自民党全国比例区選出参議院議員・片山さつき氏のYouTubeチャンネルを文字起こししました。現職の自民党の国会議員の発言と、氏が賛同した竹田恒泰氏の発言は、論破祭りの対象となりえます。どうぞ、お使いください。
長い文字起こしとなりましたので、先にネタバレをしておきますと、動画の最後に『神道の原理』というパワーワードが繰り返されます。
立派な洗脳動画です。
以上のことに警戒しつつ、利用して下さい。
【徹底討論】問われる「天皇の正当性」背景にある人権問題、その行き着く先は?
本日のテーマ 皇位継承の未来を考える
片山さつき(以後、片)今回は、長いことゲストにお迎えしたいなと思っていた、またテレビ局などでもすれ違わしていただいた竹田恒泰さんです。よろしくお願いします。竹田さんて、幼稚舎から慶応なんですよね。
竹田恒泰(以後、竹)私はそうですね。
(片) 今上天皇はもちろん学習院でいらっしゃるので。慶応に行かれたきっかけって何ですか?
(竹) 竹田家はほとんど慶応なんですよ。父も叔父達も慶応ですので。なので、何で学習院じゃないのかなっていう疑問は、当時はなかったんですけどね。
(片) ですから、そこがまさにその昭和二十二年の問題もあるんですけども、その皇籍離脱の問題もあるんですけれども、やはり、昔は日本もそういう身分制度が厳然とあった時代にその慶応ボーイでいらっしゃるんですよね。それで竹田さんがいろんなところで注目されて来た中で小林ゼミというのがある。
(竹) あ、はい、小林ゼミ。
(片) 私大蔵省に入ってすぐに、何かの勉強会で小林哲先生とお会いして、あの東大で憲法を受けてると、ああこういう考え方っていう風に小林先生、全然違う考え方してる部分があります。刺激があって、非常に印象深く思って入りますんですけれども、まず、その憲法において、研究されてきた中心テーマって竹田さんは何なんですか?
(竹) 私は「日本国憲法成立の法律に関する研究」というのをやってまして、その指導を小林先生から受けてきたんですけども、要するに日本国憲法はなぜ憲法足りうるのか、ということで東大憲法学ですと、その初代天皇は昭和天皇だという考えなんですよ。つまり八月革命というね、そのポツダム宣言受諾によって伝統的な日本国はもう消滅して国民の力で新たに憲法を立てて新国家を自立したと。したがって初代天皇は昭和天皇・戦後の昭和天皇であって、なんか私なんか皇位継承議論なんかで、伝統が、とか言ってもですね、いや、初代は昭和天皇だからって話になって。
(片) そんな、それは私は一度も習ったことないです。
(竹) そうですか。これはもう宮沢先生の考えで憲法学上の通説ではないんですけれども、ただ憲法学の基本ね、専門書なんかを見るとあの有力説や、もしくは通説に近い形として紹介されてますね。
(片) そうなんですよね。色んな意味でその安倍さんが…あの私がたまたま閣僚の時には御代代わりがありまして、剣璽渡御の儀に女性が出ていいのか悪いのかという話、安倍総理は一年悩まれて、そもそも閣僚を女性一人にすると決めたのも安倍さんで、色んな人に考えを聞いて、閣僚にみんな出させないといけないけれども、皇室が皇室のご伝統で皇后陛下と皇嗣妃殿下がご辞退されていかれない時に、皇室でない我々の中で、三権の長に女性がいたら出さねばならないと。ところが最高裁当然今も昔も長官はいない。議長ははありますけど当時の順番だといない。そしたら(女性)閣僚を0にするかあるいは、安倍さんは毎回3人ぐらい入れてたから3にするか2にするか1にするかで悩み、で、1にして、じゃあ一番目立つ人にしようって言うんで。笑われましたよ。安倍さんに。でも、それは感謝してて、これ完全に前例ですから。で、それはそれなんですけれども、その時に今上陛下の最初の国賓がトランプ大統領で。そこに写真があるんですけど。そこで安倍総理に当時のトランプ大統領が聞いたと。イギリスの王家よりも天皇家ってすごいのか?っていうような聞き方で。…竹田さんから見ると、何をそんな、なんですけども…それあのカウボーイですから。それをまあ2000年以上の万世一系ということを安倍さんがおっしゃって。それで通訳のたかお君が「Two Thousand Years One Blood」と訳したら、その「One Blood」が効いたみたいで、もうすごい感動して、それはすごい全然違うっていうんで。
