天皇制は必要か

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宮内庁HP 新年をお迎えになったご一家のご近影(令和2年1月)

https://www.kunaicho.go.jp/activity/gokinkyo/newyear/r02-0101-ph.html

国民が今上陛下や皇族の方々の思いに興味が無く、
かつ「天皇という権威」に寄りかかって糾弾する事や、
それを商売にしている卑劣漢の蛮行、
更にそれを大多数の大衆が見て見ぬふりをこの先も続けるというのであれば、

そんな畜生の為に一国民とその縁者が心身を削る必要は無いと考えます。
人としてあまりにも残忍で、無体が過ぎるというものです。

しかし。
平成から令和となり
今上陛下が上皇さまより生前退位を受けて天皇となられた という事は、
陛下自身が 代々祭事を通して受け継ぎ 守り続けてきた天皇制と、
それを成り立たせて来た伝統や国柄、それを戴く日本国民や庶民を守りたい
という一念がある
のではと拝察します。

それは恐らく、
1400年以上もの歴史があるからだとか、
尊い血族であるとか、
そんな権威主義的な感覚で出来る事では無いと考えます。

権威主義とは 僕に言わせれば私欲主義です。身勝手極まる畜生の所業です。
皇族であり、天皇となられる という事は、とても私人で行える事ではありません。
それは数多くの皇族の方々へのいわれなきバッシングが証明しており、

むしろ無私でなければ成れぬ事だと考えます。

そして何よりも、
今上陛下が陛下となられたという事そのこと自体が、
見ず知らずであろう僕ら 日本領に住む人間を、
日本国民・日本国の庶民であるとお認め下さっている
という事になると思うのです。
(それは恐らく ご自身らを中傷している連中に対しても
同じ様に考えておられるのではないのでしょうか)

で、あるならば
それに一日本国民として、一庶民として応えぬ訳には行かないと感じました。

天皇制の是非を
制度の側から必要である という見方や意見もありますし
それも当然であるとも考えますが、

やはり何よりも、
見ず知らずであろう僕らを、日本国民の一員であるとお認め下さっている
今上天皇、皇室の方々のお気持に応えたい。

天皇制の是非以前に、
今上陛下が陛下となられた以上は
僕はそれに応えたい、
そして陛下が陛下となられたという事は、
この先も天皇制を続けてほしい という 陛下ご自身の願いでもあると思うのです。
でなければ、そもそも陛下自身 天皇となられなかったと思うのです。

陛下や皇族の方々が皇族であり続けるという事は
僕ら日本領に住む人間達を、日本国民として、庶民として見て下さっているという事、

国民がそれに応える方法として、
陛下や皇族の方々を敬愛し守護し天皇制存続のお手伝いをする事こそが

言ってみれば、一人の人間として、筋を通す事・仁義を通す事である と考えます。

文責 べっち

4 件のコメント

    タルト

    2020年12月26日

    「今上陛下が上皇さまより生前退位を受けて天皇となられた という事は、陛下自身が 代々祭事を通して受け継ぎ 守り続けてきた天皇制と、それを成り立たせて来た伝統や国柄、それを戴く日本国民や庶民を守りたいという一念がある」その御決意にお答えして「天皇制存続のお手伝いをすることが、一人の人間として筋を通す、仁義を通すこと」、「筋を通すとか、仁義を通す」は、日本人として心に響く言葉です。色々と雑音がありますが、「一人の人間として筋を通す」ことを目指したいと思います。有難うございました。

    久世太郎

    2020年12月26日

    はじめまして

    “一人の人間として筋を通すこと、仁義を通すこと”が心に刺さりました。

    よく「君主への忠誠」ときけばファシズムだとか、思考停止だとか言いたがる人も多いですけど、このサイトに集まる人を見れば、むしろ尊皇の人ほどしっかりした教養、常識と思いやりをそなえてると感じます。

    だとすれば「君主への忠誠」こそが“筋の通った個人” “責任感と思いやり(仁義)ある個人”を育ててくれるじゃないでしょうか❔ 筋の通った個人で国が満たされるのはリラベルの理想でもあります。

    “正しい尊皇”こそが本当の“個人”を育ててくれる・・・ぼくはそんな風に感じてます。尊皇と個人は矛盾しないと。

    ダダ

    2020年12月26日

    天皇が国民と共に在りたいと仰っている。それだけで充分なのかも知れません。
    安定的な皇位継承に向けて、国民が声を上げましょう!政治家を動かしましょう!!

    ナクラ

    2020年12月26日

    純なる、天皇陛下に対する思いが、伝わり感服しました。
    世の中の天皇制維持論者の中でも、過去のみを重視し、「天皇は祈っているだけで良い。」とか「大御心は個人の天皇のものではない。」といった論がみられます。
    現在そして将来の日本のために尽くされている天皇陛下と将来の天皇になられる敬宮愛子内親王殿下を、お支えする努力をしていきましょう。

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