文藝春秋における加藤元官房長官の記事

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最近、めっきり皇室のことをとり上げなくなった文藝春秋ですが…

9月10日に発売された、2024年10月号に「緊急特集「風雲! 総裁選」世代交代は起こるのか」という特集を組み、(この段階での)候補者6人について、インタビュー記事を掲載しています(コバホーク、ブロック太郎(河野)、林、石破、上川、および加藤議員)。で、ここでは、各候補者の政策などを吟味したいわけではなく、加藤議員の発言を情報として、示しておきたかったということです。

加藤勝信・元内閣官房長官「金正恩総書記との首脳会談を実現したい」https://bunshun.jp/bungeishunju/articles/h8543

*このデジタル版で、最初の部分を読むことができます。

皇位継承問題は時間が無いという最後のセンテンス部分を、下記に引用します。

-皇位継承問題はどう考える?

加藤:私が官房長官の時に安定的な皇位継承に関する有識者会議をスタートさせました。報告書では、女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持することや、皇統に属する男系男子の養子縁組を可能にする案などが示されました。特に前者は時間がありませんから、早期に結論を出して実現しなければなりません。

まあ、正直大した踏み込んだことを語ってはいないのですが、逆にうかつなことをいっていない印象を、受けました。まかりなりにも「令和の有識者会議」をご自身の言葉では、「安定的な皇位継承に関する有識者会議」と言われたこと、および、皇族確保策などという安易な言い方をせず、「前者は時間がありませんから」とはっきり言われているのは、インタビュアーの印象にも残ったようですね(だから、あのタイトルになったのか?)。

いかがでしょうか?

ナビゲート:「愛子天皇への道」サイト編集長 基礎医学研究者

2 件のコメント

    突撃一番

    2024年9月12日

    憲法第2条の「世襲」には男系女系の両方が含まれる、と答弁したのは、この人なんだよなぁ・・・。

    SSKA

    2024年9月12日

    彼等の何時もの見飽きたテンプレで毎度の事ですけど、「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持すること」と「皇統に属する男系男子の養子縁組を可能にする案」は前者が宮家を認められない(女系排除)一方、後者は認める(男系維持)点で対等に見せかけながら実際はそうではなく男性優位、男尊女卑を改めて続けるペテンなんですよね。
    「安定的な皇位継承」が喫緊の課題であるのを理解しつつ、正しい結論を出したくないか出せない党や政府の事情で自分達が先送りして来たものを「時間が無いから」と今になって真剣に取り組むように見せかけながら、まるで反対する野党側に問題がある様に有権者を欺いて男尊女卑の制度を根付かせようとするのだから溜まったものじゃないです。

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