だからやっぱりそれはもう両国の外交に、極めてというか、その両者の人間関係にも極めて意味があったし、いろんな意味で違った。日本が日本たる由縁に対するご理解はあった。らしいです。
(竹) うんうんなるほど
(片) それは私はご本人からも聞いたし、長年秘書官だった今偉くなってる彼らも、みんなそう言ってる。
(竹) やっぱり日本人って、こう親を大切にするっていうのが元々あるじゃないですか。
(片) それもまあ一種の文化で、これは東アジアにはあるという風に言われているんですが、お隣の中国及び韓国を見ますと、それの表現の仕方は明らかにね、違うのかな?と
(竹) はい、そうですね
(片) はい、だから差別じゃなくて、区別の分類ができるのかなと、民族学的に。
(竹) うんうんそうですね。結婚してもね、同じ家名にならないとかいうのが全然違いますもんね。儒教とはね。
(片) だって私は韓国の財閥の夫妻が、うちの夫のハーバードの同級生で相当いい家なんですよ。お父さんは韓国の当時の経団連の会長。奥さんのお父さんはIMFのエコノミストていう。でしたが、こう膝をついて、相手のご両親に、これですよって。奥さんからもう膝ついて。
(竹) ああそれは日本にはないですからね。
だからそれは、文化が全部違うんで。そういう意味で、先々週も国連の方でまた女性差別禁止
(国連の女性差別撤廃委員会・十月二十九日、女性皇族の皇位継承を認めていない皇室典範の改正を勧告)
(竹) あれはひどい話でしたね。
(片) あれでも八年ぶりにまた言いますかね?どんどん酷くなってますね。
(竹) はい、以前はね、盛り込まれる直前で阻止できましたけれども。今回はどうなるでしょうね。
(片) ああいう意見を出したからね、
(竹) はい、で結局あれ日本人が火つけてんですよね。
(片) それ全てそうなんです。
(竹) 純粋に外国が言われたんじゃなくて日本の左派がわざわざ行ってるわけですから。もうそんなの国連のその女性差別撤廃委員会も、そんなの国内でやりなさいって突き返すばいいものですね。
(片) 全く
(竹) 外国から言われるんだったらそれちゃんと説明しないといけないと思いますけど。
もうあの慰安婦問題と一緒ですよね。日本人が火をつけてもあるみたいなことをやってますから。
(片) まあ、それも元々はなかった話ってのが多いんでねー。
(竹) はいはい、そうです
(片) 昔は日本もいろんな国と同盟したり連携したりしてきましたけど、それで一度でも言われたことあるのかって言ったら
(竹) ない、聞いたことないですよ。
(片) それは一応外務省を呼びましてね、というのは、私のところにもう十何年前に、その所謂ジュネーブに行くことを初めて始めてくれた保守系のNGOの方がいらっしゃって。数は本当に少ないんですけども彼らだけが一生懸命ディフェンスをしてくれるんだけど。そういうことが起きそうだっていうので、外務省の担当も全部呼んで、外務省のオフィシャルスタンスっていうのは、ちゃんと言わしたんですけど。
(竹) 政府はちゃんと説明してたようですね。ただやっぱり政府ですから政教分離の観点から、天皇の持ってる宗教的意味合いっていうのは、やっぱり語りにくかったと思うんですよね。
(片) だからそこは、何とかしたいですよね。
(竹) ですねもし私が出たとしたらですね、天皇はプリーストキング祭祀王なんだと。祭祀を行うのが主たる存在意義だという、それはもうローマ法王にしても、ダライ・ラマにしても、同じことなので。宗教、
(片) 次の機会にというか、似たような機会の委員会が他にあるんで、是非民間として言っていただく分には、外務省もさばき方がわからなくなることはないでしょうから。
(竹) 民間からだと、そういうのは言えますからね。政府はどうしても、宗教上のことを言うと、逆にこれ日本国内で叩かれることになるでしょうけども。
(片) 日本の中でこの動きをする人たちと随分対峙してこられたと思うんですが、竹田さんからご覧になって、その人たちのインセンティブは何だと捉えてらっしゃるんですか?
