両方への性差別ではないのか。
この制度案を表に出した人間は、恐らく自らが男性蔑視すらやってのけている事に全く気付いていないと思います。
つまりは現在皇室問題とされる「皇統断絶」を解決するに全く寄与していないばかりか、更なる性差別と人権侵害を助長しかねない非人道的な愚策でしかないのが「皇女制度」である と考えるのです。
これを認める事は、単に天皇制、皇統の滅亡だけではなく、一血族の方々の人権の著しい侵害、そして更なる性差別を増進させる事と同義であり、一日本国民・一庶民として、これを認める事は全く出来ない と考えます。
北海道 べっち
参考ページ
「女性・女系天皇を認めること。男子を産むよう求める制度の放置は理不尽」山尾志桜里
https://dot.asahi.com/wa/2020112700029.html?page=1
「皇女」案は皇室を滅ぼしたい連中の罠
https://yoshinori-kobayashi.com/21526/
1 件のコメント
ダダ
2020年12月26日
皇女制度は宮内庁も把握していなかったとのことで、本当に場当たり的で適当な提案だったことが明確になりましたね。
女性宮家創設は最優先課題!皇室から男女差別を撤廃しましょう!