日中の前線の食事と君主の絆が観えた話

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ふと靖国神社にて兵食について展示を見た際、食事から日中の君主と兵の絆が観えることがあり、日々生きるため、様々な前線に立たれています
皆さまにぜひご紹介したく思い綴(つづ)ってみました。

シナ事変(*教科書的には「日中戦争」ですが、当時の呼称を用いています.by基礎医)時、前線に立つ兵士達を想い、昭和天皇、香淳皇后が前線に立つ兵士達と同じような質素な献立にするように指示されたとありました。当時の日本陸軍の兵食は米(穀物類)、大陸の北方の料理でよく食べる饅頭(まんとう:具なし)、羊肉などが正月陣中料理で、両陛下もお正月に同じものを召し上がったとありました。この饅頭ですが、八路軍でも陣中食のメジャーであり、解放軍で激闘したさいは、あの毛沢東も劉少奇も周恩来も、兵士と同じ饅頭を食べていたそうです。日本と大陸の違いは、日本は戦後も今も皇族の方々は贅沢されず、基本は質素倹約された食事をメインにされるスタイルで、決して驕(おご)り高ぶる事がないことです。

大陸では、八路軍が天下取るようになった際は、すでに国民と上の関係が隔たれて、上は贅沢なものを好み、肥え太り、下は労働環境の中、饅頭と漬物、スープ、おかず一品あれば豪華という感じだったそうです。毛沢東が好んで食べた料理に『紅焼肉』というものがあり、日本の豚の角煮で脂身を増した料理があります。悪党や腐敗した政治家、役人は総じて贅沢な肉料理を食べ、庶民は質素な饅頭やごはんで一汁一菜がメインだったのを比べると君主の差が歴然と観え、日本に縁があり生まれて良かったとつくづく思いました。君主の差によって人も国の命も違うと感じた次第です。

最後にゲリラ祖父母から聞いた八路軍(昔、紛争時)の兵食をご紹介したく思います。

主食:饅頭(具なし)、正月は水餃子。
副食:手榴弾のピン(嘘です。たぶん←(笑))、ドンパチ終わった後の空気(生きてる実感)。

(それ以外に)
・水、野菜ぶつ切り、調味料無しのスープ、
いつ、つけたか分からない野菜の古漬け(美味い)、
農家からもらった(またはぶんどった)豚肉など。
(ごくたまに)
山に生えてるよくわからない、色とりどりのきのこ。

以上兵食と君主の繋がりが観えた、のご紹介でした。

文責 神奈川県 神奈川のY

5 件のコメント

    神奈川のY

    2024年9月12日

    皆々さま、コメントありがとうございます。
    パワーホールさま、君主と民が繋がり今もある国は珍しいかと思われまする。
    大陸の人から観たらめちゃくちゃ裏山鹿でだと思います。
    昭和43号さま、きのこエピソードで思い出しました。幼少時、車道の脇でビニールシートを敷いて色々な野菜など売ってる人々がいて、その中に色とりどりのきのこと40センチくらいあるお化けきのこを売っているのを観て、
    母に「これ食べれるの?」と聞いたさい、
    「食べれるよ。半分毒だけど、ピリピリするだけ。」とのたまっていました。
    大陸の人々は胃が常人より色々と受けつけられるみたいです。八路軍人なら鉄の胃袋常備とか思いました。
    蛙の下半身唐揚げとか、水っぽい赤肉の串焼きとか。
    KOさま、一度病みつきになったら人間恐ろしいものです。特に毛沢東は貧しい農家のせがれだったので、肉汁したたる分厚い豚の角煮を食べたら、もう権力者の意地で民が餓死しようも肉を求めてしまうと感じました。毛沢東の寿命を削った原因に分厚い豚の角煮の食べ過ぎで身体を蝕まれたかもしれません。
    基礎医学研究者さま、大陸の君主達が道をそれるのは、美女と美酒に美食が脳に焼き付くからだと思いました。欲望が目の前にあったら手にして溺れて死ぬ、そんな感じがあります。大陸の肉汁と脂が滴る分厚いお肉や香辛料が効いた料理の魅力は死神に
    寿命をごそっと渡すくらいの魔力があると思いました。その魔力消しに手榴弾のピンがあったのでは?と思いました。

    基礎医学研究者

    2024年9月12日

    (編集者からの割り込みコメント)興味深いお話し、ありがとうございました。中国の方は、独裁者によく当てはまる話、と見ました。なんか、ごく最近だとリビア(カダフィ)が、昔だとキューバ(カストロ)もそうだったようですが、部下とクーデター起こして戦っている間は尊敬されるようなふるまいだったようですが、権力を握ってやはり堕落する、という感じですかね。それに較べると、やはり天皇陛下は違う!というのが、率直な感想です。

    KO

    2024年9月12日

    庶民の方が贅沢をしその味を覚えると忘れられず続けてしまうものです。この様な話はもっと語られなければならないにもかかわらずマスコミは何をしている?こう言う事をもっと書かないのか?ありがとうございました。

    昭和43号

    2024年9月12日

    貴重な報告ありがとうございます。
    日本の皇室は、国民と運命を共にする存在であることを改めて認識しました。
    八路軍が食べていたという、よく分からない色とりどりのキノコ、はちょっと怖いですね。
    何を食べても大丈夫なほど強靭な肉体の精鋭部隊だったということでしょうか。

    パワーホール

    2024年9月11日

    天皇と国民のつながりがわかるありがたいエピソードです。

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