(竹) 自由平等とかそういうポリティカルコレクトネスって あると思うんですけども、それを進めようとする時に伝統とか文化とか権威とか、そういうものは、例えば家族という縛りをなくすとか、選択的夫婦別氏の話もそうですけど、そういう人権平等とかっていう流れの中でどうしても障壁になって倒す対象になるのが最後は天皇なのかな、という風に思うんですよね。なのでその単純に皇室が好き嫌いというよりも、この思想の中で相入れないというそんなことを感じますね。ですから選択的夫婦別氏の議論と、男系継承を守るか守らないかっていうこの議論は、全く同じ原理の話だと思うんですよ。その家族という縛りをなくす、家長とか、そういうのも失くしていく。その最たるものは皇室になってきますので。なんかすごく人権の運動ともう連動してるように思うんですね。なので女性だから天皇になれないのおかしいとかですね、そういう言い方もされますし、かつての日本共産党が、皇室打倒っていうのを掲げて成立しましたけども、皇室憎しで活動してるというよりも、なんかそのふわっとした人権論の中でおかしいよねと。天皇と国民との違いこえ皇族と国民との違いはないんだよっ同じ人間だよみたいな。最終的には違いがあってこその皇族なわけですから。
(片) 2条と14条の問題ですね。それはでも、ちゃんと今回もその法制局長官も答弁してますしね。
(竹) なんか敵がですね、共産主義者だと分かりやすいんですけども
そうじゃなくて、もうなんかあのでそれこそ保守というものをバカにするような風潮とかですね、「伝統とかそんなもの守ってて何になる」とか、「今は自由だ平等だ」とかってそっちの行き過ぎたポリティカルコレが、一番こう、なんていうのかな、ありふれた中でこの保守っていうのが本当小馬鹿にされるような言葉になっちゃってるという。
(片) 私もこないだ何年ぶりかに皇室の園遊会に。大臣副大臣でいれば必ず行きますが、そうじゃないと何年かに一度割り当てくるので。で、秋の園遊会に呼ばれまして、その時にあのお言葉をかけられるコーナーではない、コーナーの曲がりにいたんですよ。で、こっちの隣がうちの23区議長会の会長で、こっちの隣が十倉経団連会長でいたので、よく映っていたんですが、そのコーナーより前のあのオリンピアンパラリンピアンの人までがお知りする方だったんですよ。私たちの前はその通りすぎることになっていて。その次のその皇嗣秋篠宮殿下妃殿下が立ち止まって。あの悠仁親王殿下が私たちの学校に行ってるわけです。その旧東京教育大学付属現つくば大付属に。お目にかかりますと。必ずそのお話が御下問でございますので。常にありまして。それをちょっと私がそういうお話をいただきましたっていう風に言いまして、ツイートしたら、あのもちろんそういう現場の写真っていうのは公開されてるものは出してもよくて、綺麗なのですごい数見られるんですが、なんとご主催が天皇皇后両陛下なのに、両陛下とのお言葉は書かずに秋篠宮家だけ書くとか何事だ!みたいな。そうじゃなくて私たちは喋られるところにいてないことまで全部書いてたら、Xの140字は超えちゃうんですよ。
短い言葉だとね。それがなんか十何個来てるのを見て、逆にそれにコメントする人が「それが最近の議論なんですよ」っていうの聞いて、私はそうなのかって気が付いたんです。
(竹) それはですね、要するに、この「秋篠宮にちゃんと天皇になっていただいて、悠仁親王殿下になっていただこう」と思っているグループと、いや違うと。「愛子内親王殿下に天皇になっていただく」という、この2つのグループができてまして。両方とも皇室ファンなわけですよね。皇室ファン同士で推し皇族がいるわけですよ。で、自分の推す皇族を天皇にしようって言って。この双方の間で、もう罵り合ってるんですね。そうすると秋宮殿下の話をすると、片山さんは秋篠宮派なのか、みたいなことになって、愛子天皇待望論者からはですね、もう猛烈な攻撃の対象になるという。そんなお互い推し皇族を推すためにですね、相手方の皇族を罵り合うというのはですね、非常に不健全な話なんですけども
(片) まず安倍総理そして菅総理の時に、令和三年十二月に清家先生が出してくださった、「天皇の退位に関する皇室典範特例法案に対する付帯決議」に関する、いわゆる有識者会議。これを有識者会議と申し上げておりますが、基本的に今上陛下から秋篠宮皇嗣殿下、次世代の悠仁親王殿下という皇位継承の流れを揺るがせにしてはならないって、これもう、金玉上的に決まっていて、当時の岸田総理から御下問を受けた両議長そしてそれは全会派代表の会議でも、おおむね大賛同というか、それに明確に反対はない。おおむね賛同。そこが非常に重要なことだということを皆様ぜひ冷静にご理解をいただきたいです。
(竹) なのに秋篠宮派だとか愛子派だとか、そんな話になっちゃって、可笑しな話なので、
(片) ここは揺るぎがないです。
(竹) そこは揺るがないわけですからね。ちょっと今この議論が進んでる最中で、自民党が議席を減らしたという、
(片) 我々が少数与党になったということは誠に面木ないんですが、ただ少数でも与党に留まったという言い方もできますし、各会派代表のご意見を拝読いたしますと、そう我々と違わない他党さんもいらっしゃるということの中で、希望は持っているですが、
女性皇族の結婚後の身分についてですね、そのご主人というか、結婚されるパートナー、あるいはそのお子さんについては、我々はそれはまさに通称「女性宮家問題」もありますし、それから、これから後の世代の皇位継承問題についても、やはりちょっと違う影響が出てきますので、そこは非常に慎重です。竹田さんも慎重派でいらっしゃる?
(竹) そうですね。私はちょっとですね、そもそも、その女性皇族が結婚後に皇族の身分を保持するというところに、ちょっと大きな問題があると思ってまして。と言いますのは、これ、どういう流れでこの話が出てるかと言いますと、皇族の減少に対応するためなんですね。ところがですね、これ誰が言い出したかというと、実は野田佳彦さんが言い出しっぺなんですよ。
(片) その内閣の最後でしたね。
(竹) 正確に言うと、羽毛田宮内庁長官が政府に皇族の減少問題を直訴して、そして野田さんが女性宮家を作ろうということで動いたけども、結局は意見がバラバラになって取りまとめないまま両論併記で終わった、ということがあったんですね。
で、そこでですね、 羽毛田長官が言ったのは、女性皇族は減少するばかりでご公務の担手が少なくなると対処しなきゃいけない、ってことを言ったんです。が、ここに実は大きな嘘がありまして、ご結婚後も民間になられた後も、公務と言われてるは全部継続可能なんですよ。例えば何々協会の名誉会長とか、
(片) あの黒田清子様は、なさってますわよね。
(竹) しかもご活動の幅がさらに広くなって、現職の皇族の時では担いにくかった、例えば伊勢神宮の祭主とかをなさってますよね。
(片) それは池田厚子様もなさいましたよね。
(竹) ですから、例えば宮中晩さん会が、ご縁のある国のところであればね、あのいらしていただけばいいわけですし、宮中祭祀に陪席だって、別に法律が禁止するところでもないですから、なのであの皇族じゃないとできない御公務って、実はなくて。あえて言うなれば、国事行為の臨時代行と摂政、これは皇族じゃないと担えないんですが、それ以外、いわゆる御公務と言われるものは皇族の身分を離れても、全て継続可能。
例えば、私の祖父も三十代の時に皇籍離脱して民間人になったわけですけども、その後も日本馬術連盟の会長から、JOC副会長から何かもずっとやってましたから。それって皇族の時のご公務をそのまま継続することもできるので。ここ嘘があってですね、「皇族数が減少するとご公務の担い手がなくて天皇陛下が忙しくなるばかりだ」ということを言ったん ですよ。天皇陛下のは天皇陛下専属なので、皇族の人数によって増減するわけではないんですけど。こういうことを羽毛田さんが言ったんですね。それと同じ勘違いが、ここにありまして、皇族数を確保しないと御公務の担い手がーってんですけど、ご結婚後もやっていただければいいわけなので。そこにそもそも必要性と言いますか、でそうするとですね、その「結婚相手をどうする?」「子供をどうする?」って問題があって、もし自民党が頑張って「皇族にしないよ」っていうことが決まったとしても、皇族の中に皇位継承権を担う男性と担わない男性が混在することになって将来的には、おかしいじゃないかという議論にもなりかねない。
なので、通常の宮家を旧皇族から養子を取ることによって、今の宮家をしっかりと残していく。そうすればご公務も当然担えるし、皇統だって担える、正真正銘の皇族確保するって、そっちに行かないといけないと思うんですよね。
なのでちょっと日本会議と神道政治連盟も反対意見を言わなかったので、
百地章先生(日本会議)に言わせれば「ガス抜きだ」っていうことをおっしゃるんですけども、だって野田内閣の時に女性宮家っていう時に、日本会議の先生たちが、ダメだって言ったわけですよ。結婚相手は皇族じゃない子供は皇族じゃないと言っても、なし崩し的に崩れる可能性がある、だから女性宮家・女性天皇・女系天皇の入り口になるって言ってたにも関わらず、今回女性皇族が婚姻後も地位を保持するっていう時にですね同じ理由で反対しなくていけないはずなのに、「ガス抜きだ」っていう話になるんですよね。わたしはそこは、ちょっと違うんじゃないかと思ってて。
それに対して懸念を表明してるのは、維新の会だけなんですよ。
(片) 自民党の比例票が1900万票台から1400万台に減って、いまおそらく参政党と日本保守党と国民民主の増分にも行ったし、あるいは一部維新にもいったと思いますが。
LGBT法なんとかギリギリその差別禁止ではなくて、理解増進に留める間にも、国民民主それから維新さんには我々の方からこういう理由で党内の保守派は非常に反対で、こういう要素があったってことを、もうそのままお渡したんですよね。で、それで外から回遊して直してもらうっていうことをやってもらったんですけど。
そういう意味では、あの泣いてばかりいてもしょうがないんで、あの保守的な要素を持った政治家が他党さんにもいらっしゃるということを、一概にわー大変だ、というのではなくて、それはそれで結束できるところがあるわけで。
それから当時この平成二十四年当時の委員会で、女性宮家の定義が明らかではない、人によって色々違うということを野田立憲民主党首(当時総理大臣)がはっきりおっしゃっていると。
(竹) 女性宮家と言ってもどういう立て付けにするか、色々な方法がありますよね。
(片) 「言葉遣いを気をつけなければいけないと思う」と。要するに「法的な制度として位置付けられたものではないと思っているし」また「独立して一家をなす皇族に対する一般的な呼称だ」と。宮家いうのはね。だから、女性宮家創設っていう言葉ではなくて、「宮家っていうのは本来独立していかをなす皇族に対する一般呼称であって、これは違う」ということは仰っている。
(竹) 「法律上の言葉ではない」ですからね、宮家っていうのは、一般的に言ってるだけですからね。でこの女性宮家と、女性に地位を保持する。これはちょっと同じような問題を払ってるんですけども。あのご結婚相手の男性が、ちょっと誰ってのはあれですけども、もう大人気のピカピカの男子だったとしましょうか、そうなった時にですね、あのもう大フィーバーですね。このご結婚は女性の方は皇族で結婚相手は民間人で子供が生まれました。民間人でももう、例えば大谷翔平さんはちょっと結婚しちゃいましたけど、そのクラスの方がねご結婚相手だった時にもう大変な人気で、生まれた子供も可愛い可愛いずっとみんな見てて、「この子は継承権ありませんよ」ってなった時に、「えなんで?こっちの皇族男子は継承権あるのに」「この子はだって女性皇族の子供なのに」、「こんな大人気でみんな愛でてきたのに、この子だけ継承権ないのおかしいじゃないか」って九割五部の世論がおかしいおかしいとかいう世論になったらですね、もう誰も止められないと言いますか。今の自民党がそこを仕切って、結婚相手子供には皇族に入れませんよって、いったところでですねえ、何十年後かにそれ変わらないとも限らないわけですよね。
女性天皇も同じですけど、女性宮家の地位を保つっていうことも、それでなんか守られる公益があればいいんですけども、さっき言ったみたいに実は何もないのに、そのリスクだけえ誘い込む。日本会議の先生たちが「ガス抜き」ってそんな指摘もされてないうちから、「ガス抜き」って意味がわかんないんですけど、そこもうちょっと維新の会はそこはあの疑問を持ってる方なので、そこのすり合わせも是非党内でもしていただきたいなと思います。
(片) ここに皇室典範がございますけれども。我らが今上天皇陛下、今の現行憲法の元において、この皇室典範で定められた皇位継承が男系男子であるということは、今の14条を持っている平等憲法の元でも合憲なわけです。
そしてそれを我々は今日ただいままで維持しているし、今国会で全ての党が議論をしてると。それも非常に高いレベルでの議長が主体する議論で、今上陛下からの皇位継承の順位というのは、正にこの皇室典範に沿ったものですね。秋篠宮皇嗣殿下次世代の悠仁親王殿下のそれは揺るがさないということに、合意をしてるという意味と説明ですよ。国民に対する。
(竹) そういうことですね。やっぱりこれまで男系継承、天皇の正当性ってとこだと思うんですよね。はい、もしそこから踏み外した将来の天皇が出た時にある人は認めるある人は認めない、そういう天皇になってしまった時に正統性が揺らぐという、学問上の理由とか色々ありますけども、例えば現在の天皇陛下が天皇であられることを認めないという人はほぼいないですし、共産党ですらそれを認めてるわけですから、もうちょっとおかしな人っていうことになると思うんですけど。もし男系の血筋を引かない人が将来天皇になった時に、自分は認めるよという人もいれば自分は認めないよという人もいる。そうすると日本国民統合の象徴であるはずの天皇が、何割かの人は認め何割かは認めないってなってしまったら、これはもう治癒されることはないですよね、やっぱ、もう2000年来、大切にしてきた伝統を守っておけば、これは正当性ですから。例えば母から娘ずっと皇位が2000年間継承されたんだったらそれを守ればいいですし、第一子優先で2000年来たんだったらそれを守ればいいですけども、日本の場合は男系継承できたわけですから、これを守っておけばですねぇ、南北朝動乱みたいになりませんので、将来男系を血筋を引かない天皇が出た時にそれでも旧宮家の中には男系の血筋を引く人がいるわけで、本来だったらこっちの方が正統じゃないか?とかなって、二つの政府が並び立つみたいなことにも、なりかえないので。そこがなぜ男系なのかと問われた時の私が答えてる最大の天皇っていうはその地位が揺らいではいけないし、正当性が揺らいだらもうそれこそじゃ自分は認めない天皇が任命した内総理大臣を俺は認めない、とかなっちゃうと、めちゃくちゃなことになってしまいますので、そこが多分色々ある中でも最大のポイントかなと思います 。
[音]
(片) 憲法の講義でも、2条から一生懸命やる憲法学の学者って、ほとんどいらっしゃらないので、それも含めた部分がどうなのかなっていうのが、やはり保守っていう意識が根付かないところだと思うんですけれど、日本国憲法そのものが、色々ご意見はありますが、保守を中に持っているんですよ。(笑)保守じゃない部分も持ってると思うんだけど(笑)他にも色々と見てみると、法制度・社会制度の中に広く残っているものが、この国では本当に多いので、それは嫌だと思ったら保全されてるわけがないので。
(竹) そうですね、この風雪に耐えて守られてきたものですからね。…だから何も変えちゃいけないということはないですけども、何を変えていいのか何を変えてはいけないのか。ここを履き違えるとおかしなことになってしまいますよね。
(片) だからそれがあの私も六十代半ばになり、政治家十九年目ですけど、この二年安倍総理が亡くなった後、最後にそれを決める人がいなくなったもんですから。で結局それでリベラルやっても、こないだも反省会で声が出てましたけど、自民党がリベラルやってもリベラルは自民党って書かなかったと。その通りなんですよ。それはだって選択肢として、もっとリベラルな政党の相手が出てる わけだから。そら見たことか!と。
(竹) 自民党の魅力はどこかという時にですね、そこを外してしまうと大変なことになりますよね。
(片) 古墳のお話がきでしょうけれども、昔のものをよく取ってあるわけですよね、我が国のは。前の古墳を破壊してる例が極めて少ないんです。けども他の国では破壊してその上に作るっていうのをよくやるんです。
(竹) 中国なんかはね。それは典型です。王朝を交代するために全部破壊
(片) 他も多いですよ結構。焼き払うとかね。そこがだから文化の違いというか何を大切にしてるかってことはあると思いますけどね。
(竹) そうですねやっぱ保守って考えた時に、やっぱり大切なものを守るために、努力することが大切だと思うんですよね。で、これよく私申し上げるんですけども、先の対戦の開戦時に、東条首相が選ばれたんですが、あの時東久邇宮稔彦王、皇族がですね、近衛内閣の後受け継ぐという話が固まったんですよ。昭和天皇も了承なさったんですね。ところが内大臣の木戸幸一が一人が反対したんですね。なぜかと言ったら次の内閣は開戦を指揮する内閣であると。昭和16年のまだ開戦前にですね、多分初めて口にしたんだと思いますけど、勝てばいいがもし負けたらどうなるかと。皇族首班の内閣が戦争始めて負けたら皇室そのものがなくなると。 だからあの時そんな負ける可能性なんか口にする人いなかったはずなんですけども、
(片) それだけの方だったんじゃないですか?やっぱり素晴らしい…
(竹) その大丈夫だと思うけどでも万万が一ということで、そしたら皇室が潰れることになるから東久邇宮はダメだって言って、東條英樹当時陸軍大臣を次の首相に推挙したのが、内大臣木戸だったんですね。終戦の時には、もうこの昭和天皇のご聖断を実現するためには陸軍海軍を抑えられる軍人でなくていけない、しかも皇族であるのが望ましいということで、木戸幸一が東久邇宮を推薦したんですよ。この思想の一貫性なんですよね。だからこのさっき僕が言ったようなことも「大丈夫でしょう」っていう風にみんな言うかもしれないけど、万が…万が一そうなったらどうなるんですか?というリスクを察知してそれを排除していく。こういう気概がですね、保守の中になくてはいけない。だからこそ日本会議なんかがですね、「ガス抜きだ」って言って、これまで反対してたことをどうぞどうぞと、明け渡すというのはですね、もし木戸内大臣がいたら、多分一喝するところではないかなと思います。
(片) なるほどよくわかりました。
(竹) 学問的な角度から見てった場合に、天皇は祈りであるということを考えた時に、そもそも祭祀を継承する資格のない者が継承した時にどうなるかと。これ古事記に書いてありまして。
(片) 書いてあるんですか!
(竹) 第十代崇人天皇の時に、奈良の大物主神(大宮神社)の神様が祟りを起こしたっていうことで、占いをしたら祟りだってことになって、それで疫病とか流行ったんですね。そしたらあの大物主の神が言うんですね。ちなみにあの大物主の神の娘と神武天皇が結婚してますから。で生まれてきたのが第二代綏靖天皇なので。だから大物主の神の子孫は第二代以降全部の天皇は大物主の神の子孫なんですよ。で、崇人天皇第十代ですけど崇人天皇は大宮神社の神主(⁈)を勤めていたんですが祟りが起きて、大物主の神が「私を祀るのはあなたではない」って言ったんですね。自分は子孫なのにだめですか?て。(笑)いやそれ娘の子孫ですから本来祭祀を担う立場ではないと。で、大田田根子という者を探しなさいと言われて探したら男系の子孫だったですよ!大物主の!で、太田田根子が宮司となって以降、祟りが収まったという。これによって神道の祭祀というものは男系により継承されるんだ、っていうことが示されてるっていう風に、よく語られるんですけども。
そうすると、じゃあ途切れたらじゃあ(笑)何が起きるか、っていうのはね(笑)あのオカルトみたいな話になっちゃいますけど、そもそも神道って考えた時に神道の原理ですから。「いいんじゃない」っていう人がいても、いや、神道の原理はこうなんですってことになると。祭祀継承を考えたら、これはあの「俺はいいと思うよ」みたいな話とは、ちょっと次元の違う問題なので。それいいっていうんだったらもう宮中祭祀しなくていいって話になっちゃうわけで。そんな天皇でいいんですか?っていう時に、やっぱり天皇は祈る存在だということ考えた時に、その祭祀を継承できる資格者は誰なのか。これはやっぱりあの考えないといけないとこだと思いますね。
文責 愛子天皇への道サイト運営メンバー れいにゃん
4 件のコメント
あしたのジョージ
2024年12月16日
れいにゃんさん、文字起こしありがとうございました。
読んでいて2人とも頭にタライを落としてやりたくなりました。
駄目だこりゃ〜(いかりや長介風に)
昭和43号
2024年12月16日
念のため古事記と日本書紀の該当部分を読んで確認しましたが、男系だの女系だのとはどこにも書かれていません。
大物主神は、自分の女系子孫の崇神天皇が大神(おおみわ)神社の神主になったから祟った訳でもありません。日本書紀には、崇神天皇が一時的に大物主神を祀ったと解釈できる記述はありますが、神主になった訳ではないし、大神神社のHPによればオオタタネコが初代神主です。
大物主神は崇神天皇に、これは自分の「こころ」(古事記では“御心”、日本書紀では“意”と表記)で、「オオタタネコに自分を祭らせれば平安になる」と言っただけで、「私を祀るのはあなたではない」などとは言っていません。
そもそもこの部分で、祟りという言葉は使われておらず、古事記では疫病(えやみ)、日本書紀では疾疫(えのやまい)、災害(わざわい)と表記されています。
ウソだらけです。
この説話が、「神道祭祀は男系で継承することを示す」と「よく語られる」のは竹田や日本会議の周辺だけだろうし、竹田が言う神道の原理とは、神社本庁の男尊女卑原理のことだと思います。
ありんこ
2024年12月15日
文字起こしという苦行、ご苦労さまですとしか言いようがありません。ありがとうございます。
しっかし遺伝子検査で根底から覆る恐れのあるようなものを良くもまぁ原理に置くもんだ。事実として天皇という地位は繋がってきた。これだけでいいのにね。女の子孫は子孫として見ないなんてどういうこっちゃ?普通に考えて外来の思想に飲まれたのだなと思うでしょうに。
天皇は宗教なのか?天皇は神道という宗教を後ろ盾にした宗教主(宗教典には関われない)で、日本は神道という宗教を国教に定めている国なのか?
結局は自分に回り回って利益が出るように手を打っているだけ。
宮様詐欺師と言う他ないでしょう。
9割5分云々言うのももう9割女性天皇OKの意見が出ている。
家長云々も本家と分家の関わり合いをわざと無くさせる話のようにしているように思える。本家よりも男だから分家が優先させられる?そんなことあるかいな。
男でありさえすれば、本家本元を食い潰せると見込む革命思想にうつります。皇室を国民と分断して、美味い汁を啜りたい思惑が見て取れて腸が煮えくり返ります。
日本会議と思惑が少しズレているような所が気になりますが、ガス抜きってやつなんですかね。
皇位継承者を自分たちが決めた!と悦に入っているところが醜い!
daigo
2024年12月15日
れいにゃんさん文字おこし御苦労様です。
読んでて不快になりますね、片山さつきは女性なのに愛子天皇に反対するとは情けない。